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カバンに入るビジネスプロジェクタ Dell M109Sをご紹介します。

ページ更新:2010/4/10
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カバンに入るビジネスプロジェクタ Dell M109S レビュー

Dell M109S ポケットプロジェクタの概要

いつもの趣向とは違いますが、今回は「デルプロジェクタM109S」をご紹介します。片手で持てるほどコンパクトで軽く、画質よりも携帯性を重視したビジネス用途プロジェクタです。

Dell M109S ポケットプロジェクタ
Dell M109S。手のひらに乗せることができるほどコンパクト♪

92(幅)×105(奥行)×37(高さ)mm という小ささの"ポケットプロジェクタ"というカテゴリの商品であり、一見、プロジェクタとは思えません。重さもわずか 360 gと軽く、ちょっと重たいコンパクトデジカメに近い印象さえ受けます。持ち運びに便利なので、ビジネスにおけるプレゼン用途に最適です。しかも激安です。

片手に収まるコンパクトさと軽さは魅力的

Dell M109Sはポケットプロジェクタと呼ばれるカテゴリに分類させるだけあって、ものすごく小さいです。

CDケースと並べる
CDケースと並べる。CDケースよりもコンパクトです。

Dell M109Sの実測重量は359g
Dell M109Sの実測重量は359g。かなり軽いです。

バッテリやケーブル類全てでも798gと超軽量
電源アダプタやケーブル類を含めても798gと超軽量♪

Dell M109Sの外観チェック

斜めからDell M109Sを見る
斜めからDell M109Sを見る。全面がプラスチック樹脂で覆われており軽量化されています。反面、重厚感は全くと言って良いほどありません。

正面からDell M109Sを見る
正面からDell M109Sを見る。コンパクトな本体ボディにも関わらず、レンズの占める割合が大きいです。左側のメッシュ部分に見えるのは排熱ファンです。

横からDell M109Sを見る
背面からDell M109Sを見る。ケーブルを接続するための端子が1つあるだけで、ものすごくシンプルなデザインです。

上面からDell M109Sを見る
上面からDell M109Sを見る。操作するのは左半分のみで、電源を入れると左下のメニューアイコンが増えます。

底面からDell M109Sを見る
底面からDell M109Sを見る。小さなスタンドが4角にあり、吸気用スリットも確認できます。

Dell M109Sの付属品をチェック

Dell M109Sには、ほとんど付属品が付いてません。接続用マルチケーブル、簡単セットアップガイド、ユーザーズガイドが入っているメディア程度です。

パソコン等との接続は、付属するマルチケーブルを使います
パソコン等との接続は付属するマルチケーブルを使います。AC電源やVGAコネクタ(パソコン用)、コンポジットコネクタ(DVDプレーヤーなど)が一体になっているので取り回しが楽です。

Dell M109Sにマルチケーブルを接続した状態
Dell M109Sにマルチケーブルを接続した状態

簡単セットアップガイド(表)
簡単セットアップガイド(表)。メニューボタンの操作が記載されています。

メニューボタンの操作部分を拡大
メニューボタンの操作部分を拡大

簡単セットアップガイド(裏)
簡単セットアップガイド(裏)。ケーブル接続方法がイラスト入りで紹介されています。

ユーザーズガイドが入っているメディア
ユーザーズガイドが入っているメディア

Dell M109Sのセットアップ方法をご紹介

Dell M109Sのセットアップ方法をご紹介します。

付属ケースに入ったDell M109S
付属ケースに入ったDell M109S

Dell M109Sを取り出します
Dell M109Sを取り出します。

付属しているマルチケーブルをDell M109S本体に挿し込みます
付属しているマルチケーブルをDell M109S本体に挿し込みます。

マルチケーブルから出ているコネクタに電源アダプタを挿し込みます
マルチケーブルから出ているコネクタに電源アダプタを挿し込みます。DVDプレーヤーなどコンポジット端子で出力する場合は、左側の黄色端子に接続します。

今回はパソコンからの出力を行うので、ミニsub-15ピン(VGA)に接続します
今回はパソコンからの出力を行うので、ミニsub-15ピン(VGA)に接続します。

Dell M109Sと15.6インチ液晶搭載スタンダードノートInspiron 15(右)を接続したイメージ
Dell M109Sと15.6インチ液晶搭載スタンダードノートInspiron 15(右)を接続したイメージ。Dell M109Sがいかにコンパクトであるかがよくわかります。

電源(写真一番右下)を押すと、各メニューボタンが幻想的なブルーに点灯します
電源(写真右下)を押すと、各メニューボタンが幻想的なブルーに点灯します。

ノートパソコン側でプロジェクタ出力すれば、プロジェクタから映像が表示されます
ノートパソコン側でプロジェクタ出力すれば、プロジェクタから映像が表示されます。セッティング時間はわずか5分程度です。

使い方は基本的にピントを合わせるだけの簡単操作
使い方は基本的にピントを合わせるだけの簡単操作。セッティングも即時対応可能です。

小会議室程度での利用がおすすめ

Dell M109Sは、輝度が50ルーメンと弱く、解像度も858×600(最大1440×900)なので、ブルーレイなどフルハイビジョン映像の再生には不満が残ります。メディアコンテンツを主体とする個人向け用途には正直不向きです。

ですが、ビジネス用途であれば、大きく用途は広がります。

Dell M109Sはコンパクトなので、ビジネスバッグにポイッと入れて常備しておくことができますし、投射画面サイズ:15〜60インチ(対角線)、投射距離:60〜240cmと小規模な部屋では十分な表示能力を誇ります。

付属のマルチ入力ケーブルによりパソコンだけでなく、DVDプレーヤー、ゲーム機、その他のビデオ機器に接続可能なので、訪問先などで色々な映像ソースに対応しなくてはいけなくなったとしても、ほぼ対処できるはずです。

私の部屋で映し出したイメージ
私の部屋で映し出したイメージ。距離さえ取れれば60インチまで大きくなるので、かなり迫力があります。輝度が50ルーメンと弱いですが、部屋を完全に暗くすれば不満はありません。

部屋の蛍光灯を点灯してみました
反対に、部屋の蛍光灯を点灯してみました。輝度が低いので、外光が強くなると画面が白飛びします。会議室の照明を点灯しながら視聴するには不向きです。解消するには、10万円超のプロジェクタが必要でしょう。

コンパクトな割に高画質機能を採用

Dell M109Sはコンパクトな本体にも関わらず、当初想定していたよりも色がキレイです。

DLPとBrilliant Colorテクノロジーを搭載したDell M109
DLPとBrilliant Colorテクノロジーを搭載したDell M109

DELLいわく、「DLP(Digital Light Processing)テクノロジー」と「Brilliant Colorテクノロジー」技術により、

  • 色再現性が高い
  • 小型・軽量

を実現しています。Dell M109Sのコンパクトさ考えると確かに色はキレイで、黒色も思ったよりも締まってました。

画質を求める機種ではないので、大会議室でのプレゼンやブルーレイ映画の視聴という用途には不向きですが、軽くて、安くて、シンプルなプロジェクタを探している方は、Dell M109Sを選択肢に入れてみてください。

DELL公式サイト 製品詳細ページ

カバンに入るポケットプロジェクタ Dell M109S
カバンに入るポケットプロジェクタ Dell M109S
Dell M109Sの詳細は、デルプロジェクタM109S(DELL公式ページ)をご参照下さい。

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