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DELL Studio XPS 16使用レビューをご紹介!DELLプレミアムノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/1/8
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DELL Studio XPS 16 レビュー

Studio XPS 16は、素材と使い勝手にこだわりを持つStudio XPSシリーズに位置付けされるDELLノートパソコン。愛着を持って将来長く使い続けたい方におすすめしたいプレミアム機種です。

DELL Studio XPS 16の概要

【まとめ】物欲をくすぐるStudio XPS 16

魅力的な本体ボディと触って楽しい各種機能

Studio XPS 16は、価格優先の傾向が強い現在のパソコン市場に、真っ向から対立姿勢を見せるプレミアムノートパソコンです。

予算を削った安価なノートパソコンではなく、アルミや本革などコストのかかる素材を採用
予算を削った安価なノートパソコンではなく、アルミや本革などコストのかかる素材を採用。タッチセンサー式メディアコントロールボタンを採用するなど、機能面においても随所にこだわりが感じられます。

この質感をぜひ実感して欲しいです♪
アルミと本革部分を拡大。この質感をぜひ実感して頂きたいです♪

Core i7やハイエンドビデオコントローラを搭載し、性能は文句なし

Core 2 DuoやCore 2 Quadなど現在の主力CPUが生産終了となる流れの中、Studio XPS 16は今後のハイエンド主力となるCore i7をいち早く採用しています。最新3Dゲームもプレイできるハイエンドビデオコントローラも搭載しますので、「ノートパソコンだから性能が低いのは仕方がない…」と性能面で我慢されていた方にもおすすめです。

画像や動画編集、3Dゲーム用途など重負荷作業では体感的にも差が感じられるほどの性能を誇ります
インターネットや文章作成など軽負荷作業では過大性能ですが、画像や動画編集、3Dゲーム用途など重負荷作業では体感的にも差が感じられるほどの性能差を誇ります。

Core i7は「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」と呼ばれる動作周波数を自動的にオーバークロックさせる機能を搭載します
【参考】Core i7は「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」と呼ばれる動作周波数を自動的にオーバークロックさせる機能を搭載。Core i7 720QMは1.6GHz、Core i7 820QMでも1.73GHzと比較的低い定格動作周波数ですが、ターボ・ブーストによって最大2.8GHz/3.06GHzまで自動的に引き上げられます。高い動作周波数でひたすら処理するアプリケーションであれば、大きな処理速度アップが見込めます。

美しい液晶モニタに魅了される

Studio XPS 16は、モニタフレームが極めて少ないEdge to Edgeフレームを採用。見た目の高級感がまるで違います。色再現性が高いRGB液晶モニタについても、下位機種では選ぶことができません。画像や動画用途を重視する方は狙ってみてください。

Studio XPS 16のEdge to Edgeフレーム
Studio XPS 16のEdge to Edgeフレーム。ベゼルレスで全面ガラス張りのような高級感です。

これでもかと、液晶モニタ周りには豪華な加工が施されています
液晶モニタの一部を拡大。これでもかと、液晶モニタ周りには豪華な加工が施されています。

Studio XPS 16の液晶モニタは16インチクラスですが、一般的にノートブックの売れ筋サイズが15.6インチワイドであることを考えると、ほぼ同サイズに収まっています。

1サイズ大きなクラスになると17インチワイド液晶モニタを搭載するStudio 17がありますが、サイズがかなり大きくなりますので、ノートパソコンとしての省スペース性は全くありません。(デスクトップ同様のキーボードを搭載していますので、タイピング感は抜群ですが。)

Studio 15(上)とStudio 17(下)を重ねた写真
【参考】Studio 15(上)とStudio 17(下)を重ねた写真。Studio 17はテンキーをキーボード右側に装備している分だけ、本体サイズが大きくなります。

クリアな音質とサブウーハーを搭載し、1ランク上の音質を楽しむ

Studio XPS 16は、キーボードの両サイドにスピーカーを内蔵しています。両スピーカーの距離が広く取られているためか、それぞれ違う音が出た場合の”ステレオ感”は強いです。反対に、安価なノートパソコンでは、キーボード上部にスピーカーが内蔵される場合が多いので、あまりステレオ感はありません。

Studio XPS 16のスピーカー、キーボードの両サイドにゆとりを持って配置されています
Studio XPS 16のスピーカー、キーボードの両サイドにゆとりを持って配置されています。スピーカー間の距離もあるので、ステレオ感も強いです。

Inspiron 15のスピーカーは、キーボード上部の狭い場所に無理矢理入れられている感じがします
【参考】Inspiron 15のスピーカーは、キーボード上部の狭い場所に無理矢理入れられている感じがします。

Studio XPS 16の音に関してですが、高音域は比較的クリアです。女性ボーカリストの声などに向いていると思います。ただ、ノートパソコン特有の”音の軽さ”は感じました。

低音域についても、底面にサブウーハーが内蔵されていますので、スタンダードノートよりは低音が響きますが、あくまで強調されている範囲の印象です。POPS系であれば違和感ないですが、ROCK系だと低音不足が目立ちます。容量が少ないノートパソコンの宿命なので、仕方ない気もしますが…。より音質を求めるなら、別途高音質なスピーカーを用意して、デスクトップパソコンでの視聴がおすすめです。

Studio XPS 16に内蔵されているサブウーハー
Studio XPS 16に内蔵されているサブウーハー。サイズに限界があるので、重低音は”補助的”です。

ちょっと辛口でしたが、あくまで、音質に重点を置かれるユーザーさんを対象にしたコメントです。当然、一般的なノートパソコンよりは高音質です。音質に関する印象には個人差がありますが、ご参考にどうぞ。

性能とデザインの両方に妥協したくない方におすすめ

Studio XPS 16は、高い性能とキレイなデザインを合わせ持つだけでなく、ノートパソコンとしては珍しいディスプレイポートやデスクトップパソコン並の3D描画能力など、一般的なスタンダードノートとは一線を画した位置付け機種です。DELLノートパソコンラインナップの中では、少し異質と言えるでしょう。

その分、画像や動画などマルチメディア系コンテンツ用途の方はもちろん、デスクトップ代替機としても実用的です。設置スペースに難があり、デスクトップパソコンの導入を迷っていた方にもご検討して頂きたい一品です。スタンダードノートと比べると、決して安くはありませんが、それだけの価値はあると思います。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 16
アルミニウム素材や本革を使用したプレミアムノート Studio XPS 16

 本体デザインと素材にこだわったStudio XPS 16。1ランク上のプレミアムノートが欲しい方におすすめです。
 →詳細はStudio XPS 16 (DELL公式ページ)をご参照ください。

【概要5】Inspiron 15/Studio 15とStudio XPS 16との比較<<  >>本体チェック編「Studio XPS 16の前面をチェック

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