DELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 7100 レビュー
Studio XPS 7100は、高性能な6コアCPU「AMD Phenom II X6」や重量級3Dゲームが楽しめるビデオコントローラRadeon HD 5870を搭載しても激安なので、インテルCPUにこだわらないゲーム用デスクトップパソコンを検討されている方におすすめです。
Studio XPS 7100の概要
【概要２】 Studio XPS 7100の性能をベンチマーク(概要編）
Studio XPS 7100の性能を調べるために、各種ベンチマークテストを行いました。詳細と上位機種とのスコア比較は別途ご紹介しますが、このページでは概要をご紹介します。
今回ご紹介するStudio XPS 7100カスタマイズ
今回ご紹介するStudio XPS 7100のカスタマイズ構成は以下のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 7 Home Premium 正規版(日本語版) |
| CPU | AMD Phenom II X6 シックスコア・プロセッサ 1055T(動作周波数：2.8GHz) |
| メモリ | 12GB |
| ハードディスク | 1TB |
| ビデオコントローラ | ATI Radeon HD 5870 1GB |
Windows 7動作の快適さを示すエクスペリエンス値は7.5。ハードディスクのスコアがなぜか高いのはさておき、プロセッサやメモリは7.4、グラフィックスについては7.8とほぼ最高値です。
人気CPUであるインテルCore i7-860ではCPUスコアが7.5であり、Phenom II X6もほぼ同性能であることがわかります。また、ビデオコントローラはRadeon HD 5870を搭載していることもあって、グラフィックス系スコアは7.8/7.8と非常に高いスコアです。ちなみに、Radeon HD 5770 1GBではグラフィックス系スコアは7.4/7.4になります。
実負荷を想定したベンチマークソフト「PCMark Vantage」
次に、画像や動画用途など実負荷を想定した定番ベンチマークソフト「PCMark Vantage」のスコアをご紹介します。その他、実アプリケーションのベンチマークについては、後日別ページで詳しく比較します。
PCMark Vantageのスコアは6907と高いです。ただ、Core i7-860搭載を搭載する兄貴分Studio
XPS 8100の方が高スコアなので、画像や動画用途であればインテル系CPUを搭載する別機種を狙った方が良いかもしれません。
3Dゲームの描画能力を測定するベンチマークソフト「3DMark06」
Studio XPS 7100の強みは、最新CPUだけでなくハイエンドビデオコントローラRadeon HD 5870 1GBが搭載可能なことです。グラフィック系ベンチマークの定番である3DMark06のスコアをご紹介します。
Studio XPS 7100の3DMark06スコア(1280×1024)。Radeon HD 5870 1GBを搭載しているため17996とかなり高い数値を計測。最新3Dゲームも快適にプレイできます。
2010年9月に発売するFINAL FANTASY XIVのベンチマークスコアは、LOW：1280×720で4144、HIGH：1920×1080で4031とハイスコア。Studio
XPS 7100＋Radeon HD 5870の組み合わせであれば、大画面モニタでも快適なプレイが楽しめそうです。
ちなみに、Studio XPS 7100は性能に余裕があるためか、ベンチマークテストを行っている最中でもファン音がそれほど激しく回転しませんでした。個人差はあるでしょうが、Studio XPS 7100本体のかなり手前まで近づかないと気にならないレベルです。よほど神経質な方でなければ、大丈夫だと思います。
Studio XPS 7100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで！
AMD製CPUを搭載するDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 7100。
詳細はStudio XPS 7100(DELL公式ページ）をご参照ください。
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