DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー
Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。
Studio XPS 8100の内部を探る!
【内部調査編6】 ビデオコントローラ編
今回ご紹介しているビデオコントローラは、RADEON HD 5770 1GBとGeForce GTS240
1024MBです。Windows 7の動作はもちろん、高精細な3Dゲーム、GPGPUによる動画エンコード支援機能も兼ね揃えています。これだけの性能を持ったグラフィックカードを搭載しつつ、10万円以下で購入できるようになった技術進歩と価格競争はスゴイです。
Studio XPS 8100でカスタマイズできるビデオコントローラ
Studio XPS 8100でカスタマイズできるビデオコントローラ。左がRADEON HD 5770
1GB、右がGeForce GTS 240。他にもGeForce GTX 260が選択可能です。
RADEON HD 5770 1GB(左)は2スロット占有タイプであり、GeForce GTS 240(右)は一般的な1スロット占有タイプです。
左が2スロットを占有するRADEON HD 5770 1GB、右が1スロット占有のGeForce GTS
240。ちなみに、GeForce GTX 260も2スロットを占有します。
【その1】 おすすめはコストパフォーマンスが高いRADEON HD 5770 1GB
私の一押しは、性能と価格のバランスが取れているRADEON HD 5770 1GBです。パソコン自作ユーザーにも人気のビデオコントローラであり、高い描画能力が必要とされるフルHDモニタでのプレイも快適です。
とにかく大きなRADEON HD 5770 1GB。その風貌はスノーボード板の様です。全長が長く、「よくコンパクトなStudio
XPS 8100に収まったなぁ…」という印象です。全然関係ないですが、パーマンに出てきたバードマンに似てません?(笑)。最近の若い方にはわかりませんね…。
RADEON HD 5770 1GBには、安定した放熱を確保するための黒いヒートシンクが裏面から取り付けられています。
RADEON HD 5770 1GBを裏側から見る。発熱が多いグラフィックチップの周りから直付けされているのがわかります。
ヒートシンク部には「ATI RADEON」のロゴが刻印されています。
目玉のような電源コネクタ部分を拡大。右下の1つだけコネクタ型が■になっており、間違って挿さらないようになってます。
Studio XPS 8100の電源から出ているExpress 電源出力コネクタを挿し込みます。
このような状態で接続します。
RADEON HD 5770は発熱を直接外へ排出するので、Studio XPS 8100内部に熱がこもることがありません。
【その2】 予算重視の方にはGeForce GTS240 1024MBがおすすめ
CPUやメモリなどに予算を充てて、3Dゲーム用途だけではなく画像/動画編集などにも用途を広げたい方には、安価でお得なGeForce
GTS240 1024MBがおすすめです。
Studio XPS 8100でカスタマイズ可能なGeForce GTS240 1024MB。これでもハイエンドボードなので、サイズは小さくありません。2スロットを占有するRADEON
HD 5770とは違って1スロットの占有だけで済みますので、Studio XPS 8100本体内部のスペースにゆとりが生まれます。
シルバーのザラッとした質感がたまりません。
側面にさりげなく「GeForce」のロゴが入ってます。
ハイエンドビデオコントローラはグラフィックチップの発熱がスゴイので、放熱面積を広く取るためのフィンが広く構成されています。手前にあるのは、熱に強い個体コンデンサです。
放熱フィン部分を拡大
GeForce GTS 240もExpress電源入力が別途必要です。GeForce 240GTS 1024MBにも、6ピンコネクタでの電源供給コネクタ(右端)が付いてます。
DELL公式サイト 製品ページリンク
最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。
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