12.3インチタブレットとしても使える2in1ノート!
マイクロソフト Surface Pro 4 レビュー
Surface Pro 4は、コンパクトな12.3インチ液晶を搭載し、タブレットとしても使える2in1ノートパソコンです。
【概要】 第6世代Coreプロセッサや高速SSDを搭載するタブレット Surface Pro
4
今回ご紹介するSurface Pro 4は、最新の第6世代Coreプロセッサや高速SSDを搭載し、タブレットとしても使える2in1ノートパソコンです。
Surface Pro 4の外観。シンプルなデザインなので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えます。ただし、キーボード部分(タイプカバーは別売りです。)
Surface Pro 4の天板は、タブレットの本体部分です。タブレットの一部が開閉する構造になっており、写真のように支えるデザインとなります。
開閉状態を比較。開度も自由です。
マグネシウム合金の本体は高級感があり、しかも比較的薄いです。
美しいウィンドウズのロゴ入り。
タブレットとして使えるSurface Pro 4
Surface Pro 4の最大の特徴は、タブレットとして使えることです。
モニタ部分が取り外せて、タブレット状態になります。
接続箇所はマグネット式になってますので、簡単に取り外し可能です。また、マグネットが強力なので、取り付け時もピタッとひっつきます。
タブレットとしてつかえるSurface Pro 4。タブレットとしては大きな12.3インチなので、リビングで家族みんなで利用するのに最適。なお、Surface
Pro 4の本体重量は、本体のみで約786gです。
タブレット状態で縦方向にすると、画面表示も自動的に縦方向になります。
視野角が広く、高解像度(2736×1824)パネルを装備
正面から見た状態。輝度やコントラストが高いので、画像や動画もキレイです。解像度は圧巻の2736×1824であり、安価なノートパソコンが搭載する1366×768と比べると、あらゆる写真が細部まで気持ち悪いほど見えます。なお、上部には、5.0メガピクセルのフロントカメラが内蔵されています。
斜め方向から見た状態。Surface Pro 4は、視野角が非常に広いので、色の変化は少ないです。
ただし光沢パネルなので、通常のタブレットと同じように、背景は少し映り込みます。
モニタ周辺のベゼルは、少し広め。タブレットとして使えるので、割り切りが必要です。
Surface Pro 4の外観と接続端子をチェック
Surface Pro 4の外観について、詳しくご紹介します。
Surface Pro 4の右側面。左から、microSDカードスロット、USB3.0、Mini DisplayPort。
Surface Pro 4の左側面。ヘッドセットポートのみ。
Surface Pro 4の上面。電源ボタンと音量調整ボタンがあります。
Surface Pro 4の底面。キーボードとのドッキング端子があります。
Surface Pro 4本体の背面。8.0 メガピクセルのリアカメラ (オートフォーカス対応)があります。
快適なキーボードとタッチパッド
Surface Pro 4のキーボード(別売り)について、詳しくご紹介します。
Surface Pro 4のキーボードは主流のアイソレーションタイプで、余計なボタンなどが一切ないシンプルなデザインです。指紋が付きにくいつや消し加工になってます。
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。一番上列のファンクションキーが少し小さいですが、利用頻度が低いためか見た目ほどの違和感はありません。
キーボード右部分を拡大。Enterキーや矢印キーも大きくてタイピング良好です。
キーを拡大。キー表面が少し平坦ですが、指先が滑ることはありません。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。キーボードがたわむことはありませんでした。
Surface Pro 4のキーボードは、バックライトを標準装備しています。寝室などの暗い部屋で使う場合に最適ですね。
タッチパッドのサイズも広さにゆとりがあり、パッド部分とクリック部分が分離していない1枚式なので、見た目もスッキリしています。
キーボードを付けて、閉じた状態。キーボードが薄いので、持ち運びにも違和感はありません。
キーボードの裏側。起毛仕上げなので、手触りが良いです。
拡大。でこぼこしている部分には、タブレットと取り付けるためのマグネットが内蔵されています。
Surface Pro 4の性能をベンチマークテスト
Surface Pro 4の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。
今回ご紹介しているカスタマイズ構成
項目 |
構成 |
OS |
Windows 10 Pro |
CPU(定格動作周波数) |
第6世代 Intel Core i7-6650U(2.20〜3.40GHz) |
メモリ |
8GBメモリ |
ハードディスク |
256 GB SSD |
ビデオコントローラ |
インテル グラフィックス |
最新の価格・スペック情報は、Surface Pro 4(マイクロソフト公式サイト)でご確認ください。
(参考)Surface Pro 4のデバイスマネージャ
第6世代 Intel Core i7-6650UをCPU-Zで見る。省電力タイプに関わらず、高性能な2コア/4スレッド動作です。動作周波数もかなり高いです。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 5.0の測定結果。SSDを搭載しているので、非常に高速です。
CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH
R11を使って、第6世代 インテル Core i7-6650Uの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
ノートパソコンとしては、高スコアですね。
CPU温度は、4スレッド+100%負荷時でも77℃程度までしか上昇しませんでした。
ファイナルファンタジー14の公式ベンチマークテストで性能をチェック
人気が高いファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。
「1280×720の低解像度」の標準品質で『快適』です。低解像度かつライトなゲームであれば、快適にプレイ可能です。
(まとめ)お手軽な12.3インチ2in1ノート Surface Pro 4
Surface Pro 4は、
- タブレットとしても使える柔軟性
- 表示解像度2736×1824という高精細画面
- 高性能CPUや高速SSDを搭載
- 高級感あるマグネシウム合金の本体ボディ
- Office Premium Home & Business プラス Office 365が付属
という付加価値が魅力的な機種でもあります。
しかも、この記事を書いている時点では12万円台〜とお手軽価格です。
(ただし、キーボード部分(タイプカバーは別売りです。)
気になる方は、ご検討ください。
Surface Pro 4が気になる方はマイクロソフト公式サイトをチェック!
詳しくは、Surface Pro 4(マイクロソフト公式製品ページ)をご参照ください。
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