DELL(デル)パソコン
東芝モバイルノートパソコン dynabook R731のレビューをご紹介!ビジネス向けDELLノートパソコンを購入したい方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2011/7/21
DELL(デル)パソコン 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識

パソコン納得購入ガイドTOP > 東芝モバイルノートパソコン dynabook R731 レビュー

東芝モバイルノートパソコン dynabook R731 レビュー

パソコン納得購入ガイドのdynabook R731 レビュー

dynabook R731の概要

dynabook R731は、国内メーカーの中でも人気が高い東芝が一押しするモバイルノートパソコン。ちょっと大きめの13.3インチワイド液晶モニタや劇的に動作が速いSSD、通常版Core i7を搭載しつつ一日中使える長時間バッテリなど、メインノートとしても使えるハイエンドモバイルです。値段はちょっと高いですが、将来長く使える高性能モバイルノートが欲しい方におすすめします。

東芝 dynabook R731/W2TC
今回ご紹介するのは、DELLノートパソコンでは珍しい13.3インチ液晶を採用するモバイルノート「東芝 dynabook R731 Webオリジナル PR7312TCRBBW3」。外寸は約316.0(幅)×227.0(奥行)×18.3〜26.6(高さ)mmとコンパクトで、実測で約1.417kgに抑えられている点はさすが国内メーカーと言えます。

Windows7で32ビット版と64ビット版が選べるセレクタブルOSを採用
dynabook R731/W2TCの特徴は、Windows7で32ビット版と64ビット版が選べるセレクタブルOSを採用していることです。初期セットアップ時に選べますので、使用環境に合わせて使えることができます。

バッテリ残量の持ちを調べるベンチマーク「BBench」
バッテリ残量の持ちを調べるベンチマーク「BBench」を使って、dynabook R731/W2TCの動作時間を調査。高性能プロセッサCore i7-262QMを搭載しているにも関わらず、4時間使っても約半分残ってました。一日中外に持ち出しても大丈夫そうです。(※バッテリ残量の持ち時間は使用環境により変化します。)


さらにバッテリ残量を確保したい方には、使用環境に応じて細かくカスタマイズできるecoユーティリティも搭載してます。消費電力も表示されますので、神経質な方にもおすすめですね。


dynabook R731 詳細レビュー 目次

  1. 【詳細レビュー その1】 dynabook R731の外観をチェック
  2. 【詳細レビュー その2】 dynabook R731のモニタやキーボードをチェック
  3. 【詳細レビュー その3】 dynabook R731の性能を各種ベンチマークテスト

【詳細レビュー その1】 dynabook R731の外観をチェック

dynabook R731の右側面

dynabook R731の右側面
dynabook R731の右側面。背面側は少し厚みを増しますが、それでも薄いです。接続端子は左から、メディアカードリーダー、光学ドライブ、ヘッドフォン端子、マイク端子、USB3.0、LAN。光学ドライブが、CDケースのように薄いのは驚きです。海外メーカーでは、なかなかマネできません。

前面部を斜め方向から見る
前面部を斜め方向から見る。本体の薄さを考えてか、本体を持ち上げなくてもメディアを差し込むことができるように、パームレストを切り込むようにメディアカードリーダーを搭載しています。ちなみに、パームレストは外圧に耐えられるように強度の高いハニカムリブ構造のマグネシウム合金を採用するなど堅牢性はバツグン。非光沢処理が施されているので、指紋も気になりにくいです。

dynabook R731の左側面

dynabook R731の左側面
dynabook R731の左側面。左から、電源コネクタ、VGA、eSATA/USB2.0コンボ、USB2.0、HDMIです。「こんな薄い箇所に、これだけの接続端子をよく詰め込めたなぁ。」というのが率直な印象ですが、USB2.0の端子数が少ないのはモノ足りません。

dynabook R731の前面

dynabook R731の前面
dynabook R731の前面。接続端子類は何もありません。天板や底面が丸みを帯びているので、ゴツさは感じないです。

dynabook R731の背面

dynabook R731の背面
dynabook R731の背面。全体的に丸みを帯びたデザインで、ヒンジ部分だけがシルバー色です。接続端子類はありません。

dynabook R731の天板

dynabook R731の天板
dynabook R731の天板。ブラック1色のシンプルなデザインで、中央にメッキ処理された「TOSHIBA」ロゴが入ってます。背面が映り込んでキレイですが、もう少し控えめに輝いてくれる方が好みでした。

天板を拡大
天板を拡大。軽量化を優先しているにも関わらず、ザラッとした質感の表面処理が施されており、安っぽい印象は皆無です。指紋や汚れが気になることはありません。

天板とヒンジ部の境目は、本体部分が凸形状になってます
天板とヒンジ部の境目は、本体部分が凸形状になってます。ヒンジのメッキがキラッと光ることによって、デザインのワンポイントになってます。

天板を開いた状態
天板を開いた状態。dynabook R731の天板は極薄です。液晶パネルが入ってるのか?と思ってしまうほどの薄さはスゴイです。

dynabook R731の底面

dynabook R731の底面
dynabook R731の底面。重厚感がある素材が使われており、まるでフライパンのような堅さを誇ります。写真左上には、dynabook R731の本体サイズにしては大きなファンが搭載されてました。

また、dynabook R731の底面には、拡張周辺機器を接続するドッキングコネクタがあります。ポート拡張ユニットを差し込むためのコネクタで、外出時はdynabook R731をモバイルとして利用し、会社や自宅への帰宅時はポート拡張ユニットを使って各周辺機器を使う、という環境を手に入れることができます。DELLのビジネスノートLatitudeシリーズやレノボのThinkPadシリーズで採用されているドッキングシステムと同類です。

【詳細レビュー その2】 dynabook R731のモニタやキーボードをチェック

dynabook R731の液晶モニタ

dynabook R731が搭載しているモニタは、LED液晶(省電力LEDバックライト)です
dynabook R731が搭載しているモニタは、LED液晶(省電力LEDバックライト)です。輝度やコントラストも高く、モバイルノートパソコンとしては秀逸な部類に入ります。唯一、残念なのが、表示解像度が標準の1366×768しか選べないことですね。高解像度パネルを採用すると文字が小さくなるなどデメリットが生じるためでしょうか。

非光沢パネルを採用している
背景の写り込みが少ない非光沢パネルを採用しているので、ビジネス用途に最適です。

液晶モニタを斜め方向から見る
液晶モニタを斜め方向から見る。多少輝度は下がりますが、視野角は予想以上に広く安定した画質が楽しめます。

dynabook R731のキーボードとタッチパッド

dynabook R731のキーボード
dynabook R731のキーボード。キーボードは、国内メーカーで採用が多いアイソレーションタイプです。個人的にはあまり好きではないのですが、12インチクラスのモバイルノートと比べると、ゆとりあるタイピングが楽しめます。縦方向が若干狭いのが気になりますが、「BACK SPACE」や「ENTER」を大きく確保し、矢印キーも一段下がっているのは好印象でした。

キーストロークは浅めの約2mm弱程度
キーストロークは浅めの約2mm弱程度。指をかなり強く押し下げると若干たわみますが、通常入力ならほとんど気になりません。

タッチパッドボタン
タッチパッドボタンは15インチクラスのノートパソコンと比べると小さいですが、横幅があるので操作感は悪くありません。中央は指紋認証リーダーで、電源ライトやハードディスクアクセスライトが下部に配置されています。

dynabook R731の電源アダプタ
dynabook R731の電源アダプタ。dynabook R731本体がかなり薄いので電源アダプタが大きく見えますが、実物はコンパクトで重量は264gでした。

【詳細レビュー その3】 dynabook R731の性能を各種ベンチマークテスト

各種ベンチマークテストを実施し、dynabook R731の性能を調べてみました。

今回ご紹介しているdynabook R731のカスタマイズ構成
項目 仕様
OS Windows7 Professional 32ビット(今回は32ビットを選択しました)
CPU インテル Core i7-2620M (定格動作周波数:2.70GHz、最大動作周波数:3.40GHz)
メモリ 4GB
ハードディスク 256GB SSD
ビデオコントローラ インテル HD グラフィックス 3000(CPUに内蔵)
液晶モニタ 13.3インチワイド液晶 (1366x768)

dynabook R731のデバイスマネージャー
dynabook R731のデバイスマネージャー

Windowsエクスペリエンス値
Windowsエクスペリエンス値。プロセッサスコアやハードディスクスコアが飛び抜けて高いです。統合型ビデオコントローラを採用しているのでグラフィックス系スコアはあまり高くありませんが、モバイルノートしての利用であれば全く問題はありません。

ベンチマークソフト「CrystalDiskMark3.0」スコア
データの転送速度を測定するベンチマークソフト「CrystalDiskMark3.0」スコア。左列が読込速度、右列が書込速度、各列の上から連続、ランダム512KB、ランダム4KBのデータ転送速度です。一般的なノートパソコンは、遅いハードディスク(5,400回転/分)を採用してますが、dynabook R731は高速なSSDを搭載しているため、速度差は歴然。事実、Windowsやアプリケーションの起動時間が劇的に速いです。

実作業を想定した定番ベンチマークテスト「PCMARK05」スコア
実作業を想定した定番ベンチマークテスト「PCMARK05」スコア。総合スコアは10945とハイスコア。CPUスコアが9752、HDDスコアが34009とミドルレンジデスクトップ以上のスコアをたたき出しています。

PCMARKVANTAGEスコア
PCMARKVANTAGEスコア。Core i7-2620M+SSDの影響が大きく、総合スコアは10942と好成績。その他スコアについても、モバイルノートとしては十分過ぎるほどの性能を誇ります。

PCMARKVANTAGの「HDD Test Suite」詳細スコア
PCMARKVANTAGの「HDD Test Suite」詳細スコア。実動作レベルだと少し落ちますが、それでもかなり速いです。

CINEBENCH R10スコア CINEBENCH R11スコア
CPUの底力を調べる3Dレンダリングベンチマーク CINEBENCH。左がCINEBENCH R10スコア、右がCINEBENCH R11スコア。
Core i7-2620Mが効いているのか、かなりの高スコアを計測しています。マルチスレッドに対応している最新アプリケーションであれば、費用対効果はかなり高いですね。

【購入まとめ】 メイン用途にも使える高品質モバイルノート

dynabook R731は、高品質な13.3インチLED液晶、最新Core i7、高速SSDなど、モバイルノートという位置付けには収まらない存在感を誇ります。ミドルデスクトップを凌駕するほどの性能はメイン用途にも対応可能なので、買い替えを検討されている方にもおすすめです。特に、バッテリ残量については実測ベンチマークで約8時間駆動を計測し、一日中外出してもバッテリ残量が気にならないほどです。電源アダプタを持ち歩く必要がないのは大きなメリットではないでしょうか。

反面、縦方向が少し狭いアイソレーションタイプのキーボードを採用、USB2.0端子の搭載数が少ないなど一部のヘビーユーザーには不満な面もあります。どこまで妥協できるかが判断材料になるでしょうが、dynabook R731はコストパフォーマンスが高いモバイルノートなので、将来長く使う方におすすめです。

dynabook R731が気になる方は、東芝オンラインサイトをチェック♪

dynabook R731
高速なSSDを搭載する東芝 dynabook R731 Webオリジナル PR7312TCRBBW3

▲このページのTOPに戻る

>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る