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DELL Vostro 15 7000(Vostro 15 7580)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2018/8/18
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15インチモニタを搭載する高品質ビジネスノート!
DELL Vostro 15 7000(Vostro 15 7580) レビュー

使いやすい15インチ標準ノート Vostro 15 7000(Vostro 15 7580)

今回ご紹介するNew Vostro 7580は、省電力タイプの第8世代Coreプロセッサや使いやすい15インチ液晶を搭載するビジネス用ノートパソコンです

Vostro 15 7000の外観
Vostro 15 7000の外観。DELL15インチノートの中でも、性能とセキュリティを重視する上位7000シリーズの位置づけ機種です。今回ご紹介している機種の正式な品番は「Vostro 15 7580」です。

堅牢性と安心サポートが魅力的なVostroシリーズ

Vostroシリーズを購入する最大の目的は、個人向けノートInspironシリーズにはない堅牢性と安心サポート体制です。

見た目のデザインを全く気にせず(?)堅牢性と万全のサポートを合わせ持つVostroシリーズ
堅牢性と万全のサポートを合わせ持つVostroシリーズ。見た目のデザインや個性に重点を置く個人向けInspironシリーズと異なり、Vostroシリーズは法人向けとしての位置づけですが、個人でも購入可能です。

Vostroシリーズの5つの特徴

  • 暗号化キーでデバイスを検証することで、ビジネスレベルのハードウェア保護とデータ保存
  • Dell BIOSに簡単にアクセスできる、豊富な管理機能
  • 指紋認証リーダーとWindows Helloを組み合わた、高いセキュリティ
  • フリーフォールセンサーを搭載することで、ノートパソコンが振動したり落下した場合のデータの損失または破損を防止
  • オプションで、ベテランの技術者に24時間365日いつでも電話で直接問い合わせが可能

Vostro 15 7000の天板
Vostro 15 7000の天板。ビジネスノートらしく、シンプルな印象的。天板色はメタリック・ブルーですが、プラチナ・シルバーもカスタマイズ可能です。

本体サイズは幅:389mm×奥行き:270mm×高さ:23.95〜24.95mm、重量は2.83kgと、一般的な15インチノートサイズです。また、飽きないシンプルなデザインなので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えます。

天板を拡大
天板を拡大。テカテカしないマット調な質感で、安価なイメージはないです。

中央に大きなDELLロゴを配置
中央に大きなDELLロゴを配置。

システム用ブートにSSD、データ保存用ストレージにHDDを搭載可能。
カスタマイズで、システム用ブートにSSD、データ保存用ストレージにHDDを搭載可能。

 詳しくは、New Vostro 7580(DELL公式サイト)をご参照ください。

Vostro 15 7000(Vostro 15 7580)の接続端子をチェック

Vostro 15 7000の接続端子を詳しくご紹介します。

Vostro 15 7000の左側面

Vostro 15 7000の左側面
Vostro 15 7000の左側面。左から、電源コネクタ、有線LAN、USB3.1 Gen1(PowerShare機能付き)、SDカードリーダーです。

Vostro 15 7000の右側面

Vostro 15 7000の右側面
Vostro 15 7000の右側面。左から、コンボジャック(ヘッドセット/マイク)、USB3.1 Gen1、Thunderbolt 3、HDMI、VGAです。VGAも含め、豊富な接続端子を搭載しているのが、ビジネスノートらしいですね。

Vostro 15 7000の前面

Vostro 15 7000の前面
Vostro 15 7000の前面。接続端子はありません。

Vostro 15 7000の背面

Vostro 15 7000の背面
Vostro 15 7000の背面。接続端子はありません。

高い冷却性を確保するため、大きな放熱フィンが左右に搭載されています
ビジネス用途を想定しているため、高い冷却性が確保できる大きな放熱フィンを左右に搭載しています。

Vostro 15 7000の底面

Vostro 15 7000の底面
Vostro 15 7000の底面。

前面の側面部には、スピーカーを内蔵
前面の側面部には、スピーカーを内蔵。

通常作業も快適なキーボードとタッチパッド

Vostro 15 7000のキーボード周辺について、詳しくご紹介します。

Vostro 15 7000のキーボードは
Vostro 15 7000のキーボードは、電源ボタンだけのシンプルなデザインです。15インチクラスの本体サイズなので、キータッチにもに余裕があります。手が大きな私でもゆったりとしたタイピングが楽しめます。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。本体サイズに余裕がある15インチノートなので、一番上列のファンクションキーは大きくして欲しいですね。なお、キーボードはバックライト非搭載です。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。数字入力に便利なテンキーが搭載されてます。

手を置くパームレスト部分は指紋が付きにくい、つや消し加工になってます
手を置くパームレスト部分は指紋が付きにくい、つや消し加工になってます。
また、タッチパッドも大きくて、広さにゆとりがあります。

セキュリティを高める指紋認証機能
セキュリティを高める指紋認証機能を兼用する電源ボタン

今回ご紹介しているVostro 15 7000は、第8世代のCore i7を搭載していますa
今回ご紹介しているVostro 15 7000は、第8世代のCore i7を搭載していますが、安価なCore i5もカスタマイズ可能です。また拡張型のビデオコントローラ「NVIDIA GeForce GTX 1050シリーズを搭載しているので快適です。

ビジネス用途に最適な、非光沢パネルを搭載

非光沢タイプのパネルを搭載
Vostro 15 7000は、非光沢タイプのパネルを搭載しています。背景の映り込みが少ないので、ビジネス用途に最適です。

ビジネス用途としては十分
横方向から見ると少し暗くなりますが、ビジネス用途としては十分と思います。

各解像度の表示範囲を比較
【参考】Vostro 15 7000は高解像度タイプの1920×1080です。古いパソコンで使用されている1366×768よりもかなり広いので、複数ウィンドウを開きながらの作業も快適です。

ビジネスモデルのため、モニタ周辺のベゼル幅は広いです
ビジネスモデルのため、モニタ周辺のベゼル幅は広いです。コンパクトさを追求しているモデルではないので、割り切りは必要かもしれません。

 詳しくは、New Vostro 7580(DELL公式サイト)をご参照ください。

Vostro 15 7000(Vostro 15 7580)の性能をベンチマークテスト

Vostro 15 7000の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

今回ご紹介しているカスタマイズ構成
項目 New Vostro 15 7000(7580) プラチナモデル
(大容量メモリ・HDD+SSD・高性能グラフィックス搭載)
OS Windows 10 Home 64ビット日本語
CPU(定格動作周波数) 第8世代インテル Core i7-8750H (6-コア, 9MB キャッシュ, 最大 4.1 GHz まで可能)
メモリ 8GB, 1x8GB, DDR4, 2666MHz
ハードディスク デュアル ドライブ 128GB ソリッド ステート ドライブ+ 1TB 5400 rpm ハードドライブ 付き
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き

※最新の価格・スペック情報は、New Vostro 7580(DELL公式サイト)でご確認ください。

今回ご紹介しているカスタマイズ構成

Vostro 15 7000のデバイスマネージャ
(参考)Vostro 15 7000のデバイスマネージャ

Core i7-8750HをCPU-Zで見る
Core i7-8750HをCPU-Zで見る。6コア12スレッドが驚異的。しかも全コア100%負荷時でも3.99GHz動作してました。シングルコア動作だと最大4.1GHzまで上昇します。

NVIDIA GeForce GTX 1050 TiをGPU-Zで見る
NVIDIA GeForce GTX 1050 TiをGPU-Zで見る。拡張型のビデオコントローラを搭載すれば、グラフィック能力も強化できます。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
書き込み速度は少し下がりますが、連続読出は533.3MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出214.9MB/sと爆速です。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
速度は普通ですが、データ保存用なのでこれぐらいでも十分です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、第8世代 Core i7-8750Hの実力を確認してみました。今回テストしたのは「CINEBENCH R11」です。

「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

Core i7-8750Hは6コア・12スレッドタイプなので、かなりの高スコアです
Core i7-8750Hは6コア・12スレッドタイプなので、かなりの高スコアです。

CINEBENCH R11
機種名 第8世代 インテル Core i7-8750H
(6コア/12スレッド、2.2〜4.1GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i7-7700HQ
(4コア/8スレッド、2.8〜3.8GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i5-7200U
(2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.96 1.63 1.45
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 10.44 7.99 3.53

前世代のゲーミング用ハイエンドCPUである「インテル Core i7-7700HQ」や安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。「Core i7-8750H」は、圧倒的なスコアをたたき出しています。

最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8750Hのスコア。これも爆速。
最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8750Hのスコア。これも爆速。

 詳しくは、New Vostro 7580(DELL公式サイト)をご参照ください。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3898
一般的な使い勝手の「Home」は3898

「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位35%前後に入るほどの高スコア。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は5109
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は5109

「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位37%前後に入るほどの高スコア。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5109
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5109

「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位10%前後に入るほどの高スコア。

SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4839
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4839。高速です。

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新ベンチマーク「PCMARK 10」

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

PCMARK10(日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定)

日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10」のスコアは4426
「PCMARK10」のスコアは4426

「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位48%前後に入る中スコア。

PCMARK10 Express(ビジネス用途を想定)

ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。
ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10 Express」のスコアは4273
「PCMARK10 Express」のスコアは4273

「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位37%前後に入るほどの高スコア。

PCMARK10 Extended(ゲームの処理性能を含む、多用途を想定)

ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10 Extended」のスコアは4791
「PCMARK10 Extended」のスコアは4791

「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、下位33%前後に入る中スコア。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、最高品質、DirectX 11」の設定で、『非常に快適』でした。
「高解像度1920×1080、最高品質、DirectX 11」の設定で、『非常に快適』でした。
このレベルのライトなゲームであれば、最高品質でも快適にプレイ可能です。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストで性能をチェック

少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『普通』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『普通』でした。
ファイナルファンタジー15よりグラフィック負荷が高いゲームには不向きです。

 詳しくは、New Vostro 7580(DELL公式サイト)をご参照ください。

(まとめ)ビジネス用途に最適なVostro 15 7000

Vostro 15 7000は、

  • ビジネス用途を想定した、高いセキュリティ機能
  • 使いやすい15インチ、かつ、非光沢のパネルを搭載
  • 高解像度の1920×1080パネルを搭載
  • 高性能かつ省電力な第8世代Coreプロセッサを搭載
  • 高速なSSDや拡張型ビデオコントローラーが搭載可能
  • VGAなど様々な環境に対応できる、豊富な接続端子を搭載

ながらも、10万円台(2018年8月時点)から購入できる価格設定が魅力的なビジネスノートです。気になる方は、チェックしてみてください。

 詳しくは、New Vostro 7580(DELL公式サイト)をご参照ください。

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