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DELL Vostro 260sレビューをご紹介! DELL人気の法人デスクトップパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2012/2/27
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法人・SOHO向けスリムデスクトップ DELL Vostro 260s レビュー

DELL法人向けデスクトップ Vostro 260s レビュー

Vostro 260sの概要

【概要】 DELL法人・SOHO向けデスクトップ一番の売れ筋モデル

Vostro 260sは、一般的なミニタワー型の半分の設置スペースを実現しつつ、最新CPUのCore i3/i5を搭載可能とする、DELL法人・SOHO向けデスクトップ一番の売れ筋モデル価格設定がものすごく安いのも、大きな魅力の1つです。

Vostro 260sの外観
Vostro 260sの外観。外形寸法は、幅:102mm×奥行き:433.1mm×高さ:360mm、重量は最大7.6kgとコンパクトで、まさにビジネス用という武骨なデザインが印象的。光沢感が抑えられているので、指紋の跡も気になりにくいです。

デル株式会社

Vostroシリーズって何?

DELLのパソコンは大きく分けて、

  • 個人向けのInspiron/XPSシリーズ = 画像や動画などデジタルコンテンツ用途色が強い
  • 法人・企業向けのVostroシリーズ = 堅牢性と安心のサポート体制

の2つに分けることができます。今回ご紹介しているVostor 260sは、法人・企業向けモデルです。

Vostroシリーズの位置付けイメージ
Vostroシリーズのイメージ。ビジネスに必要とされる”堅牢性”と”サポート体制”を重要視したモデルです。

Vostroシリーズはビジネス用途を想定しているため、基本的には企業や法人が購入対象です。DELL公式ページを見ると、個人ユーザーが購入できない雰囲気がプンプン漂っていますが、実は、Vostro 260sをはじめとするVostroシリーズを個人でも購入することができます。デスクトップパソコンを安価で購入したい方は、一度検討してみてください。
 詳しいラインナップは、【SOHO法人様向け】デル・イチオシページ(デスクトップ)をご参照ください。

【外観編】 Vostro 260sの外観をチェック

Vostro 260sの外観や接続端子等について詳しくご紹介します。

Vostro 260sの前面

Vostro 260sの前面(左)と背面(右)
Vostro 260sの前面(左)と背面(右)。標準的な接続端子を装備しているので、ビジネス用途に最適。特に、USB2.0が8個(前面2個、背面6個)やアナログVGA端子がキチンと搭載されているのは嬉しいポイントです。

Vostro 260sの前面上部を拡大
Vostro 260sの前面上部を拡大。全体的に角張ったデザインですが、丸みを帯びている部分もあるので違和感はなし。効率的に給気するためのスリットが、前面から見えないようにデザインされていたのは好印象。

Vostro 260sは横置きも可能
Vostro 260sは横置きも可能。Vostro 260sを横置きすると、設置の安定感が増すだけでなく、光学ドライブが使いやすくなります。設置スペースに余裕がある、もしくは、Vostro 260sの上に液晶モニタを置く場合におすすめです。

Vostro 260sの左側面
Vostro 260sの左側面。CPUクーラー周辺とビデオコントローラ・電源ユニット周辺には、大きめの給気スリットがあります。Vostro 260sは熱がこもりやすいスリムタイプなので、前面側(写真右側)にある給気スリットと併せて効率的な給気を行うため、高負荷時のファン音もそれほど大きくありませんでした。

Vostro 260sの左側面
Vostro 260sの左側面。四方向に横置き用ゴムが取り付けられています。

Vostro 260sの内部をチェック

Vostro 260sの内部
Vostro 260sの内部。一般的なスリム型デスクトップと同じパターンで、電源ユニットは床置きです。ハードディスクの前面側(写真右)に給気ファンが取り付けられているため、ハードディスクを直接冷却します。拡張スロット、PCIe x1: 3スロット、PCIe x16(グラフィックス): 1スロットです。

Vostro 260sの電源容量
Vostro 260sの電源ユニット。電源容量は、最大250W、12V系統は18A。

背面にも、広い面積のスリットを確保
背面にも、広い面積のスリットを確保。CPUやビデオコントローラの熱を効果的に排熱します。

Vostro 260sはスリム型なので、ハードディスクは1台しか内蔵できません
Vostro 260sはスリム型なので、ハードディスクは1台しか内蔵できません。

ワンタッチでハードディスクの取り出しが可能
メンテナンス性を考慮してか、ワンタッチでハードディスクの取り出しが可能。

Radeon HD6450 1GB
今回ご紹介するVostro 260sは、ビデオコントローラ「Radeon HD6450 1GB」を内蔵。

Vostro 260sの付属品

Vostro 260sの付属品である「Dell KB212-B USB エントリビジネスキーボード」と「Dell MS111 USBオプティカルマウス」
Vostro 260sの付属品である「Dell KB212-B USB エントリビジネスキーボード」と「Dell MS111 USBオプティカルマウス」。

Dell KB212-B USB エントリビジネスキーボード
Dell KB212-B USB エントリビジネスキーボード 。個人向けキーボードとキー配置はほぼ同じで、(ビジネス向けながら)各種メディアコントロールキーが搭載されているのが印象的でした。

個人向けより薄くてスタイリッシュ
個人向けより薄くてスタイリッシュ。タイピングは、可も不可もなく良好。

長時間のキー入力に疲れないよう、別付けのパームレストも付属してました
長時間のキー入力を考慮してか、別付けのパームレストも付属してました。

キーボードにUSB2.0×2ヶを装備
キーボードにUSB2.0×2ヶを装備。手元で使えるのは嬉しい。

Dell MS111 USBオプティカルマウス
Dell MS111 USBオプティカルマウス。手が大きな私でも使いやすかったですが、機能的には一般的。

【ベンチマーク編】 ハイエンドデスクトップに匹敵する性能を誇るVostro 260s

今回ご紹介しているVostro 260s は、Core i5-2400S+Radeon HD 6450というミドルレンジ仕様です。選べるCPUやビデオコントローラは購入時期によって変化しますが、ご購入時のご参考にどうぞ。

Vostro 260sのデバイスマネージャ
【参考】Vostro 260sのデバイスマネージャ

Core i5-2400SをCPU-Zで見る
Core i5-2400SをCPU-Zで見る。

AMD Radeon HD 6450をGPU-Zで見る
AMD Radeon HD 6450をGPU-Zで見る。

各種ベンチマークスコアをご紹介!

以下に、Vostro 260sにおける各種ベンチマークスコアをご紹介します。

【その1】 基本能力をチェック

Vostro 260sのWindowsエクスペリエンス値
今回ご紹介しているVostro 260sのWindowsエクスペリエンス値。全体的に高く、ビジネス用途としては全く問題なし。

CrystalDiskMark 3.0を使って、ハードディスクのアクセス速度を測定
CrystalDiskMark 3.0を使って、ハードディスクのアクセス速度を測定。数年前のビジネスデスクトップ用ハードディスクと比較すると、かなり速くなってます。個人的な印象では、約2倍前後でしょうか。

Superπを使って、単純計算の処理時間を計測
Superπを使って、単純計算の処理時間を計測。最新Core i5を搭載しているためか、かなり速いです。

【その2】 実アプリケーションでの動作を想定した「PCMARK05」「PCMARKVANTAGE」「PCMARK7」
PCMARK05での性能比較
項目 スコア
CPU Score 10429
Memory Score 10566
Graphics Score 4438

PCMARKVANTAGEでの性能比較
項目 スコア
PCMark Suite 8246
Memories Suite 4918
TV and Movies Suite 4787
Gaming Suite 5829
Music Suite 7063
Communicati Suite 10668
Productivity Suite 7053
HDD Suite 4418

PCMARK7での性能比較
項目 スコア
PCMark Score 2187
LightWeight Score 1978
Productivity Score 1464
Creativity Score 2887
Entertainment Score 2025
Computation Score 3229
System Strage Score 1789
【その3】 3Dゲームでの動作を想定した「3DMARK06」やストリートファイターW公式ベンチマークテスト
3DMARK06での性能比較
項目 スコア
3DMark Score
(1280×1024)
3798
3DMark Score
(1920×1080)
2928

ストリートファイターWのベンチマークテストでの性能比較
項目 スコア
1280×720 8820/46.93FPS
評価C
1920×1080 6308/26.27FPS
評価E
1920×1080
(8xAA)
7422
86.31FPS

最新Core i5を搭載すると、さすがに高スコアですね。ビジネス用途であれば、拡張型ビデオコントローラは不要かもしれません。

なお、Core i3/i5/i7との性能差について気になる方は、DELL検討日記「2012年版 最新CPU ベンチマーク比較 〜Core i3-2120 VS Core i5-2320 VS Core i7-2600〜」をご参照ください。

Vostro 260s 購入まとめ

Vostro 260sは売れ筋機種だけあって、高い基本能力と業界でも屈指の激安価格が魅力的です。

CPUの選択としては、Core i3/i5が一押しです。下位のCeleronやPentiumも選べますが、価格差以上に性能差が生じる可能性が高いので、最低でもCore i3を狙うべきだと思います。最小限の用途であれば、動作周波数が高いPentiumで妥協する案もあります。

どちらにしろ、Vostro 260sは購入対象をビジネスユーザーだけに制限するのがもったいない機種なので、個人ユーザーにも積極的におすすめします。

DELL公式サイト 製品ページリンク
デル株式会社

 企業・法人向けのビジネスデスクトップVostro 260s。個人事業主や個人の方でも購入可能です。
 →詳細は【SOHO法人様向け】デル・イチオシページ(デスクトップ)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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