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XPS 8300レビューをご紹介!XPS 8300の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/1/26
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XPS 8300 レビューTOP > XPS 8300 本体チェック 【本体チェック その2】 XPS 8300の背面をチェック

DELLハイエンドデスクトップ XPS 8300 レビュー

XPS 8300は、2011年1月に発売された第2世代Core i5/i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強い2011年DELL主力モデルであり、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。

XPS 8300 本体チェック編

【本体チェック その2】 XPS 8300の背面をチェック

XPS 8300の背面をご紹介します。

XPS 8300の背面
XPS 8300の背面。上から、電源ユニット、接続端子/内部ファン、拡張スロット。長時間の安定した動作を実現するため、至る所にメッシュ穴を設けてエアフローを重視した構造です。XPS 8300は電源容量が460Wにアップされているので、電源ユニットのメッシュ穴の面積も広くなってました。ちょっとした心意気ですが、安定性重視の方には嬉しいポイントだと思います。

背面上部

XPS 8300背面の上部を拡大
XPS 8300背面の上部を拡大。大半は電源ユニットです。電源内部の熱を排気し安定した動作を確保するために、電源ユニット全面にメッシュ穴が開けられています。左下に見えるのは通電ライトで、ACコンセントに電源ケーブルを接続すると緑色に点灯します。

左が旧機種Studio XPS 8100の電源ユニット(350W)、右がXPS 8300の電源ユニット(460W)
【参考】左が旧機種Studio XPS 8100の電源ユニット(350W)、右がXPS 8300の電源ユニット(460W)です。緑色の通電ライトを周辺含めて、通気面積がかなり広くなりました。

余談ですが、XPS 8300では赤色の「電圧セレクタスイッチ」が省略されてます。海外で使う「230V」への切り替えが可能だったのですが、さすがに必要ないとの判断でしょうか。XPS 8300の電源ユニットはDELLオリジナルだったので”日本向け用”なのかもしれません。

背面中央部

XPS 8300背面の中央部を拡大
XPS 8300背面の中央部を拡大。背面左部には各接続端子が集中しています。右のメッシュ部分は、ケース内の放熱を行う9cmファンです。

接続端子部を拡大
接続端子部を拡大。上から、S/P DIF(デジタル音声出力)、HDMI、eSATA、USB2.0×2ヶです。下位機種ではオプション、もしくは、搭載不可なS/P DIFやeSATAが標準装備されているのが大きな特徴でしょうか。また、XPS 8300は拡張型ビデオコントローラが必須なので、この位置にあるHDMIは不使用のためプレートが取り付けられてます。

黒いキャップが付いたミニD-sub15ピン(VGA)やUSB2.0×2ヶ、有線ビカギットLAN、各種音声出力端子が配置されています
さらに下方向には、黒いキャップが付いたミニD-sub15ピン(VGA)やUSB2.0×2ヶ、有線ビカギットLAN、各種音声出力端子が配置されています。IEEE1394が省略されたのは残念でした。

XPS 8300の各種音声出力端子を拡大
XPS 8300の各種音声出力端子を拡大

XPS 8300はホームシアター用の音声出力端子を装備しています。下位機種でも搭載されることが多いので、ここでは簡単に触れておきます。

端子番号 名称 説明
1(白) サイドL/Rサラウンドコネクター サイドのL/Rサラウンドスピーカーに接続します。
2(黒) リアL/Rサラウンドコネクター 後部のL/Rサラウンドスピーカーに接続します。
3(橙) センター/サブウーハーコネクター センター(正面)スピーカー、またはサブウーハーに接続します。
4(桃) マイクコネクター マイク音声やオーディオ入力を接続します。
5(黄緑) フロントL/Rライン出力コネクター 正面のL/Rスピーカーに接続します。ホームシアター対応しない場合は、この端子をモニタや外付けスピーカーと接続すればOKです。
6(水色) ライン入力コネクター マイク、カセットプレーヤー、CDプレーヤーなどの再生機器を接続します。

背面下部

XPS 8300背面の下部を拡大
XPS 8300背面の下部を拡大。ボード拡張スペースが4スロット分確保されており、一番上がビデオコントローラ(Radeon HD 5450)、一番下がオプションで増設したUSB3.0ボードです。USB3.0は1つしか接続端子がありませんが、本体前面部にも1つ増設されますので、合計2つとなります。

XPS 8300内部の拡張スロットを拡大
XPS 8300内部の拡張スロット部。上から、PCI Express x16、PCI Express x1×3ヶです。

拡張スロットは、パネル+ネジ固定タイプです
拡張スロットは、パネル+ネジ固定タイプです。このあたりは、プレミアムXPSシリーズながらも下位シリーズと同じです。ちなみに、上位機種のStudio XPS 9100はネジフリーでメンテナンス可能です。

XPS 8300が搭載可能なビデオコントローラ

XPS 8300は、ローエンドからハイエンドまで幅広いビデオコントローラが搭載可能です。性能についてはベンチマーク比較ページで検証しますが、ここでは私がおすすめする2枚のビデオコントローラをご紹介しておきます。

私がおすすめする2枚のビデオコントローラ
私がおすすめする2枚のビデオコントローラ。予算重視ならRadeon HD 5450、性能重視ならRadeon HD 5770が選択肢となります。特にRadeon HD 5770はパソコン自作ユーザーにも人気が高く、ちょっとした3Dゲーム用途にも対応可能なミドルレンジ主力モデルなので、XPS 8300との組み合わせは最適です。

接続端子部を拡大
接続端子部を拡大。Radeon HD 5450はミニD-sub15ピン、HDMI、DVI、Radeon HD 5770はDVI×2ヶ、HDMI、ディスプレイポートです。Radeon HD 5770では高さが2倍の2スロット占有タイプになりますが、グラフィックチップの発熱を外部へ直接排気するスロットが付いてますので、XPS 8300内部の発熱も気になりません。

XPS 8300にRadeon HD 5770を搭載したイメージ
XPS 8300にRadeon HD 5770を搭載したイメージ。Radeon HD 5770を選択すると、写真のように2スロットを使用します。液晶モニタとの接続は、上側のDVI端子、もしくは、HDMI端子と接続すればOKです。

XPS 8300にRadeon HD 5770を搭載した全体イメージ
XPS 8300にRadeon HD 5770を搭載した全体イメージ。サイズが大きくて入門デスクトップパソコンには入らないRadeon HD 5770ですが、XPS 8300なら比較的ゆとりがあります。

サウンドコントローラ

XPS 8300では、サウンドカード「Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium」も別途カスタマイズ可能です。XPS 8300は標準でSPIF(デジタル音声出力端子)を標準搭載していますが、AVシステムとの接続やゲーム用途など音質にこだわりたい方は、高音質に特化した専用サウンドカードも検討してみてください。

1レベル上の音質が楽めるサウンドカード「Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium」
1レベル上の音質が楽めるサウンドカード「Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium」。ノイズレスなクリア音が手に入ります。PCI Express x1スロットに差し込みます。

下位機種にはない持ち手構造

余談ですが、背面上部にはXPS 8300移動時の持ち手が付いてます。

背面側を見ると、移動時に持ち運ぶための凹みがあります
背面側を見ると、移動時に持ち運ぶための凹みがあります。XPS 8300と上位機種であるStudio XPS 9100にはありますが、下位機種にはない構造です。デスクトップパソコンでは、基本的に持ち運びを想定しないことが多いですが、XPS 8300の重量が下位機種よりも重いことを考慮した結果でしょう。

写真のように背面側に左手を入れ
写真のように背面側に左手を入れ、

前面側に右手を入れて、上方向に持ち上げます
前面側に右手を入れて、上方向に持ち上げます。

持ち運びを想定したイメージ写真を撮影してみました
持ち運びを想定したイメージ写真を撮影してみました。ご参考にどうぞ。

XPS 8300が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪

XPS 8300
第2世代Core i5/i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ XPS 8300

 詳細はXPS 8300(DELL公式ページ)をご参照ください。

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