XPS M1530 速報レビュー
（速報４）XPS M1530のビスタエクスペリエンス値
ノートパソコンはデスクトップパソコンと違って、搭載できるパーツが大きく制約されます。ただし、XPS M1530では高性能なパーツがカスタマイズ可能ですので、性能面の心配は少ないと言えそうです。
以下に、XPS M1530のビスタエクスペリエンス値をご紹介します。
ビスタエクスペリエンス値とは？
「重いとされるビスタをどれだけ快適に動作できるか」の指標とされている数値のこと。CPU、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、ハードディスクという5項目で数値化され、その最低値がパソコンの基本性能とされます。
XPS M1530のビスタエクスペリエンス値
今回紹介するXPS M1530ののカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
- CPU
- インテル Core 2 Duo T7700(動作周波数：2.4GHz、2次キャッシュ：4MB)
- メモリ
- 2GB(1GB×2)
- ハードディスク
- 320GB(5400回転/分)
- ビデオコントローラ
- NVIDIA GeForce 8600M GT 256MB
- 液晶モニタ
- 15.4インチワイド液晶 WXGA(1,280×800)
ビスタの動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみると、
XPS M1530の エクスペリエンス インデックス値
- プロセッサ：5.3
- メモリ：4.8
- グラフィックス：5.9
- ゲーム用グラフィックス：5.5
- ハードディスク：5.4
基本スコアは4.8でした。
ビスタの動作は、インデックス値が、
- 5以上・・・ものすごく快適
- 4以上・・・かなり快適
- 3以上・・・実用レベル
- 2以上・・・多少性能不足
- 1以上・・・動作しない場合あり
というランク付けであることから、かなり快適な性能を有していることになります。
ノートパソコンでありながら、グラフィック値が5.9と最高値を叩き出しているのは圧巻。デスクトップパソコンでも、ここまで数値が出る機種は多くありません。
CPUやハードディスクのエクスペリエンス値も5.3、5.4と非常に高い数値を誇ります。多少の重負荷でも問題なく、性能不足を感じることは少ないでしょう。
高いグラフィック能力を求めるなら「GeForce 8600M」がお勧め
今回ご紹介している構成では、「NVIDIA GeForce 8600M GT 256MB」という拡張型ビデオコントローラを搭載しています。XPS M1530では下位性能のオビデオコントローラも選択できますが、性能が大きく下がります。予算に余裕があれば、GeForce 8600Mがお勧めです。
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