DELL(デル)パソコン
Alienware Auroraレビューをご紹介! DELLでFF14をプレイしたい方におすすめです。
ページ更新:2010/11/23
DELL(デル)パソコン 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識

FF14に最適!DELLゲーミングデスクトップ Alienware Aurora レビュー

Alienware Auroraは、Core i7-800シリーズ+ミドルレンジ〜ハイエンドビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。描画再生負荷が高いFF14推奨認定パッケージも販売されていますので、FF14など重量級ゲームをプレイしたい方に最適です。

Alienware Auroraの性能を徹底ベンチマーク!

【ベンチマーク比較まとめ】 タダで処理速度がアップするAlienware Auroraに興奮!

今回ご紹介したオーバークロックCPUのベンチマークテストについて、最後にまとめてみたいと思います。

Windows エクスペリエンス

Windows エクスペリエンス インデックス値を比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
プロセッサ 7.5 7.5 7.5 7.5 オーバークロックしてもスコアは同じでした。Windows7基本動作レベルでは差がありません。
メモリ 7.6 7.7 7.6 7.7 CPUのベースクロック上げた影響か、メモリスコアは7.7に上昇しました。Alienware Auroraで搭載可能なXMPパフォーマンスメモリ効果もあるようです。

PCMARK05

PCMARK05での性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
CPU 10589 11966 10526 12099 動作周波数が高い分だけ、CPUスコアが1割以上高いです。CPU処理に重点を置くアプリケーションではかなりの効果が見込めます。
Memory 11235 12938 11379 13022 Memoryスコアについても、オーバークロックにより約1割高スコアです。データ量が多いファイルの処理で差が出そうです。
Graphics 16994 17891 22609 24374 グラフィック機能も約1割ほどスコアアップ。ゲーム用途を想定したAlienware Auroraにとって大きなメリットです。

PCMark Vantage

PCMark Vantageでの性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
PCMark Suite 8603 8813 8806 9538 総合スコア。数値が高いほど、デジタルコンテンツ系処理に強い。

3DMark06

3DMark06での性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
標準設定(1280×1024) 19109 20769 19224 22743 低解像度ではオーバークロックの効果が結構出てます。
高解像度設定(1920×1200) 16676 17418 18319 21450 高解像度になると、ミドルレンジのGeForce GTX 460ではスコア差が縮まります。ハイエンドのRadeon HD 5870ではまだまだ有利です。
高解像度設定かつグラフィック効果最大(1920×1200) 12180 12350 16290 17340 グラフィック効果を最大にしてベンチマークテスト負荷を挙げると、GeForce GTX 460ではスコア差がなくなりました。

3DMark Vantage

3DMarkVantageでの性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
Entry(1024×768) E47424 E48419 E37415 E39378 低解像度ではオーバークロックの効果が期待できます。
Performance(1280×1024) P14693 P14787 P17643 P18181 性能差が縮まります。
High(1680×1050) H9530 H9623 H12642 H12665 同上
Extreme(1920×1200) X6320 X6342 X8939 X9034 高解像度になると、スコア差はほとんどなくなります。

ファイナルファンタジー14

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
標準:1280×720 4494 4595 5959 6874 Radeon HD 5870搭載時の効果がスゴイ!
高解像度:1920×1800 2413 2422 4703 4782 高解像度になると効果が薄れる

Superπ

Superπでの性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) 備考
処理にかかった時間 1分1秒(61秒) 52秒(52
秒)
最大動作周波数の差がそのまま出た印象。1割強程度でしょうか。

画像編集ソフト

各画像アプリケーションでの性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) 備考
Capture NX2
標準設定でRAW→JPEG変換100枚
3分5秒(185秒) 2分33秒(153秒) ターボブースト機能がかなりきくので、処理が劇的に速いです。画像負荷が重くなると、さらに処理時間差は開きます。
Lightroom
標準設定でRAW→JPEG変換100枚
1分36秒(96秒) 1分28秒(88秒) マルチコアCPUとの相性が良いためか、ターボブースト機能の働きが少し下がります。
Photoshop CS5
ノイズ軽減フィルタを適用100枚
3分37秒(217秒) 2分52秒(172秒) 私がよく使うノイズ軽減フィルタについては、CPUオーバークロックの効果が確認できました。フィルタの種類によって短縮効果が異なりますので、参考程度としてください。

TMPGEnc 4.0 XPress

TMPGEnc 4.0 XPressでの性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) 備考
軽負荷エンコードテスト
DV(720×480)→DVD形式(720×480)に変換
1分18秒(78秒) 1分9秒(69秒) 負荷が軽いDV画質でも、1割ほど処理速度が向上。
重負荷エンコードテスト
HD(1920×1080)→ブルーレイ形式(1920×1080)に変換
7分20秒(440秒) 6分16秒(376秒) ブルーレイなど高解像度映像でも、処理時間差があります。
重負荷エンコードテスト
HD(1920×1080)→MPEG4(H.264形式)(1920×1080)に変換
14分24秒(864秒) 13分44秒(824秒) マルチコアが効くH.264形式への変換では、CPU使用率が上がるためか、差が開きにくいです。

CINEBENCH

CINEBENCH R10での性能比較
CPU名 Alienware Aurora(その1) Alienware Aurora(その2) Alienware Aurora(その3) Alienware Aurora(その4) 備考
Single CPU Render Test 4677 5570 4720 5653 自動動作周波数アップ機能であるターボブースト機能により、約2割もスコアが上昇します。
Multi CPU Render Test 16999 18065 17289 17782 シングルスレッドほどではありませんが、マルチスレッドでもスコア上昇を確認しました。
OpenGL Standard Test 5616 6080 8811 10243 グラフィック能力が影響する項目でもスコア上昇を確認。

オーバークロックはシングルスレッド処理で効果あり

各種ベンチマークテストにおいて、Core i7-875Kのオーバークロック効果を検証してみると、シングルスレッド処理で高い効果が確認できました。一般ユーザーであれば、定格動作CPUでも十分でしょうが、性能を重視するユーザーには魅力的だと思います。反面、マルチスレッド対応のアプリケーションになると、ターボブースト機能が効きにくく定格周波数付近で動作するため、大きな性能差は見込めません。無理にオーバークロックCPUを狙う必要はなく、他のパーツに予算を充てた方が幸せになれます。

とは言うものの、オーバークロック可能なCore i7-875Kは魅力的です。この記事を書いている時点ではAlienware Auroraのみの特権であり、売れ筋のStudio XPS 8100には非搭載です。Studio XPS 8100では定格動作周波数が同じCore i7-870こそ選べますが、ターボブースト最大時でも3.73GHzまでしか到達しません。4GHzオーバーが狙えるCore i7-875Kは、上位機種をも脅かす唯一無二の存在と言えそうです。

デル株式会社
DELL公式サイト 製品ページリンク

 ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
 →詳細はAlienware Aurora(DELL公式ページ)をご参照ください。

【ベンチマーク比較9】 GPU温度や消費電力もチェック!<<  >>【開封風景1】 玄関に置いてはいけないAlienware Aurora

▲このページのTOPに戻る

>>DELL Alienware Aurora レビュー TOPに戻る

>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る