DELL Inspiron 13 7000(7386) 2in1のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2019/1/20 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
13.3インチ標準ノートパソコンと大画面タブレットに使える2in1ノート!
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項目 | New Inspiron 13 7000 2-in-1 プラチナ ハイエンド・タッチパネル |
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OS | Windows 10 Home 64ビット日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第8世代インテル Core i7-8565U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.6 GHz まで可能) |
メモリ | 16GB, onboard, DDR4, 2400MHz |
ハードディスク | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ | インテル UHD グラフィックス 620 共有 グラフィックス メモリ付き |
今回ご紹介しているのは、「New Inspiron 13 7000 2-in-1 プラチナ ハイエンド・タッチパネル」構成です。
最新の価格・スペック情報は、New Inspiron 13 7000 2-in-1(7386)(DELL公式サイト)でご確認ください。
Inspiron 13 7000 2in1のデバイスマネージャ
CPU-Zで「Core i7-8565U プロセッサー」を見る。省電力タイプに関わらず、動作周波数は4.6GHz程度まで上昇します。また、高性能な4コア/8スレッド動作です。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使ってInspiron 13 7000 2in1の512GB M.2 PCIe NVMe SSDの性能を調べてみました。連続読み出しは1644.3MB/sと爆速です。実際の体感速度と関係する「4K QD32T1」も読み出し367.8MB/s、書き込み442.8MB/sと爆速。
ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」を詳細テスト。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i7-8565Uの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
Core i7-8565Uは4コア・8スレッドなので、デスクトップパソコン並みの性能を誇ります。
テスト | 第8世代 Core i7-8565U (定格:1.80GHz、最大4.60GHz) |
(参考) 第6世代 Core i5-6200U (定格:2.30GHz、最大2.40GHz) |
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【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 1.87 | 1.28 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 6.14 | 3.12 |
2年ほど前の第6世代Core i5-6200Uと比較すると、Core i7-8565Uは圧倒的なスコアをたたき出しています。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は3683
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位40%前後の中スコア。日常用途であれば、まずまずの性能です。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3714
「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
下位37%前後の低スコア。クリエイティブ用途だと物足りません。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5170
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位10%前後の高スコア。ビジネス用途であれば、抜群のコストパフォーマンスを発揮します。
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は5005。かなり速いです。
実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10」のスコアは4149
「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、下位46%前後の中スコア。日常用途であれば、まずまずの性能です。
ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10 Express」のスコアは5053
「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位15%前後の高スコア。ビジネス用途であれば、かなりの性能です。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10 Extended」のスコアは3004
「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、下位14%前後の低スコア。ゲーム用途には不向きです。
比較的軽いファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。
一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
ゲーム用途を想定する場合は、拡張ビデオコントローラ付きの他機種がおすすめです。
少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。
「高解像度1920×1080、軽量品質」の設定でも、『動作困難』でした。
グラフィック負荷が高いファイナルファンタジー15はゲームプレイ不可です。
Inspiron 13 7000 2in1は、
ながらも、11万円台(2019年1月時点。割引クーポンを利用すると10万円前後)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。本体ボディの質感が高い7000シリーズとしての位置づけなので、性能面以外のコストパフォーマンスも高いです。
デメリットをあげるとすれば、軽さを重視した超高級モバイルノートと比べると少し重いこと、タブレットモードにすると少し厚みが増すことでしょうか。(高品質かつ堅牢な本体ボディ、タブレットにも使える高解像度タッチパネルなどを搭載していますので、ある程度の割り切りは必要だと思いますが。)
メインノートの買い替えはもちろん、タブレット兼用のサブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。
この記事を書いている2019年1月時点では、1年半ほど前に発売された旧タイプの、New_Inspiron_13_7000_2in1_7373(2017/9/29発売)も併売されています。
Inspiron 13 7000 2in1(7373)の外観。大きさはほぼ同じ。
詳細レビューは旧Inspiron 13 7000(7373) 2in1レビューによりますが、今回ご紹介している新Inspiron 13 7000(7386) 2in1との比較をご紹介します。どちらの機種を購入しようか、迷っている方はご参考としてください。
テスト | 新 Inspiron 13 7000(7386) 2in1 |
旧 Inspiron 13 7000(7373) 2in1 |
備考 |
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横幅(mm) | 307.7 | 309.6 | 差は約2mm程度 |
奥行き(mm) | 212.45 | 215.7 | 差は約2mm程度 |
高さ(mm) | 13.68 | 15.51 | 高さの約2mmの差は大きい |
重さ(kg) | 1.45〜 | 1.48〜 | ほぼ同じ |
横幅、奥行き共、約2mm程度の差なので、見た目はほとんど同じですが、高さについては約2mmの差でも新Inspiron 13 7000(7386) 2in1がかなり薄く感じます。
テスト | 新 Inspiron 13 7000(7386) 2in1 |
旧 Inspiron 13 7000(7373) 2in1 |
備考 |
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USB3.1 Gen1 TYPE-C | 1 | 1 | 同数 |
USB3.1 Gen1 | 1 | 2 | 新は1ヶ少ない |
HDMI | 1 | 1 | 同数 |
ヘッドセット(ヘッドフォンとマイク) | 1 | 1 | 同数 |
カードリーダー | microSD | SD | 新はmicroSD対応 |
大きな違いは、USB3.1 Gen1の搭載数とSD/MicroSD対応です。SDカードしか使っていない方でも、今回を機会に、安価かつ大容量のmicroSDに買い替えても良いかもしれません。
この記事を書いている2019年1月20日時点における、両機種のカスタマイズ構成での一番の違いは搭載するCPUです。
テスト | 新 Inspiron 13 7000(7386) 2in1 |
旧 Inspiron 13 7000(7373) 2in1 |
備考 | |
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CPU名 | お買い得 | 高性能 | 高性能 | 旧は選択肢が少なくなっている |
CPU名 | 第8世代 Core i5-8265U | 第8世代 Core i7-8565U | 第8世代 Core i7-8550U | どちらも第8世代 |
発売日 | 2018年Q3 | 2018年Q3 | 2017年Q3 | 発売日が約1年違う |
開発コード | Whiskey Lake | Whiskey Lake | Kaby Lake | 開発コードも違う |
プロセス | 14nm | 14nm | 14nm | 同じ |
コア数 | 4 | 4 | 4 | 同じ |
スレッド数 | 8 | 8 | 8 | 同じ |
定格動作周波数 | 1.6GHz | 1.8GHz | 1.8GHz | Core i5-8265Uは省電力 |
最大動作周波数 | 3.9GHz | 4.6GHz | 4.0GHz | Core i7-8565Uは4.6GHzまで上昇する |
キャッシュ | 6MB | 8MB | 8MB | Core i5-8265Uのみ6MB |
ちなみに、メモリやストレージについても、新は小〜大容量までカスタマイズ可能、旧は大容量のみです。新の方が価格構成の幅が広がりますので、個人的には新がおすすめです。
結論から申しますと、旧は発売から約1年半経過しているためか、カスタマイズ構成が少なくなっています。最小構成でも159,900円〜であり、DELLオンライン割引クーポンを利用しても139,183円(13%オフ時)です。
対して、新はカスタマイズ構成が多く、最小構成は119,980円〜であり、DELLオンライン割引クーポンを利用すると104,183円(13%オフ時)まで下がります。割引%が高くなると10万円を切る時もあります。
旧で売り尽くし的な激安パッケージがあれば、そちらでも良いかと思いますが、個人的には新がおすすめです。
個人的には、
である、新がおすすめです。
搭載するUSB3.1 Gen1が1ヶ少ない、SDカードに対応しないというデメリットはありますが、将来長く使うことを考えるとmicroSDに買い替える、もしくは、USB接続のSDカードリーダーを手に入れることもご検討ください。
また、モニタサイズにこだわらないのであれば、14インチのNew Inspiron 14 5000 2-in-1(5482) (2018年10月5日発売)や15インチのNew_Inspiron_15_5000_2-in-1(5582) (2019年1月16日発売)も比較検討してみてください。
使いやすい13.3インチ標準ノート!Inspiron 13 7000(7386) 2in1
詳しくは、New Inspiron 13 7000 2-in-1(7386) (2018年10月5日発売)(DELL公式製品ページ)をご参照ください。