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DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2018/12/8
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使いやすくて高パフォーマンスな14インチ標準ノート
DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480) レビュー

Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480)は、使いやすい14インチワイド液晶を搭載したDELL売れ筋シリーズの標準モデル。最新第8世代Core i5/i7プロセッサを搭載し、8万円台から購入が可能です。

DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480) レビュー

使いやすい14インチワイド液晶を搭載する標準ノート Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480)

今回ご紹介するNew Inspiron 14 5000(5480)は、少し小さめの14インチ液晶を搭載 しつつ、最新の第8世代Coreプロセッサや拡張ビデオコントローラーのNVIDIA GeForce シリーズがカスタマイズ可能です。

Inspiron 14 5000の外観
Inspiron 14 5000の外観。本体サイズは幅:324.3mm×奥行き:232m×高さ:18.77〜19.1mm、重量は1.48kgです。飽きないシンプルなデザインで、画面とキーボードにゆとりがありますので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えますね。ちなみに、今回ご紹介している機種の正式な品番は「Inspiron 14 5000(5480)」です。

なお、兄弟機種である2in1タイプの14インチノート「Inspiron 14 5000 2in1(Inspiron 14 5482)」のレビューは以下です。比較・検討のご参考としてください。

 兄弟機種である2in1タイプの14インチノート「Inspiron 14 5000 2in1(Inspiron 14 5482)」もチェック♪
Inspiron 14 5000 2in1(Inspiron 14 5482) レビュー

Inspiron 14 5000は一般的な15.6インチ液晶ノートよりも、少しコンパクトです
Inspiron 14 5000は一般的な15.6インチ液晶ノートよりも、少しコンパクトです。操作感を損ねること無く、携帯性やコストパフォーマンスを重視したい方におすすめ

ベゼル幅は約7mmとかなり薄い
ベゼル幅は約7mmとかなり薄い。

Inspiron 14 5000は省電力ノートなので、電源アダプタはかなりコンパクトです
Inspiron 14 5000は省電力ノートなので、電源アダプタはかなりコンパクトです。

最新CPU「第8世代Core i7プロセッサ」やビデオコントローラ「GeForceシリーズ」を搭載可能
ゲームやグラフィックに対応する最新CPU「第8世代Core i7プロセッサ」やビデオコントローラ「GeForceシリーズ」を搭載可能です。

システム用ブートにSSD、データ保存用ストレージにHDDを搭載可能。
システム用ブートにSSD、データ保存用ストレージにHDDを搭載可能。
14インチノートにストレージを2台搭載できるのはスゴいですね。

Inspiron 14 5000の天板
Inspiron 14 5000の天板。写真は大人びた「バーガンディ」。
シンプルな「プラチナシルバー」もカスタマイズ可能です。

天板を拡大
天板を拡大。高額な上位シリーズに近い質感や薄さを誇り、安っぽいノートパソコンとは一線を画します。

天板を拡大。写真では伝わりにくいですが、質感が素晴らしい
天板を拡大。写真では伝わりにくいですが、質感が素晴らしい。

DELLロゴも角度を変えるとキラッと光ります
DELLロゴも角度を変えるとキラッと光ります。

Inspiron 14 5000は、一般的なアイソレーションタイプのキーボードを採用しています
Inspiron 14 5000は、一般的なアイソレーションタイプのキーボードを採用しています。本体右上部分に電源ボタンが1つあるだけのシンプルデザインで、テンキーは非搭載です。手を置くパームレスト部分は指紋が付きにくいつや消し加工になってます。

14インチノートなので、手が大きな私でもゆったりとしたタイピングが楽しめます
14インチノートなので、手が大きな私でもゆったりとしたタイピングが楽しめます。

タッチパッドのサイズは、15.6インチ液晶ノートと比べると縦方向に少し狭くなっています
タッチパッドのサイズは、15.6インチ液晶ノートと比べると縦方向に少し狭くなっていますが、実際の操作感は問題ありませんでした。

タッチパッドとパームレストを拡大
タッチパッドとパームレストを拡大。上位シリーズに採用されることが多い、本体ボディと一体的な1枚式を採用しています。

キーボード部分は、本体ボディよりも少し下がっているので、タイピングしやすいです
キーボード部分は、本体ボディよりも少し下がっているので、タイピングしやすいです。

Inspiron 14 5000の液晶モニタ

14.0インチFHD(1920x1080)IPS LEDバックライト Narrow Border ディスプレイを採用
Inspiron 14 5000は、14.0インチFHD(1920x1080)IPS LEDバックライト Narrow Border ディスプレイを採用しています。非光沢タイプなので背面の写り込みが少なく、明るさやコントラストも良好です。

視野角をチェック
視野角をチェック。高品質なIPSパネルを採用しているので、色の変化は少ないです。色味が気になる画像や動画視聴などにもおすすめ。

】各解像度の表示範囲を比較
【参考】各解像度の表示範囲を比較。Inspiron 14 5000の表示解像度は表示範囲が広い1920×1080です。安価な1366×768と比べると、その広さがわかります。

 詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480)の外観と接続端子をチェック

Inspiron 14 5000の外観について、詳しくご紹介します。

Inspiron 14 5000の左側面
Inspiron 14 5000の左側面。左から、電源コネクタ、USB3.1 Gen1 Type-C、、HDMI、USB3.1 Gen1×2、ヘッドセット(ヘッドフォン・マイク)です。

Inspiron 14 5000の右側面
Inspiron 14 5000の右側面。左から、SDカードリーダー、USB2.0、有線LANです。

Inspiron 14 5000の前面
Inspiron 14 5000の前面。接続端子はありません。

前面を拡大。天板を開きやすいように、ボディ側にくぼみがあります。
前面を拡大。天板を開きやすいように、ボディ側にくぼみがあります。

Inspiron 14 5000の背面
Inspiron 14 5000の背面。接続端子はありません。

Inspiron 14 5000の底面
Inspiron 14 5000の底面。発熱を抑制できているので、放熱部分のスリット数や面積が極めて少ないのが印象的です。スピーカーが左右2カ所にあります。

スピーカーを拡大
スピーカーを拡大。

凹んだInspiron のロゴがデザインされてます
凹んだInspiron のロゴがデザインされてます。下位モデルでは採用されない付加価値です。

Inspiron 14 5000のキーボード

Inspiron 14 5000のキーボードについて、詳しくご紹介します。

Inspiron 14 5000のキーボード全景
Inspiron 14 5000のキーボード全景。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。本体サイズに余裕がある14インチノートなので、一番上列のファンクションキーは大きくして欲しいですが、DELLではこのパターンが多いので仕方ありません。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。「Enter」キーと矢印キーがもう少し大きい方が、私は好みです。

キーを拡大
キーを拡大。キー表面が少し平坦ですが、指先が滑ることはありません。

 詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 14 5000の性能をチェック

Inspiron 14 5000の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 14 5000のカスタマイズ構成

Inspiron 14 5000のカスタマイズ構成
項目 New Dell Inspiron 14 5000プラチナ・256GB PCIe SSD+2TB HDD・GTX 1060 搭載
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
CPU(定格動作周波数) 第8世代インテル Core i7-8565U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.6 GHz まで可能)
メモリ 8GB 1x8GB DDR4 2666MHz
ハードディスク 128GB M.2 PCIe NVMe SSD + 1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA ハード ドライブ
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き
※最新のカスタマイズはNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 14 5000のデバイスマネージャ
Inspiron 14 5000のデバイスマネージャ

Core i7-8565UをCPU-Zで見る
Core i7-8565UをCPU-Zで見る。省電力ながら、全コア100%負荷時でも簡単に4.09GHz動作してました。シングルコア動作だと最大4.6GHzまで上昇します。

「NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き」をGPU-Zで見る。
「NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き」をGPU-Zで見る。

SSDとハードディスクの性能をチェック

Inspiron 14 5000が搭載する、128GBSSD1TB SSDの性能をご紹介します。

CrystalDiskmark 6.0で比較

まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmark 6.0で比較してみました。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
連続読出は1551.9MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出316.5MB/sと爆速です。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
速度は普通ですが、データ保存用なのでこれぐらいでも十分です。

ATTO Disk Benchmarkで比較

もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。

ATTO Disk Benchmark
ATTO Disk Benchmarkで「128GB SSD」をテスト。

ATTO Disk Benchmark
ATTO Disk Benchmarkで「1TB ハードディスク」をテスト。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマー「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i7-8565Uの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

インテル Core i7-8565Uのスコア
インテル Core i7-8565Uのスコア。

CINEBENCH R11
機種名 第8世代 インテル Core i7-8565U
(4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i7-7700HQ
(4コア/8スレッド、2.8〜3.8GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i5-7200U
(2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.98 1.63 1.45
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 6.37 7.99 3.53

前世代のゲーミング用ハイエンドCPUである「インテル Core i7-7700HQ」や安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。「Core i7-8565U」は、省電力なUタイプのCore i7にも関わらず、前世代のゲーミング用ハイエンドCPUに近いスコアをたたき出しています。

並行作業が多いマルチスレッドになると、ハイエンドCPUに劣りますが、通常作業を想定するシングルスレッドでは、Core i7-8565Uの方が動作周波数が高いためです。

最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8565Uのスコア。これもシングルスレッドスコアは高い。
最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8565Uのスコア。これもシングルスレッドスコアは高い。

 詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3564
一般的な使い勝手の「Home」は3564

「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位46%前後の中スコア。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4197
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4197

「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位54%前後の中スコア。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5129
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5129

「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位10%前後に入るほどの高スコア。

SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4917
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4917。高速です。

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新ベンチマーク「PCMARK 10」

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

PCMARK10(日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定)

日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10」のスコアは3741
「PCMARK10」のスコアは3741

「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位67%前後の中スコア。

PCMARK10 Express(ビジネス用途を想定)

ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。
ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10 Express」のスコアは4390
「PCMARK10 Express」のスコアは4390

「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位33%前後の高スコア。ビジネス用途に向いてます。

PCMARK10 Extended(ゲームの処理性能を含む、多用途を想定)

ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10 Extended」のスコアは3428
「PCMARK10 Extended」のスコアは3428

「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位82%前後の低スコア。ゲーム用途には不向きです。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
このレベルのライトなゲームであれば、標準品質であれば快適にプレイ可能です。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストで性能をチェック

少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。


「高解像度1920×1080、軽量品質」の設定で、『重い』でした。
グラフィック負荷が高いファイナルファンタジー15ではゲームプレイ不可です。


ちなみに「低解像度1280×720、軽量品質」の設定で、なんとか『普通』でした。

 詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。

(まとめ)軽くて、使いやすい、高品質ノートInspiron 14 5000

Inspiron 14 5000は、使いやすい14インチモニタを搭載しつつ、8万円台(2018年12月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。最新の第8世代Coreプロセッサや拡張型ビデオコントローラー、高速SSDもカスタマイズ可能ですので、マルチタスク用途が多い方にもおすすめです。

本体ボディや天板も上位シリーズに近い質感で、8万円台から購入できる標準ノートとしては十分な品質だと思います。一昔前の安っぽさは全くありませんし、デザインがシンプルなので長く使えます。

あえてデメリットをあげるとすれば、光学ドライブが非搭載であることでしょうか。メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。

 兄弟機種である2in1タイプの14インチノート「Inspiron 14 5000 2in1(Inspiron 14 5482)」もチェック♪
Inspiron 14 5000 2in1(Inspiron 14 5482) レビュー

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