DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5480)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2018/12/8 | |||||||||||||||||||||||||||||
使いやすくて高パフォーマンスな14インチ標準ノート
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項目 | New Dell Inspiron 14 5000プラチナ・256GB PCIe SSD+2TB HDD・GTX 1060 搭載 |
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OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第8世代インテル Core i7-8565U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.6 GHz まで可能) |
メモリ | 8GB 1x8GB DDR4 2666MHz |
ハードディスク | 128GB M.2 PCIe NVMe SSD + 1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA ハード ドライブ |
ビデオコントローラ | NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き |
Inspiron 14 5000のデバイスマネージャ
Core i7-8565UをCPU-Zで見る。省電力ながら、全コア100%負荷時でも簡単に4.09GHz動作してました。シングルコア動作だと最大4.6GHzまで上昇します。
「NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き」をGPU-Zで見る。
Inspiron 14 5000が搭載する、128GBSSDと1TB SSDの性能をご紹介します。
まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmark 6.0で比較してみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
連続読出は1551.9MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出316.5MB/sと爆速です。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
速度は普通ですが、データ保存用なのでこれぐらいでも十分です。
もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。
ATTO Disk Benchmarkで「128GB SSD」をテスト。
ATTO Disk Benchmarkで「1TB ハードディスク」をテスト。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i7-8565Uの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
インテル Core i7-8565Uのスコア。
機種名 | 第8世代 インテル Core i7-8565U (4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz) |
(参考) 第7世代 インテル Core i7-7700HQ (4コア/8スレッド、2.8〜3.8GHz) |
(参考) 第7世代 インテル Core i5-7200U (2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz) |
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【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 1.98 | 1.63 | 1.45 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 6.37 | 7.99 | 3.53 |
前世代のゲーミング用ハイエンドCPUである「インテル Core i7-7700HQ」や安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。「Core i7-8565U」は、省電力なUタイプのCore i7にも関わらず、前世代のゲーミング用ハイエンドCPUに近いスコアをたたき出しています。
並行作業が多いマルチスレッドになると、ハイエンドCPUに劣りますが、通常作業を想定するシングルスレッドでは、Core i7-8565Uの方が動作周波数が高いためです。
最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8565Uのスコア。これもシングルスレッドスコアは高い。
詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は3564
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位46%前後の中スコア。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4197
「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位54%前後の中スコア。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5129
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位10%前後に入るほどの高スコア。
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4917。高速です。
実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10」のスコアは3741
「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位67%前後の中スコア。
ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10 Express」のスコアは4390
「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位33%前後の高スコア。ビジネス用途に向いてます。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10 Extended」のスコアは3428
「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
最新のパソコンの中でも、上位82%前後の低スコア。ゲーム用途には不向きです。
比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
このレベルのライトなゲームであれば、標準品質であれば快適にプレイ可能です。
少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。
「高解像度1920×1080、軽量品質」の設定で、『重い』でした。
グラフィック負荷が高いファイナルファンタジー15ではゲームプレイ不可です。
ちなみに「低解像度1280×720、軽量品質」の設定で、なんとか『普通』でした。
詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。
Inspiron 14 5000は、使いやすい14インチモニタを搭載しつつ、8万円台(2018年12月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。最新の第8世代Coreプロセッサや拡張型ビデオコントローラー、高速SSDもカスタマイズ可能ですので、マルチタスク用途が多い方にもおすすめです。
本体ボディや天板も上位シリーズに近い質感で、8万円台から購入できる標準ノートとしては十分な品質だと思います。一昔前の安っぽさは全くありませんし、デザインがシンプルなので長く使えます。
あえてデメリットをあげるとすれば、光学ドライブが非搭載であることでしょうか。メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。
詳細はNew Inspiron 14 5000(5480)(DELL公式ページ)をご参照ください。
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