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DELL Inspiron 15 3000(Inspiron 15 3576)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2017/4/30
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15インチモニタを搭載する個人向け(基本モデル)ノート!
DELL Inspiron 15 3000(Inspiron 15 3576) レビュー

使いやすい15インチ標準ノート Inspiron 15 3000(Inspiron 15 3576)

今回ご紹介するNew Inspiron 15 3000 (3576)は、省電力タイプの第8世代Coreプロセッサや使いやすい15インチ液晶を搭載可能な個人向けノートパソコンです

Inspiron 15 3000の外観
Inspiron 15 3000の外観。本体サイズは幅:380mm×奥行き:260.3mm×高さ:23.65、重量は2.13kgです。また、飽きないシンプルなデザインなので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えますね。今回ご紹介している機種の正式な品番は「Inspiron 15 3576」です。

 旧CPUである第6世代Core プロセッサを搭載するInspiron 15 3000(3567)は、Inspiron 15 3000(DELL公式ページ)、または、パソコン納得購入ガイドのInspiron 15 3000(3567)レビューをご参照ください。

Inspiron 15 3000の外観
DELL15インチノートの中でも、予算を抑えた低価格な基本3000シリーズの位置づけ機種ですが、最新かつ高性能な「New 15インチ(Intel)」に位置付けられている上位モデルに該当します。この記事を書いている時点ではオンライン割引クーポンを利用すると7万円台から購入が可能です。

Inspiron 15 3000の天板
Inspiron 15 3000の天板。ブラックです。

天板を拡大
天板を拡大。手触りは少しザラッとしており、指紋は付きにくいです。

DELLロゴは光沢加工されています
DELLロゴは光沢加工されています。

 詳しくは、New Inspiron 15 3000 (3576)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 15 3000(Inspiron 15 3576)の接続端子をチェック

Inspiron 15 3000の接続端子を詳しくご紹介します。

Inspiron 15 3000の左側面

Inspiron 15 3000の左側面
Inspiron 15 3000の左側面。左から、電源コネクタ、有線LAN、HDMI、USB3.1 Gen1×2です。

Inspiron 15 3000の右側面

Inspiron 15 3000の右側面
Inspiron 15 3000の右側面。左から、SDカードリーダー、ヘッドセット(ヘッドフォン・マイク)、USB2.0、光学ドライブです。

Inspiron 15 3000の前面

Inspiron 15 3000の前面
Inspiron 15 3000の前面。接続端子はなく、中央に電源およびバッテリーステータスライトが配置されています。

Inspiron 15 3000の背面

Inspiron 15 3000の背面
Inspiron 15 3000の背面。接続端子はありません。

Inspiron 15 3000の底面

Inspiron 15 3000の底面
Inspiron 15 3000の底面。発熱量が少ないパーツを採用しているため、放熱部分のスリットが少ないのが印象的です。ただし、安価な樹脂系のカバーです。

通常作業も快適なキーボードとタッチパッド

Inspiron 15 3000のキーボード周辺について、詳しくご紹介します。

Inspiron 15 3000のキーボードは、主流のアイソレーションタイプで
Inspiron 15 3000のキーボードは、電源ボタンだけのシンプルなデザインです。なお、キーボードは防水設計キーボードを標準装備しています。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。本体サイズに余裕がある15インチノートなので、一番上列のファンクションキーは大きくして欲しいですね。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。右側に数字入力が可能なテンキーが搭載されています。14インチ以下のInspironシリーズには非搭載なので、15インチクラスの特権と言えます。

キーは平坦
キーは平坦。

15インチクラスの本体サイズなので、キータッチにも余裕があります
15インチクラスの本体サイズなので、キータッチにも余裕があります。タッチパッドも大きめです。

タッチバッド周辺を拡大
タッチバッド周辺を拡大。タッチバッドは、操作面とボタンが統合された1枚物です。画面中をパン、ピンチ、ズームするときも、滑らかに操作できます。本体パームレストとの隙間も狭く、安っぽさはありません。

最近のノートパソコンでは省略されがちな光学ドライブも搭載しています
最近のノートパソコンでは省略されがちな光学ドライブも搭載しています。

ビジネス向けに最適な非光沢パネルを搭載

背景の映り込みが少ない非光沢パネルを搭載
Inspiron 15 3000は、背景の映り込みが少ない非光沢パネルを搭載しています。ビジネス向けとしてもおすすめです。

各解像度の表示範囲を比較
【参考】Inspiron 15 3000の解像度は高解像度タイプの1920×1080です。1366×768よりもかなり広いので、複数ウィンドウを開きながらの作業も快適です。

広視野のIPSパネルではないので、視野角はそれほど広くありません
広視野のIPSパネルではないので、視野角はそれほど広くありません。安価なモデルと割り切って使えば問題ないと思います。

安価なモデルのため、モニタ周辺のベゼル幅は広いです
安価なモデルのため、モニタ周辺のベゼル幅は広いです。コンパクトさを追求しているモデルではないので、割り切りは必要かもしれません。

 詳しくは、New Inspiron 15 3000 (3576)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 15 3000(Inspiron 15 3576)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 15 3000の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

今回ご紹介しているカスタマイズ構成
項目 構成
OS Windows 10 Home 64ビット日本語
CPU(定格動作周波数) 第8世代インテル Core i5-8250U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 3.4 GHz まで可能)
メモリ 8GB, DDR4, 2400MHz
ハードディスク 256GB ソリッド ステートドライブ
ビデオコントローラ AMD Radeon 520 グラフィックス 2GB GDDR5 付き

今回ご紹介しているInspiron 15 3000
今回ご紹介しているInspiron 15 3000。最新の価格・スペック情報は、New Inspiron 15 3000 (3576)(DELL公式サイト)でご確認ください。

Inspiron 15 3000のデバイスマネージャ
(参考)Inspiron 15 3000のデバイスマネージャ

Core i5-8250UをCPU-Zで見る
Core i5-8250UをCPU-Zで見る。動作周波数は3.4GHzまで上昇し、高性能な4コア/8スレッドで動作します。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0の測定結果
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0の測定結果。
SSDを搭載しているので、速度は爆速です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、第8世代 Core i5-8250Uの実力を確認してみました。

「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


Core i5-8250Uは4コア・8スレッドなので、4コア・8スレッドタイプのCore i7と比べると見劣りしますが、実際の作業で差を感じることは少ないと思います。

CINEBENCH R11
テスト (参考)
第7世代 AMD E2-9000
(参考)
第6世代 Core i3-6006U)
第8世代 Core i5-8250U
(定格:1.6GHz、最大3.4GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 0.48 0.94 1.65
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 0.73 2.24 7.15

下位のCPUと比較すると、Core i5-8250Uの高性能さが良くわかります。用途にあわせて、ご検討ください。

最新版のベンチマークテストCINEBENCH R15でも、かなり高スコア
ちなみに、最新版のベンチマークテストCINEBENCH R15でも、かなり高スコアです。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3749
一般的な使い勝手の「Home」は3749。普通は3000台なので、比較的高スコアです。

「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位60%前後の高スコアです。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4876
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4876。普通は3000〜4000台なので、かなりの高スコアです。

「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位84%前後の高スコアです。

ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(ハードディスク)」は4869
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(ハードディスク)」は4869。かなり速いです。

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新ベンチマーク「PCMARK 10」

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

PCMARK10(日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定)

日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10」のスコアは3891
「PCMARK10」のスコアは3891

「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
下位40%レベルのスコアです。

PCMARK10 Express(ビジネス用途を想定)

ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。
ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10 Express」のスコアは4257
「PCMARK10 Express」のスコアは4257

「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10 Express」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位64%前後の高スコア。

PCMARK10 Extended(ゲームの処理性能を含む、多用途を想定)

ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。

「PCMARK10 Extended」のスコアは2848
「PCMARK10 Extended」のスコアは2848

「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較
「PCMARK10 Extended」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
下位13%レベルの低スコアです。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
ゲーム主用途としては、不向きですね。

バッテリの持ち時間を計測する「BBench」

ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック
ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック。「画面輝度最小、10秒ごとにキー入力、かつ、Webサイトを閲覧」という条件を設定。

1時間を経過して、バッテリ残量は84%残ってました。単純計算では5〜6時間ぐらい、輝度が普通であれば、3時間ぐらい持ちます。利用環境にもよりますが、ご参考としてください。

(まとめ)安い15インチノートが欲しいならInspiron 15 3000

Inspiron 15 3000は、

  • 使いやすい15インチのパネルを搭載
  • 高解像度の1920×1080パネルを搭載
  • 光学ドライブを搭載
  • 高性能かつ省電力な第8世代Coreプロセッサを搭載
  • 高速なSSDや拡張型ビデオコントローラを搭載
  • 数字入力に便利なテンキーを搭載

ながらも、7万円台(2018年4月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。

デメリットをあげるとすれば、軽さを重視した高級ノートと比べると重いこと、少し安っぽさが残るボディ素材でしょうか。ただ、メインノートの買い替えはもちろん、サブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。

なお、上位のInspiron 15 5000は、7万円台(2018年4月時点)から購入可能です。カスタマイズにもよりますが、プレミアム感が増しますので、所有感を考えるとInspiron 15 5000がおすすめです。

予算と用途にあわせて、両機種を比較検討してみてください。

 詳しくは、New Inspiron 15 3000 (3576)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 15 5000 レビュー
Inspiron 15 5000 レビュー
↓旧CPUを搭載する前モデル
Inspiron 15 3000 レビュー

気になる方は、比較検討してみてください。


(おまけ)上位のInspiron 15 5000と比較

上位のInspiron 15 5000と比較してみました。
 (参考)パソコン納得購入ガイドのInspiron 15 5000レビュー

結論から申しますと、予算重視であればInspiron 15 3000がおすすめです。
反面、見た目のデザインと高級感が欲しいなら、Inspiron 15 5000がおすすめです。

外観を比較
外観を比較。左がInspiron 15 3000(写真は見た目が同じの旧モデルInspiron 15 3000(3567)。以下同様。)、右がInspiron 15 5000。
大きさはほぼ同じです。

本体ボディを比較
本体ボディを比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、高級感ある素材が採用されています。

タッチパッドを比較
タッチパッドを比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、高級感ある素材が採用されており、縦方向にかなり広くなっています。

天板を比較
天板を比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
サイズは同じです。

天板を比較
天板を比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、丸みを帯び、ツルッとした素材が採用されています。

モニタのベゼルを比較
モニタのベゼルを比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
ベゼル幅は同じです。

右側面を比較
右側面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、全体的に薄いです。接続端子と光学ドライブは同じ。

左側面を比較
左側面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
接続端子の配置は少し異なります。

前面を比較
前面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
両機種とも、電源およびバッテリーステータスライトがあります。

背面を比較
背面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
両機種とも、接続端子はありません。

Inspiron 15 3000(Inspiron 15 3576)が気になる方はDELL公式サイトをチェック!

 詳しくは、New Inspiron 15 3000 (3576)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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