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Inspiron 15Rレビューをご紹介!
DELLノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/7/16
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"R"が付いてどうなった?新スタンダードノート DELL Inspiron 15R レビュー

Inspiron 15Rは、最近主流となりつつある15.6インチワイド液晶を搭載したDELLの低価格ノートパソコン。大人気ノートInspiron 15の後継として登場した、2010年DELL低価格ノートの本命機種です。

Inspiron 15Rの概要

【概要3】 前機種Inspiron 15と外観を比較してみた

Inspiron 15Rと前機種Inspiron 15を比較してみました。この記事を書いている2010年7月15日現在、Inspiron 15も購入できますが、近日中に販売終了となる雰囲気なのでお早めにご検討ください。

左が旧Inspiron 15、右が新Inspiron 15R(モデル名:Inspiron N5010)
左がInspiron 15、右がInspiron 15R(モデル名:Inspiron N5010)。モニタを支えるヒンジ部の形状が違うので、モニタの高さに変化が見られます。デザインに少し違う部分があるマイナーチェンジ機種です。

1.外観デザインを徹底比較

天板を開いた状態で比較
天板を開いた状態で比較。左がInspiron 15、右がInspiron 15R。
天板のサイズはほとんど同じですが、Inspiron 15Rはヒンジ位置が高いので天板も高位置です。

ヒンジ部を拡大。左が旧Inspiron 15、右が新Inspiron 15R
ヒンジ部を拡大。左がInspiron 15、右がInspiron 15R。
Inspiron 15のヒンジは、本体の側面を覆うような形状になってます。見た目はInspiron 15の方が格好良いと思うのですが、好みの分かれるところでしょうか。

天板を開いた状態で比較
天板を開いた状態で比較。左がInspiron 15、右がInspiron 15R。
ヒンジ部の高さや位置が、思った以上に違います。

天板の質感も少し違う

Inspiron 15Rになって、天板の質感が少し変化しています。同じカラーではないので、厳密な比較は難しいですが、メタリック感が強調されています。

天板の光沢感を比較
天板の光沢感を比較。左がInspiron 15、右がInspiron 15R。
手のひらをかざしてみると、Inspiron 15Rの方が映り込みが強いです。さらに天板の端が、Inspiron 15Rの方が全体的に丸みを帯びたデザインに変更されています。

2.接続端子の数と配置を比較

両機種はマイナーチェンジながら、端子の配置が大きく変更されています。マウスやUSBメモリ、プリンタなど周辺機器との接続環境を想定しながら、どちらの機種が自分に合っているか、考えてみてください。端子の種類としては、新Inspiron 15Rにのみ、高速転送可能なeSATA/USB2.0兼用端子が搭載されています

前面を比較。上が旧Inspiron 15、下が新Inspiron 15R
前面を比較。上がInspiron 15、下がInspiron 15R。両機種とも前面左側に、電源、ハードディスクアクセス、バッテリ残量のインジケータライトが搭載されています。Inspiron 15Rの方が、横幅は短いです。

右側面を比較
右側面を比較。上がInspiron 15、下がInspiron 15R。
Inspiron 15:左から、ヘッドフォン端子、マイク端子、USB2.0×2ヶ、その下がメディアカードリーダー、光学ドライブ。
Inspiron 15R:左から、メディアカードリーダー、光学ドライブ、USB2.0/eSATA兼用端子、有線LAN、セキュリティロックスロット。

左側面を拡大
左側面を拡大。上がInspiron 15、下がInspiron 15R。
Inspiron 15:左から、セキュリティロックスロット、電源コネクタ、放熱フィン、ミニD-sub15ピン、有線LAN、HDMI、USB2.0。
Inspiron 15R:左から、USB2.0、放熱フィン、マイク端子、ヘッドフォン端子、HDMI。

旧Inspiron 15には接続端子が搭載されていませんが、新Inspiron 15Rには複数配置されています
背面を拡大。上がInspiron 15、下がInspiron 15R。
Inspiron 15:搭載端子なし。
Inspiron 15R:左から、電源コネクタ、USB2.0、ミニD-sub15ピン、USB2.0。

3.雰囲気が異なるキーボード周辺

新旧機種の違いは天板の高さだけと思いきや、キーボード周りの変化も見受けられます。目立たない詳細部分が改善されてました。

これが旧Inspiron 15の本体ボディ
これがInspiron 15の本体ボディ

そしてこれが新Inspiron 15Rの本体ボディです
そしてこれが、Inspiron 15Rの本体ボディです。

キーボード単体は両機種とも全く同じですが、Inspiron 15Rは、キーボード上部までヘアライン加工になった、電源ボタンが点灯する、キーボード下部のタッチパッドの大型化、手を置くパームレストのスペースが広くなるなど、マニアックな変更が行われています。

タッチパッドを比較
タッチパッドを比較。上がInspiron 15、下がInspiron 15R。
Inspiron 15はパームレストと一体型でしたが、Inspiron 15Rでは分離かつ違う素材が採用されるようになりました。さらに、Inspiron 15Rのタッチパッドは、位置が少し右に変更されていました。ボタンも横方向に長くなっていますので、使いやすさは向上しています。

左が旧Inspiron 15のタイピングイメージ、右が新Inspiron 15Rのタイピングイメージ
タイピングイメージを比較。左がInspiron 15、右がInspiron 15R。
Inspiron 15Rはキーボードが少し上方向に詰められて配置されているため、手を置くパームレストが広いです。
私のように手が大きな方でも広々使えます。使用時間が長い方はInspiron 15Rがおすすめ。

旧Office 2007ならInspiron 15、新Office 2010を狙うならInspiron 15R

両機種とは直接関係ありませんが、この記事を書いている2010年7月15日時点では、Inspiron 15とInspiron 15Rでは選べるOfficeのバージョンが違います。発売時期の影響によるものでしょうが、Inspiron 15は旧Office 2007、Inspiron 15Rは新Office 2010です。

新Office 2010は
新Office 2010は、ビジュアル的に訴えかける新機能が豊富に搭載されています。
【参考】WORD 2010 新機能(マイクロソフト公式ページ)EXCEL 2010 新機能(マイクロソフト公式ページ)。別ページで開きます。

今買うなら新Office 2010がおすすめですが、「新しいOfficeは、使い方を一から覚え直さないといけないので嫌・・・。」という方はとりあえず旧Office 2007を購入し、後日、新Office 2010へアップグレードする方法もありでしょう。+3000円程度かかりますが、自分で切り替えタイミングを選べるので悪くはないと思います。

パソコン納得購入ガイドの提案

デザイン面での違いはありますが、両機種はマイナーチェンジとしての扱いなので、

「Inspiron 15が欲しいなら、迷うことなく今すぐにでも買うべし!」
「Inspiron 15Rが欲しいなら、お得なパッケージをじっくり吟味すべし!」

という判断になります。

万人受けするのは、落ち着いた雰囲気、かつ、スタイリッシュなデザインを持つInspiron 15かな?という気がしますが、派手なデザイン、かつ、細かい部分が改善されているInspiron 15Rも捨てがたいです。

繰り返しますが、Inspiron 15を手に入れるなら販売終了間近の今しかありません。「あの時、Inspiron 15を購入しておけばよかった・・・。」と後悔されないよう、じっくりとご検討しつつ、お早めの判断をおすすめします。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Inspiron 15 Inspiron 15R
左が旧Inspiron 15、右が新Inspiron 15R

 15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i3/i5」を搭載するスタンダードノートInspiron 15シリーズ。
 →詳細はInspiron 15(DELL公式ページ)、Inspiron 15R(DELL公式ページ)をご参照ください。

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