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性能差は2倍以上？Core 2 DuoとCeleronを徹底比較

Core 2 DuoプロセッサとCeleronプロセッサの性能差を詳しく知りたい方のために、詳しい基礎知識から実際の性能速度差についてご紹介します。

２．各種ベンチマークで性能比較(条件編)

「高性能って言うけど、どれだけ差があるのかイメージできないんだよね･･･」という話を良く聞きます。

DELLだけでなく、他のパソコンメーカーのサイトを見ても、
「Core 2 Duoプロセッサは高性能！」
「Core 2 Duoプロセッサはお買い得！」
なんて言葉が並んでいますが、”実際にどれだけ差があるのか”については掲載していないことが多いです。

「Core 2 Duoが高性能であることの証明はどうすれば良いのか？」
そんなお悩みをお持ちの方のために、色々な方法を用いてパソコンの処理速度を調べてみることにします。

ベンチマークソフトで処理速度を計測する

世の中には便利なモノがあるもので、ベンチマークソフトと呼ばれる性能計測プログラムが配布されています。一部有料のモノもありますが、無料ベンチマークソフトでも十分に性能計測可能です。今回は、複数のベンチマークソフトを利用して、CPUの性能差を目に見えるよう数値化してみることにします。

ベンチマークソフト紹介

4種類のベンチマークソフトを使用して、以下にご紹介する3つのCPU性能を比較することにします。

１．ビスタエクスペリエンス値

ビスタエクスペリエンス インデックス値

ビスタがどれだけ快適に動作できるか、という指標を示す数値。CPU、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、ハードディスクという判定項目があり、最高5.9までのスコア値を表示します。

CPUだけでなくパソコン全体の性能バランスも把握できますので、パソコンの快適性という意味では一番わかりやすいベンチマークソフトだと言えるでしょう。

２．SUPERπ

SUPERπ

円周率の計算プログラム。コアの数に関係なく動作周波数のみに依存しますので、純粋にCPUの動作周波数に対する性能を比較することができます。

３．PCMARK05

　
PCMARK05

実際のパソコン環境での快適性を測定できるPCMARK05。現実のアプリケーションソフトでの利用を想定されており、ファイルの圧縮や暗号化、メモリの読み書き、Windowsの起動ブラウズなどの分析が可能です。

４．CINEBENCH

　
CINEBENCH

3D画像のレンダリングという、極めてCPUに負荷がかかるテスト。複数コアにも対応していますので、デュアルコアCPUの絶対力を判定できます。

性能比較CPUとその条件

今回比較するCPUは、ずばり以下の3CPUです。

今回のテストのために、Celeron 420も自腹で購入。

左はCore 2 Duo E6750、右はCeleron 420。見た目は全く同じ。

現在一番人気を誇る「Core 2 Duo E6750」

高い動作周波数に関わらず、下位CPUと差が小さい価格設定が人気。
デスクトップパソコンでこのCPUがカスタマイズ可能なら、ぜひとも選択しておきたいCPUです。

一世代前の人気CPU「Core 2 Duo E6320」

昨年の夏、Inspiron 530を購入した時にカスタマイズしたCPU。
お買い得で上位CPUと同じ部材を使っていることから、オーバークロック用CPUとしてなど一部のヘビーユーザーに現在でも人気があります。

現在の低価格CPU「Celeron 420」

価格だけを見るなら、Celeronプロセッサは魅力的です。
現在も自作市場では取り扱いがあり、激安パソコンにはかかせません。

この3CPUをInspiron 530に載せ替えることによって、性能比較を行うことにします。

次回はベンチマーク結果を一挙ご紹介したいと思います。

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１．高性能なCore 2 Duoと低価格なCeleron<<　　>>３．各種ベンチマークで性能比較(測定編)

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