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ページ更新:2008/1/10
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性能差は2倍以上?Core 2 DuoとCeleronを徹底比較

Core 2 DuoプロセッサとCeleronプロセッサの性能差を詳しく知りたい方のために、詳しい基礎知識から実際の性能速度差についてご紹介します。

3.各種ベンチマークで性能比較(測定編)

前ページ「性能比較(条件編)」でご紹介した以下のベンチマークソフトを利用した、高/中/低性能の3CPU比較結果をご紹介します。

ビスタエクスペリエンス値
ビスタがどれだけ快適に動作できるか、という指標を示す数値。CPU、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、ハードディスクという判定項目があり、最高5.9までのスコア値を表示する。
SUPERπ
円周率の計算プログラム。コア数に関係なく、CPUの計算処理性能を測定できる。
PCMARK05
現実のアプリケーションソフトでの利用を想定されており、ファイルの圧縮や暗号化、メモリの読み書き、Windowsの起動ブラウズなどの分析が可能。
CINEBENCH
3D画像のレンダリングソフト。複数コアに対応しており、CPUの底力を判定できる。

ベンチマークの結果を検討

ビスタエクスペリエンス値

CPUが変わると、ビスタが快適になるかを調べるのに最適。

ビスタエクスペリエンス値の比較
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Duo E6320 Celeron 420
プロセッサ値 5.5 5.0 3.8

Core 2 Duo E6750のエクスペリエンス値
Core 2 Duo E6750のエクスペリエンス値

Core 2 Duo E6320のエクスペリエンス値
Core 2 Duo E6320のエクスペリエンス値

Celeron 420のエクスペリエンス値
Celeron 420のエクスペリエンス値

Core 2 Duoは、5.5、5.0という高スコアをたたき出しているにもかかわらず、Celeronでは3.8と格段に数値がが落ちます。

今回比較しているInspiron 530では、メモリやビデオコントローラを上位カスタマイズしているため、一番数値が低いCPUのインデックス値がパソコン全体の基本スコアに反映される状態です。上位CPUを選択することは、パソコン性能全体の底上げを期待できることにもなります。

SUPERπ

円周率を419万桁まで計算する時間を比較。

SUPERπ。シングルスレッド対応なのでコア数に依存しない
SUPERπ。シングルスレッド対応なのでコア数に依存しない。

Superπでの性能比較
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Duo E6320 Celeron 420
処理にかかった時間 1分53秒(113秒) 2分30秒(150秒) 3分41秒(221秒)

SUPERπで419万桁処理時間を比較
SUPERπで419万桁処理時間を比較

コア数に関係なくCPUの計算能力を比較すると、上記のような結果になります。

Core 2 Duo同士では動作周波数の大きさが性能差となって現れています。また、、Celeronは動作周波数がそれほど違わないにもかかわらず大きな性能差が確認できます。その差はなんと約2倍です。

PCMARK05

現実のアプリケーションソフトでの利用を想定されており、ファイルの圧縮や暗号化、メモリの読み書き、Windowsの起動ブラウズなどの分析が可能。ベンチマーク結果が高いほど高性能と言えます。

PCMARK05 現実のアプリケーションソフトでの利用を想定 XP起動状態を計測
PCMARK05。現実のアプリケーションソフトでの利用を想定したベンチマークソフト。

PCMARK05での性能比較
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Duo E6320 Celeron 420
基本スコア 6871 5369 2769

PCMARK05でベンチマーク比較
PCMARK05でベンチマーク比較

動作周波数が高いCore 2 Duo E6750が、他CPUに比べて大きく差を付けています。特にCeleronとは3倍弱という性能差を発揮しており、ベンチマークソフトの数字だけで言えば、パソコン処理の快適さが約3倍もアップすることになります。

CINEBENCH

複数コアに対応している、3Dグラフィックレンダリングソフト。重負荷時のCPU性能を比較できる。

CINEBENCH 3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト 
CINEBENCH。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。

CINEBENCHでの性能比較
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Duo E6320 Celeron 420
基本スコア 2分52秒(172秒) 4分4秒(244秒) 10分57秒(657秒)

CINEBENCHでベンチマーク測定
CINEBENCHでベンチマーク測定

3DグラフィックというCPU性能が大きく影響するテストだけに、処理時間の差が大きく出ていることがわかります。

このベンチマークソフトは複数コアに対応しているので、Core 2 Duoの性能が最大限に生かされています。実際に使うソフトが複数コアに対応していれば、これだけ違う性能差を手に入れることができます。

(まとめ) CPUが違うと、性能が大きく異なるパソコンとなる

今回のベンチマーク比較をまとめてみます。

今回テストしたベンチマーク比較
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Duo E6320 Celeron 420
ビスタエクスペリエンス値 5.5 5.0 3.8
SUPERπ 1分53秒(113秒) 2分30秒(150秒) 3分41秒(221秒)
PCMARK05 6871 5369 2769
CINEBENCH 2分52秒(172秒) 4分4秒(244秒) 10分57秒(657秒)

結論から言いますと、想像以上の差が出ました。CPUが変わるだけでこれだけ異なる結果になるとは驚きです。

インターネットや文章作成程度であれば上位CPUの恩恵は少ないかもしれませんが、少しでもCPUに負荷がかかる作業であれば非常に大きな差が出ることがわかります。

特に、高負荷な作業であったり、使用ソフトが複数コアCPUに対応している環境であれば、Core 2 Duoプロセッサの圧倒的な性能が体験できると思います。


次回は、音楽CDの取り込みやファイル圧縮、画像編集、動画編集といった、実際の使用状況においてどれだけ速くなるかを実測比較してみたいと思います。

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2.各種ベンチマークで性能比較(条件編)<<  >>4.実際に使って性能差を体感する

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