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ページ更新:2008/1/13
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性能差は2倍以上?Core 2 DuoとCeleronを徹底比較

Core 2 DuoプロセッサとCeleronプロセッサの性能差を詳しく知りたい方のために、詳しい基礎知識から実際の性能速度差についてご紹介します。

5.比較まとめ 〜大きく向上する処理速度〜

各種比較を振り返ってみます。

今回テストしたベンチマーク比較
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Duo E6320 Celeron 420
ビスタエクスペリエンス値 5.5 5.0 3.8
SUPERπ 1分53秒(113秒) 2分30秒(150秒) 3分41秒(221秒)
PCMARK05 6871 5369 2769
CINEBENCH 2分52秒(172秒) 4分4秒(244秒) 10分57秒(657秒)
音楽CD取込 1分57秒(117秒) 1分57秒(117秒) 3分36秒(216秒)
ファイル圧縮 1分15秒(75秒) 1分15秒(75秒) 1分35秒(95秒)
画像レタッチ編集 3分41秒(221秒) 5分01秒(301秒) 9分23秒(563秒)
動画ファイルエンコード 5分27秒(327秒) 7分12秒(432秒) 16分34秒(994秒)

一世代前の「Core 2 Duo E6320」もかなり善戦してはいますが、最新CPU「Core 2 Duo E6750」の強さが目立ちます。また、低価格なCeleronプロセッサや旧Pentium時代CPUとの差は極めて大きく、できれば避けたい所です。

判断の基準は、軽負荷作業or重負荷作業

インターネットなど負荷が軽い作業であれば、CPU性能に依存する割合が低く、反対に編集作業やファイルエンコードなど処理負荷が高い作業であれば、CPU性能に対する依存が非常に高い傾向にあります。

軽負荷作業なら低価格CPU

ノートパソコンでインターネットを楽しむ ノートパソコンで文章作成を楽しむ
ノートパソコンでインターネットや文章作成を楽しむ

例えば、「ノートパソコン購入を検討。インターネットや文章作成が主体。」という方であれば低価格CPUでも良いでしょう。無理に上位CPUを選択する必要はありませんし、予算をメモリなど他周辺パーツに回した方が快適です。

重負荷作業なら高性能CPU

動画編集なら高性能CPUがお勧め 画像編集なら高性能CPUがお勧め
動画編集や画像編集なら高性能CPUがお勧め

反対に、「画像や動画もバリバリ扱いたい!」という方であれば上位CPUがお勧めです。特に動画編集レベルになると、元データ容量によっては30分〜数時間もの差になることもあり、かなりの体感差が生じます。

また、比較的軽い作業であっても複数の作業を並行したり、処理するデータ量が多くなる場合は、高性能CPUを搭載すると快適です。

画像や動画を扱う用途であれば、予算内で選択できる上位CPUをお勧めします。

4.実際に使って性能差を体感する<<  >>6.(参考)高性能CPUを搭載するならこれ!(デスクトップパソコン編)

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