これでわかる！Windows 7特集

Windows 7の主な機能を紹介

【主な機能 その１２】 ホームグループ

最近は、インターネットやメールだけでなく、パソコンで音楽や動画を扱う機会が増えました。家庭で複数台パソコンを所有しており、各パソコンでデータを共有している方も見受けられるようになりました。

ところが、パソコン同士でファイルの共有を行うには、少し複雑な設定が必要です。「インターネットに接続するのは簡単だけれど、ファイル共有は難しい…」といったように、家庭内LANは構築していてもファイル共有は実現できない方は多いです。そんな方には、Windows7のホームグループ機能がおすすめです。

ファイル共有が簡単に設定できる

Windows7ではネットワーク関係の機能が強化されていますので、例えば、家庭内LANに接続しているパソコン同士でファイルの共有が簡単に設定できます。コントロールパネルから「ホームグループ」機能を使い、パスワード1つで自動設定するだけです。

「ホームグループ」

「ホームグループの作成」。共有したい項目を選んで、「次へ」をクリックするだけです。

共有するためのパスワードが自動生成されますので、手元にあるメモに書き留めておきます。共有したいWindows7搭載パソコンで、このパスワードを入力するだけでファイル共有が可能になります。

ちなみに、既にホームグループを形成しているネットワークに新しいWindows7パソコンを追加したい場合も、新しいWindows7のセットアップ中にホームグループを自動認識してくれます。万が一パスワードを忘れても、パスワード確認ができますので、パソコン初心者の方にも安心です。

※ホームグループ機能を使うには、ホスト(親)になるパソコンにWindows7 Home Premium以上が必要ですが、ほとんどの方には支障ないと思います。