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DELLハイエンドデスクトップ XPS 8900 レビュー
XPS 8900は、第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。
XPS 8900 ベンチマーク比較
【ベンチマーク比較 その5】 ストレージ対決編!ハードディスク VS 高速SSD
XPS 8900は、高速なSSDがカスタマイズ可能です。システムやアプリの起動時間が極端に短くなり、劇的に快適性が向上します。
今回、上位の「XPS 8900 プラチナグラフィック・大容量SSD・HDD パッケージ」が手に入りましたので、詳細レビューをご紹介します。ただし、結論から申しますと、高速なSSDを一度使い始めると、遅いハードディスクには戻れません。ご注意ください。(笑)
「XPS 8900 プラチナグラフィック・大容量SSD・HDD パッケージ」の主なパーツ構成は以下のとおりです。
XPS 8900 プラチナグラフィック・大容量SSD・HDD パッケージ
搭載パーツ |
仕様 |
OS |
Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
CPU |
第6世代 インテル Core i7-6700K プロセッサー (8M キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能) |
ストレージ |
256GB M.2 ソリッドステートドライブ + 2TB 7200 rpm ハード ドライブ |
ビデオコントローラ |
NVIDIA GeForce GTX 960 2GB DDR5 |
XPS 8900 プラチナグラフィック・大容量SSD・HDD パッケージの内部をチェック。
心が躍るようなハイエンドパーツが配置されています♪
強力なCPUクーラー
オーバークロックが可能なCore i7-6700Kを搭載した時の強力CPUクーラー。自作パソコン用のハイエンドCPUクーラーに近い構造で、サイズも大きいです。負荷が長時間かかるヘビーな利用にも耐えられるパッケージなので、CPUクーラーが特別製になっているようです。
強力CPUクーラーを拡大。6本の太いパイプと複数のフィンの組み合わせにより、CPUからの発熱を効率的に放出します。
Core i7-6700を搭載した標準CPUクーラー(左)とCore i7-6700K搭載時の強力CPUクーラー(右)を比較。
CPUクーラーのサイズと質感が面白いほど違います。
重量級ゲームもプレイ可能なハイエンドビデオコントローラ
ハイエンドビデオコントローラ「NVIDIA GeForce GTX 960 2GB DDR5」(DELL純正)。
小学生の時に使っていた筆箱?と思うぐらい大きく、強力な冷却ファンが付いてます。ちなみに嫁さんは、弁当箱みたいと言ってました。
GeForce GTX 960は2スロットを占有します。モニタとの接続は、一般的なDVIやHDMIはもちろん、高品質なディスプレイポートも可能です。
XPS 8900でカスタマイズできるビデオコントローラ例。
上はハイエンドのGeForce GTX 960、下はローエンドのGeForce GT 730です。
性能と価格に比例して、ビデオコントローラの大きさや厚みが増します。
GeForce GTX 960のようなサイズの大きなビデオコントローラでは、その重さを支えるために補助カバーが付いてます。XPS
8900本体フレームと2本のネジでしっかりと固定されるため、振動時のビビり音がすることはありません。
なお、GeForce GTX 960のベンチマークテストは、【ベンチマーク比較 その4】 ビデオコントローラー対決編!ローエンドGeForce GT 730 VS ハイエンドNVIDIA GeForce GTX 960でご紹介していますので、ご参考にしてください。
高速なSSD(M.2タイプ)
XPS 8900でカスタマイズ可能なSSD。
XPS 8900の基板に直接差し込むM.2タイプであり、搭載されているSSDは「SanDisk
X300 M.2 2280 256GB」でした。空きハードディスクベイを使うことなく、高速なSSDが搭載できるのは大きなメリットだと思います。
ちなみに、手元にあった「PLEXTOR PX-G128M6e」は増設可能かつ認識しましたが、M.2タイプのSSDは敷居が高いのでおすすめしません。ぜひ、XPS 8900購入時にカスタマイズしておくことをおすすめします。
パーツ単独の速度を計測する「CrystalDiskMark 3.0」でベンチマーク比較
パーツ単独の速度を計測する「CrystalDiskMark 3.0」でベンチマーク比較。
標準のハードディスク(左)と高速なSSD(SanDisk X300 M.2 2280 256GB)を比較してみると、その差は歴然です。特に、実際の体感差となる『4K QD32』は2ケタも違うほど別次元のスピードです。
実作業での速度を測定する「PCMARK 8」でベンチマーク比較
実作業での速度を測定する「PCMARK 8」でベンチマーク比較。
ハードディスクが2665、SSDが4931と約2倍のスコア差を計測しました。
各テストの処理完了時間を比較しても、ほぼ全ての項目で約半分の時間で処理が完了していることがわかります。
特に、処理負荷の高い作業(例えば、1枚数MBの容量のデジカメ写真の編集やハイビジョン動画の編集)をバリバリ作業するレベルであれば、Core i7-6700K+SSDの組み合わせが最適だと思います。
目的と予算にあわせて、ご検討ください。
XPS 8900が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪
第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ XPS 8900
詳細はNew XPS 8900(DELL公式ページ)をご参照ください。
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