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DELLハイエンドデスクトップ XPS 8900 レビュー
XPS 8900は、第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。
XPS 8900 ベンチマーク比較
【ベンチマーク比較 その４】 ビデオコントローラー対決編！ローエンドGeForce GT 730 VS ハイエンドNVIDIA GeForce GTX 960
XPS 8900は、各種ビデオコントローラがカスタマイズ可能です。グラフィック能力に大きな差がありますので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、ローエンドのGeForce GT 730（DELL純正）、ハイエンドのハイエンドGeForce GTX 960（市販製品）による性能比較をご紹介します。ビデオコントローラーの性能が気になる方はご参考にしてください。
XPS 8900でカスタマイズできるビデオコントローラ例。
左はローエンドのGeForce GT 730、右はハイエンドのGeForce GTX 960（参考のための市販製品）です。
性能と価格に比例して、ビデオコントローラの大きさや厚みが増します。
私のおすすめは、予算重視ならGeForce GT 730、高パフォーマンス重視ならGeForce GTX 960です。特にGeForce GTX 960は、比較的高いグラフィック能力を必要とする最新ゲームも快適にプレイ可能なのでXPS 8900に最適です♪
今回ベンチマーク比較したXPS 8900のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
| ビデオコントローラ名 | ローエンド GeForce GT 730 |
ハイエンド GeForce GTX 960 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 Home 64bit版 | Windows 10 Home 64bit版 |
| CPU | Core i7-6700K | Core i7-6700K |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| ハードディスク | 1TB HDD | 1TB HDD |
| ビデオコントローラ | GeForce GT 730 （DELL純正） |
GeForce GTX 960 （市販製品） |
※GeForce GTX 960は市販カードであり、DELL公式ページに記載しているスペックと若干異なりますので参考としてください。
【先に結論】おすすめはハイエンドのGeForce GTX 960
ローエンドGeForce GT 730とハイエンドGeForce GTX 960について、以下に各種ベンチマーク結果をご紹介しますが、結論から申しますと、
- ゲーム用途を想定しなければ、ローエンドのGeForce GT 730でもＯＫ
- 画像・動画用途なら、ハイエンドのGeForce GTX 960がおすすめ
- ゲーム用途なら、ハイエンドのGeForce GTX 960の一択
です。
また、CPUがCore i7-6700ではなく、下位のCore i5-6400でもよければ、下位デスクトップのNew Inspiron デスクトップも選択肢に入れてみてください。
以下、各種ベンチマークテストの結果をご紹介します。予算と用途にあわせてご検討ください。
実作業を想定するベンチマークソフト「PCMARK 8」
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」で比較してみました。
| 比較対象 | XPS 8900 その1 | XPS 8900 その2 |
|---|---|---|
| 一般的な使い勝手の「Home」 | 3631 | 4859 |
| 画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」 | 3918 | 6013 |
| 文書作成など仕事の使い勝手の「Work」 | 4665 | 4986 |
XPS 8900 その2 ： Core i7-6700K（4.0〜4.2GHz）＋8GBメモリ＋1TB HDD＋Geforce GTX 960 2GB
PCMARK 8の各項目スコアを比較
一般的な使い勝手の「Home」で差が付いてますが、テスト内に簡易なゲームプレイ項目が含まれているためです。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」では約２倍近いスコア差が確認できました。画像・動画用途なら、Geforce GTX 960がおすすめです。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」では、ビデオコントローラーの性能差は感じられません。
3Dゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」と実ゲーム公式ベンチマーク
１．ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」
まずは、定番のベンチマークテスト「3DMARK」で比較しました。高い描画能力が必要となる中〜重量級ゲームを想定したベンチマークテストです。
| 比較対象 | XPS 8900 その1 | XPS 8900 その2 |
|---|---|---|
| FIRE STRIKE | 1055 | 6878 |
| SKY DIVER | 4327 | 21512 |
| CLOUD GATE | 7426 | 24565 |
| ICE STORM | 60275 | 171737 |
XPS 8900 その2 ： Core i7-6700K（4.0〜4.2GHz）＋8GBメモリ＋1TB HDD＋Geforce GTX 960 2GB
3DMARKのベンチマークテスト結果
ローエンドのGeforce GT 730は、全体的にスコアが低いです。グラフィック負荷の低い「ICE STORM」だと少しだけ高スコアに見えますが、グラフィック負荷が高い項目になるとスコアの低下が激しいです。
反対に、ハイエンドのGeforce GTX 960では、全体的にスコアが高いです。グラフィック負荷が一番高い「FIRE STRIKE」でも6878という高スコアなので、ゲーム用途であればGeforce GTX 960の一択で良いと思います。
ファイナルファンタジー14 エルゼオアの公式ベンチマークテストで性能をチェック
次に、負荷が比較的軽い人気ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークで比較してみました。
人気が高いファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテストを試してみました。
| 表示解像度と品質 | XPS 8900 その1 | XPS 8900 その2 |
|---|---|---|
| 1280×720（標準品質） | 5670（とても快適） | 22982（非常に快適） |
| 1280×720（高品質） | 2994（やや快適） | 15340（非常に快適） |
| 1280×720（最高品質） | 2404（普通） | 12487（非常に快適） |
| 1920×1080（標準品質） | 3066（やや快適） | 16574（非常に快適） |
| 1920×1080（高品質） | 1571（設定変更を推奨） | 9857（非常に快適） |
| 1920×1080（最高品質） | 1269（設定変更が必要） | 7679（非常に快適） |
XPS 8900 その2 ： Core i7-6700K（4.0〜4.2GHz）＋8GBメモリ＋1TB HDD＋Geforce GTX 960 2GB
ファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテスト結果
上記の3DMARKと同じく、ハイエンドのGeforce GTX 960では、全体的にスコアが高いです。グラフィック負荷が一番高い設定もで全て「非常に快適」なので、ゲーム用途であればGeforce GTX 960の一択で良いと思います。
XPS 8900が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪
第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ XPS 8900
詳細はNew XPS 8900(DELL公式ページ）をご参照ください。
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