530と530sの使い勝手を徹底分析
拡張性の検討
Inspiron 530とInspiron 530sの拡張性には、
- IEEE1394端子の是非
- 電源容量の差
- 本体内部の余裕スペース
という、3つの違いがあります。
1.IEEE1394端子の是非
ビデオカメラやその他周辺機器と接続するための端子が、IEEE1394です。
IEEE1394端子
このIEEE1394端子が、Inspiron 530では購入時にカスタマイズできるのですが、Inspiron 530sではカスタマイズできません。
現在必要とされる方、将来必要になるであろう方は、Inspiron 530がお勧めです。「IEEE1394は必要ない」と言い切れる方は、Inspiron 530sでもOKです。
2.電源容量の差
パソコンを起動させるためには、電源が必要です。
拡張性を高めるには電源容量が必要
もちろん、Inspiron 530/530sにも電源が搭載されていますが、最大容量が若干異なります。
Inspiron 530の方が、
- 周辺機器を多く接続できる
- 消費電力の大きなパーツを内蔵できる
ということになります。ただ若干の差ですので、よほどシビアなパーツ増設をしなければ影響はありません。
パーツ増設の予定がない方は、
- Inspiron 530は、消費電力が高い高性能パーツが選択できる
- Inspiron 530sは、Inspiron 530選択できる一部の上位パーツが選択できない
という程度の知識で良いかと思います。
3.本体内部の余裕スペース
Inspiron 530の方が本体ケースが大きいので、物理的に内部スペースに余裕が生まれます。
【左】スリム型Inspiron 530s、【右】拡張型Inspiron 530
拡張型のInspiron 530なら、ケース内部に余裕がある
何が利点かと言いますと、
- パソコン内部に熱がこもりにくい
- 将来増設する時も有利
などが考えられます。
ケース内部が広い利点
パソコン内部に熱がこもると、内蔵パーツに与えるダメージが大きかったり、放熱するために搭載されているケースファンが高速で回転することになります。
すると、パーツの寿命が短くなったり、ファンの音が気になったりというデメリットも考えられます。
また、物理的に内部スペースに余裕が生まれることから、将来増設するパーツの大きさの制約を受ける可能性も低く、パーツ選択の自由度も広がります。
以上、「そこまで考える必要がないのでは?」という内容までご紹介しましたが、Inspiron 530の拡張性にはこんな利点も存在するのです。
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使い勝手を徹底分析 「操作感の違い」<< >>使い勝手を徹底分析 「デュアルモニタ時の操作感覚について」
参考:パソコン納得購入ガイド内ページ
拡張型デスクトップ Inspiron 530 関連ページ
- Inspiron 530 使用購入レビュー
- DELL購入検討日記「Inspiron 530 購入検討記」