DELL G3 15(3500)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2020/10/25 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームやグラフィック用途に特化した「Dell Gシリーズ」の入門モデル
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ビデオコントローラ | miniディスプレイポート | 有線LAN | Thunderbolt 3 |
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NVIDIA GeForce GTX 1650 | ×(搭載なし) | RJ45イーサネット | ×(搭載なし) |
NVIDIA GeForce GTX 1650Ti | ×(搭載なし) | RJ45イーサネット | USB-C Display Port Alt-Mode対応 |
NVIDIA GeForce GTX 1660Ti 以上 | ○(搭載あり) | RJ-45 Killer ネットワークE2500V2ギガビット イーサネット ポート | Thunderbolt 3ポート(40 Gbps ThunderboltおよびDisplayPortをサポートするUSB 3.1 Gen 2 Type-C) |
欲しい端子を確認して、カスタマイズするビデオコントローラを検討してください。
G3 15(3500)の前面。一般的なノートパソコン並の薄さが素晴らしい。
G3 15(3500)の背面。接続端子はありません。
中央には、「G3」ロゴを配置」。
比較的大きな通気孔を拡大。内部にデュアル冷却ファンシステムが搭載されており、強力な冷却能力を誇ります。
内部のデュアル冷却ファンシステム。大きなファンとヒートパイプが内蔵されています。
G3 15(3500)の底面。分厚い鉄板のような底面ではなく、一般的な樹脂製です。低コストと軽量さを求めています。
底面のゴム足。ゲーミングを想定していることから、滑りにくいスリット加工になってます。面積も広いので、多少激しくタイピングしてもノートパソコンが動くことはありません。また、端部にスピーカーが内蔵されており、前面方向に音が広がりますので、安価なノートパソコンよりも高音質が楽しめます。
底板の中央にある「G3」のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。
デュアル冷却ファンシステムは大型の冷却ファンが搭載されており、高負荷時でも安定した冷却能力を誇ります。その他、内部にはバッテリ、メモリ×2、ストレージ×2を搭載。
G3 15(3500)の天板。写真は「アルプス ホワイト」ですが、「リコリス ブラック」もカスタマイズ可能です。
天板全体は高級感あるつや消し加工です。
天板中央には青いDELLロゴを配置。
ロゴの横には、縦方向にスリットが入ってます。少しだけ段差になっており、カッコいいです。
ヒンジ〜底面にかけてもスタイリッシュなデザインです。
G3 15(3500)は、15.6 インチ FHD (1920 x 1080) 120Hz 250 nits 広視野角 非光沢 LED バックライト
スリムベゼル ディスプレイを採用しています。背面の写り込みが少なく、明るさやコントラストも良好です。
視野角をチェック。若干暗くなるものの、広視野角パネルなので色の変化は少ないです。ゲームだけでなく、色味が気になる画像編集などにもおすすめ。
モニタ上部を拡大。左から、左マイク、カメラ、カメラステータスライト、右マイクです。
モニタの下部を拡大。青色のDELLロゴ。下は、指紋認証機能を搭載する電源ボタンです。(シールは、はがせます)
G3 15(3500)のキーボード。G3 15(3500)は本体が大きいので、キーボード周辺はかなり広いです。防滴設計キーボード、かつ、キーボード周辺は段差のデザインになってます。また、数字入力に最適なテンキーを搭載していますので、ビジネス用途にも便利です。
Inspiron 13 5000(5300)のキーボードは、バックライトを標準装備しています。機種によってはオプションになる場合もありますので、嬉しいポイントです。ちなみに、明るい部屋ではバックライトが自動的に消灯します。
キーボード左部分を拡大。一般のノートパソコンと同様のアイソレーションタイプですが、キーピッチはゆとりのある19mmです。一番下列のキーは縦方向に広く確保されていますので、タイピングしやすいです。
キーボード右部分を拡大。15インチノートながらもテンキーを搭載しているので、個人的には非常に使いやすいです。キーピッチは若干狭い17.5mmですが、キー間のスペースが広いので違和感はありません。
キーを拡大。表面は平らですが、指先がすべることはありません。キーストロークは1.4mmです。
また、キーボードの内部が補強されているためか、安価なノートパソコンのようなたわみがないので、タイピングが気持ちいいです。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。
テンキーも使いやすい。
タッチパッドも広い。
G3 15(3500)は高性能なパーツが搭載可能なので、電源アダプタは大きめです。カスタマイズするビデオコントローラの性能によって、大きさは変わります。
詳しくはNew Dell G3 15ゲーミング ノートパソコン(3500)(DELL公式ページ)をご参照ください。
G3 15(3500)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。
今回ご紹介するG3 15(3500)のカスタマイズ構成は、「Dell G3 15 プラチナ(120Hz・大容量メモリー・GTX1660Ti搭載)」です。
項目 | Dell G3 15 プラチナ(120Hz・大容量メモリー・GTX1660Ti搭載) |
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OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第10世代 インテル Core i7-10750H (12MB キャッシュ, 最大 5.0 GHzまで可能, 6 コア) |
メモリ | 16GB DDR4-2933MHz, 2x8GB |
ハードディスク | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 |
G3 15(3500)のデバイスマネージャ
Core i7-10750HをCPU-Zで見る。6コア12スレッドが驚異的。しかも最大5.0GHzまで上昇します。
6コア12スレッド動作は爆速!あっという間に処理が完了します。
なお、安価なCore i5-10300H (8MB キャッシュ, 最大 4.5 GHz まで可能, 4 コア)もカスタマイズ可能です。
NVIDIA GeForce GTX 1660TiをGPU-Zで見る。
G3 15(3500)が搭載する512GB SSDの性能をご紹介します。
まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmark 6.0で比較してみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、「512GB M.2 PCIe NVMe
SSD」の性能を調べてみました。
連続読出は2301.6MB/s、連続書出は1234.6MB/s、実際の体感速度と関係する「4KiB
Q32T1」も読出319.6MB/s,書出350.1MB/sと爆速です。
もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。
ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第10世代 インテル Core i7-10750H プロセッサーの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
第10世代 インテル Core i7-10750H プロセッサーのスコア。
機種名 | 第10世代 インテル Core i7-10750H (6コア/12スレッド、2.6〜5.0GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i7-10510U (4コア/8スレッド、1.8〜4.90GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i5-10210U (4コア/8スレッド、1.6〜4.2GHz) |
(参考) 第8世代 インテル Core i7-8565U (4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz) |
(参考) 第7世代 インテル Core i5-7200U (2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz) |
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【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 2.10 | 2.03 | 1.92 | 1.98 | 1.45 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 13.46 | 7.10 | 6.38 | 6.37 | 3.53 |
省エネタイプの「第10世代 インテル Core i7-10510U」、コストパフォーマンスが高い「Core i5-10210U」、旧世代の高性能「第8世代 Core i7-8565U」、旧世代の安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。
「第10世代 インテル Core i7-10750H」はかなり高性能です。圧倒的な性能を有しています。
CINEBENCH R15におけるCore i7-10750Hのスコア。
最新版CINEBENCH R20のCore i7-10750Hのスコア。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は4298。
普段使いは文句なし。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4032。
クリエイティブ用途でも十分使える。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5700。
かなり高いスコアです。
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4961。高速です。
実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
スコアは5905なので、普段使いは文句なし。
ビジネス用途を想定したベンチマークテスト。
スコアは5358なので、ビジネス用途も強い。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテスト。
ゲーミングノートなので、スコアは6782と高いです。
VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
標準的な負荷である「Orange Room」テストを実施。スコアは7021。
「SUPER」評価なので、VRでも快適です。
テスト名 | 想定 | スコア | 平均フレームレート(FPS) |
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Orange Room | 標準的な負荷 | 7021 | 153.06 |
Cyan Room | 中間の負荷 | 5260 | 114.66 |
Blue Room | 大きな負荷 | 1666 | 36.32 |
負荷が比較的高くても、快適にVRが楽しめそうです。
重量級ゲームでの快適さを想定したベンチマーク「3DMARK」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
重量級ゲームで快適なプレイが楽しめるかを測定する定番ベンチマークテスト「3DMARK」
テスト名 | 想定 | スコア |
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Time Spy Extreme | DirectX 12を使用する4Kゲーム用 | 2481 |
Fire Strike Ultra | DirectX 11を使用する4Kゲーム用 | 3150 |
Fire Strike Extreme | マルチGPUシステムとオーバークロックされたパソコン用 | 6437 |
Fire Strike | 高性能ゲーム用パソコン | 12586 |
Sky Diver | ゲーム用ラップトップとミッドレンジパソコン用 | 34150 |
結果として重量級ゲームには不向きですが、通常のゲームであればプレイ可能な性能レベルです。
比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。
「解像度1920×1080、最高品質、DirectX 11」の設定で、『非常に快適』でした。
このレベルのライトなゲームであれば、最高品質でも快適にプレイ可能です。
少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。
「解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『快適』でした。
他の設定におけるスコアと評価は、以下のとおりです。
解像度/品質 | 軽量 | 標準 | 高 |
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1920×1080 | 9432 とても快適 |
7526 快適 |
5348 やや快適 |
2560×1440 | 7000 快適 |
5266 やや快適 |
4056 普通 |
3840×2160 | 3927 普通 |
2799 やや重い |
2312 重い |
大きくは、
というイメージですね。
ファイナルファンタジー15ぐらいのグラフィック負荷であるゲームプレイであれば、設定を軽くすればプレイ可能です。
用途と予算にあわせてご検討ください。
今回ご紹介しているG3 15(3500)はゲームやグラフィックに特化したノートパソコンです。
しかも8万円台から購入可能な高コストパフォーマンスノートなので、採算を度外視したゲーミングノート「Aleiwareシリーズ」の普及価格版ノートとも言えます。
また、ゲーム用途だけではなく、普段はインターネットやビジネス用途、画像や動画編集などを想定し、時々、ゲームも楽しみたいというライトユーザーにもおすすめです。ベンチマークでも前述しましたが、人気が高い「ファイナルファンタジー」のようなライトなゲームであれば快適なプレイが楽しめます。
G3 15(3500)は、
など、ゲーム用途だけでなく、画像や動画の編集などグラフィック用途にもおすすめです。
G3シリーズはゲーミングノートという位置付けにも関わらず 月間売り上げランキングにも入るほど売れていますので、気になる方はチェックしてみてください。
なお、上位のG5シリーズもラインナップされています。
気になる方は、以下のレビューをご参照ください。
15インチ液晶モニタを搭載し、ゲームやグラフィックに特化したG3 15(3500)
詳しくはNew Dell G3 15ゲーミング ノートパソコン(3500)(DELL公式ページ)をご参照ください。