DELL Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5501)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2020/10/25 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15インチ極薄ベゼルの売れ筋ノート
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項目 | Inspiron 15 5000 プレミアム(大容量SSD・MX330搭載) |
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OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第10世代 インテル Core i5-1035G1 プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 3.6 GHz まで可能) |
メモリ | 8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz |
ハードディスク | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ | NVIDIA GeForce MX330 2GB GDDR5 |
Inspiron 15 5000(5501)のデバイスマネージャ
「Core i5-1035G1」をCPU-Zで見る。4コア/8スレッドで、動作周波数は最大3.6GHzまで上昇します。
「NVIDIA GeForce MX330 2GB GDDR5」をGPU-Zで見る。
Inspiron 15 5000(5501)が搭載する512GB SSDの性能をご紹介します。
まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmark 6.0で比較してみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、「512GB M.2 PCIe NVMe
SSD」の性能を調べてみました。
連続読出は1804.5MB/s、連続書出は1438.3MB/s、実際の体感速度と関係する「4KiB
Q32T1」も読出324.4MB/s、書出354.6MB/sと爆速です。
なお、さらに、もう1枚のNVMe SSD(M.2)の拡張できます。上級ユーザーであれば、BIOSで構成可能なRAID 0またはRAID 1も利用可能です。
もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。
ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第10世代 インテル Core i5-1035G1 プロセッサーの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
第10世代 インテル Core i5-1035G1 プロセッサーのスコア。
機種名 | 第10世代 インテル Core i5-1035G1 (4コア/8スレッド、1.0〜3.6GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i7-10750H (6コア/12スレッド、2.6〜5.0GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i7-10510U (4コア/8スレッド、1.8〜4.90GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i5-10210U (4コア/8スレッド、1.6〜4.2GHz) |
(参考) 第8世代 インテル Core i7-8565U (4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz) |
(参考) 第7世代 インテル Core i5-7200U (2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz) |
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【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 2.00 | 2.14 | 2.03 | 1.92 | 1.98 | 1.45 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 5.35 | 10.58 | 7.10 | 6.38 | 6.37 | 3.53 |
最新のハイエンドCPUである「第10世代 インテル Core i7-10750H」、省エネタイプの「第10世代 インテル Core i7-10510U」、コストパフォーマンスが高い「第10世代 インテル Core i5-10210U」、旧世代の高性能「第8世代 Core i7-8565U」、旧世代の安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。
「第10世代 Core i5-1035G1」は低価格ながら、第8世代の上位「Core i7-8565U」に匹敵する性能です。また、通常作業(シングルスレッド)であれば、現行の第10世代の上位Core i5/i7と性能差も少ないです。4コア/8スレッド動作なので、マルチスレッドスコアが物足りませんが、用途を割り切ればコストパフォーマンスは高いです。
CINEBENCH R15におけるCore i5-1035G1のスコア。
最新版CINEBENCH R20のCore i5-1035G1のスコア。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は3418。
普段使いは文句なし。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3933。
クリエイティブ用途に特化しなければ十分使える。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4987。
かなり高いスコアです。
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4977。高速です。
実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
スコアは3969なので、普段使いは文句なし。
ビジネス用途を想定したベンチマークテスト。
スコアは4452なので、ビジネス用途も強い。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテスト。
スコアは3597。「NVIDIA GeForce MX330 2GB GDDR5」を搭載しているので、CPUだけのグラフィック能力よりも高性能。
VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
「Orange Room」テストを実施。スコアは1657。中スコアです。
VRをなんとか楽しめる性能でした。
VR用途なら、上位パソコンがおすすめです。
比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
このレベルのゲームであれば、ゲームプレイが可能です。
少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。
「高解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
グラフィック負荷が高いファイナルファンタジー15だと、ゲームプレイ不可です。
Inspiron 15 5000(5501)は、7万円台(2020年10月時点。割引クーポンを利用すると6万円台からの購入が可能!)という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。
具体的には、
など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。
ちなみに、上位7000シリーズのNew Inspiron 15 7000(7051)(DELL公式ページ)もラインナップされています。
気になる方は、以下のレビューとあわせて、チェックしてみてください。
上位7000シリーズのInspiron 15 7000(7501)のレビュー♪
本レビューのInspiron 15 5000(5501)が気になる方は、下記のDELL公式ページをチェックしてみてください。
安価で高コストパフォーマンスの15インチノートパソコンInspiron 15 5000。
詳細はNew Inspiron 15 5000(5501)(DELL公式ページ)をご参照ください。
性能を追求したゲーミングノート「Dell G3 15(3500)」と比較してみました。
「Dell Gシリーズ」ノート G3 15(3500)。安価なInspironシリーズや質感・機能にこだわったXPSシリーズとは違い、ゲームやグラフィック用途に特化したノートパソコンです。
(参照)パソコン納得購入ガイドのゲーミングノート「Dell G3 15(3500)」 レビュー
New Dell G3 15ゲーミング ノートパソコン(3500)(DELL公式ページ)
結論から申しますと、デザインや大きさが大きく異なります。
Inspiron 15 5000(5501)のコンパクトさがよくわかります。
外観を比較。左がInspiron 15 5000(5501)、右がDell G3 15(3500)。
同じ15インチノートですが、印象は大きく異なります。
モニタのベゼル幅を比較。左がInspiron 15 5000(5501)、右がDell G3 15(3500)。
Inspiron 15 5000(5501)のベゼル幅は、Dell G3 15(3500)の約半分ぐらいです。
本体ボディを比較。左がInspiron 15 5000(5501)、右がDell G3 15(3500)。
ボディの薄さもかなり違います。
本体の薄さを比較。上がInspiron 15 5000(5501)、下がDell G3 15(3500)。
かなり違います。
天板サイズを比較。上がInspiron 15 5000(5501)、下がDell G3 15(3500)。
天板の大きさも、かなり違います。
電源アダプタを比較。左がInspiron 15 5000(5501)、右がDell G3 15(3500)。
電源アダプタの大きさは、ビデオコントローラの性能に比例するため仕方ありませんが、これだけ違います。
Inspiron 15 5000(5501)は、とにかくコンパクトです。
予算と用途にあわせて、購入機種をご検討ください。
安価で高コストパフォーマンスの15インチノートパソコンInspiron 15 5000。
詳細はNew Inspiron 15 5000(5501)(DELL公式ページ)をご参照ください。