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15インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 15 5000(5583)」 レビューレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2019/5/25
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(2020/1/11追記)
後継機種のInspiron 15 5000(5593)のレビューはこちら
Inspiron 15 5000(5593) レビュー

15インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 15 5000(5583)」 レビュー

Inspiron 15 5000(5583) レビュー

【特徴】15インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 15 5000(5583)」

今回ご紹介するのは、15インチモニタを搭載したノートパソコンInspiron 15 5000(正式名称はInspiron 5583)のレビューです。コストパフォーマンスが高い中位5000シリーズです。
 Inspiron 15 5000(5583) (2019年4月5日発売)(DELL公式ページ)

(特徴その1) 薄型なのに大きなモニタ、かつ、使いやすい15インチノート

Inspiron 15 5000(5583)の外観
Inspiron 15 5000(5583)の外観。幅:380.0mm×奥行き:258.0mm×高さ:19.4mm〜22.6mm、重量2.17kgです。

モニタフレームの幅は約1.8cmと少し厚みがあります
モニタフレームの幅は約1.8cmと少し厚みがあります

横から見たInspiron 15 5000(5583)。
横から見たInspiron 15 5000(5583)。モニタ自体は薄いです。

(特徴その2) 最新の第8世代Coreプロセッサを搭載、高速SSDをカスタマイズ可能!

Inspiron 15 5000(5583)は、見た目のデザインだけでなく、最新の第8世代Coreプロセッサを搭載し、高速なSSDをカスタマイズ可能など、性能面でも妥協がありません。

今回ご紹介しているInspiron 15 5000(5583)には、Core i7プロセッサを搭載しています
今回ご紹介しているInspiron 15 5000(5583)には、Core i7プロセッサと拡張型ビデオコントローラを搭載しています。安価なCore i5プロセッサもカスタマイズ可能です。

システム起動用の高速なSSDと、データ保存用の大容量ハードディスクの同時搭載が可能
システム起動用の高速なSSDと、データ保存用の大容量ハードディスクの同時搭載が可能

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
連続読出/書込は1575.2MB/Sと340.8MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出244.6MB/s、書込297.5MB/sと爆速!

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
速度は普通ですが、データ保存用なのでこれぐらいでも十分です。

(特徴その3) 画像や動画視聴におすすめ、フルHD(1920×1080)非光沢パネルを採用

Inspiron 15 5000(5583)のモニタをチェック
Inspiron 15 5000(5583)のモニタをチェック。画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の非光沢パネルを採用しています。過去のノートで標準的な1366×768と比べると、表示範囲が広いので複数作業に最適です。

斜め角度から見ても、色の変化は少ないです。
斜め角度から見ても、色の変化は少ないです。また、非光沢パネルなので、背面や照明の映り込みは少ないです。

モニタの開度は、135度と控えめです。
モニタの開度は、135度と控えめです。

ヒンジは頑丈なので、堅牢性あり。
ヒンジは頑丈なので、堅牢性あり。

(特徴その4) 安価で軽量な樹脂素材を採用

Inspiron 15 5000(5583)は、安価な樹脂素材が採用されています。
Inspiron 15 5000(5583)のボディは、安価な樹脂素材が採用されていますが、軽量というメリットがあります。

Inspiron 15 5000(5583)の天板
Inspiron 15 5000(5583)の天板。シンプルなシルバー色です。

Inspiron 15 5000(5583)の天板を拡大
Inspiron 15 5000(5583)の天板を拡大。樹脂製ですが、安っぽさはありません。

 安価で高コストパフォーマンスの15インチノートパソコンInspiron 15 5000。
 詳しくはInspiron 15 5000(5583) (2019年4月5日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【外観】Inspiron 15 5000(5583)の外観をチェック

Inspiron 15 5000(5583)の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 15 5000(5583)の左側面

Inspiron 15 5000(5583)の左側面
Inspiron 15 5000(5583)の左側面。左から、電源アダプタ、バッテリーステータスライト/ハードドライブアクティビティライト、USB3.1 Gen1 Type-C(オプションNVIDIA MX130構成のみ)、有線LAN、USB3.1 Gen1 Type-A×2、ヘッドセット(ヘッドフォン・マイク)です。

Inspiron 15 5000(5583)の右側面

Inspiron 15 5000(5583)の右側面
Inspiron 15 5000(5583)の右側面。左から、SDカードリーダー、USB2.0、光学ドライブです。最近のノートパソコンは光学ドライブが搭載不可であるケースが多いですが、Inspiron 15 5000(5583)では搭載します。

Inspiron 15 5000(5583)の前面

Inspiron 15 5000(5583)の前面
Inspiron 15 5000(5583)の前面。接続端子はありません。

Inspiron 15 5000(5583)の背面

Inspiron 15 5000(5583)の背面
Inspiron 15 5000(5583)の背面。接続端子はありません。


Inspiron 15 5000(5583)の底面

Inspiron 15 5000(5583)の底面
Inspiron 15 5000(5583)の底面。安価で軽量な樹脂製で、放熱用のスリットが中央下部に1ヶ所箇所にあります。上部の両サイドにある小さな穴は、内蔵スピーカー×2です。

底面を拡大
底面を拡大。内蔵スピーカーが搭載されています。低音こそないものの、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。また、前面側に配置されていることから、臨場感もあります。

底面の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。
底面の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。

Inspiron 15 5000(5583)のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプで、キーボード右上部に電源ボタンがあるだけのシンプル設計です。なお、Inspiron 15 5000(5583)のキーボードは、バックライトが非搭載です。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。本体サイズに余裕があるので、テンキーを搭載しています。数値入力の頻度が多い方におすすめ。

キーを拡大
キーを拡大。タイピング感は良好で、たわみも少ないです。DELLいわく、「電源ボタンは40,000回、キーボードのエンターキーは1,000万回連打のテストを実施し、問題がないことを検証」とのこと。

キーピッチは19mmフルサイズ
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。

ただし、テンキーは17.5mmピッチなので少し狭くなっていますが、入力に違和感はありません。
ただし、テンキーは17.5mmピッチなので少し狭くなっていますが、入力に違和感はありません。

広い高精度タッチパッド
広い高精度タッチパッド。幅:10.5cm、奥行き:8.0cmと広く、タッチパッド部分はツルツルしているので、クリックしやすいです。

 安価で高コストパフォーマンスの15インチノートパソコンInspiron 15 5000。
 詳しくはInspiron 15 5000(5583) (2019年4月5日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【性能編】 Inspiron 15 5000(5583)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 15 5000(5583)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 15 5000(5583)のカスタマイズ構成

Inspiron 15 5000(5583)のカスタマイズ構成
機種名 New Inspiron 15 5000 プラチナ(SSD+HDD・MX130搭載)
OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU 第8世代インテル Core i7-8565Uプロセッサー(8MBキャッシュ、最大4.6GHzまで可能)
メモリ 8GB, 1x8GB, DDR4, 2666MHz
ハードディスク 128GB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA ハード ドライブ (ストレージ)
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce MX130 (4GB GDDR5 グラフィックス メモリー)
※最新のInspiron 15 5000(5583)のカスタマイズ構成は、Inspiron 15 5000(5583) (2019年4月5日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

CPU-Zで「Core i7-8565U プロセッサー」を見る
CPU-Zで「Core i7-8565U プロセッサー」を見る。省電力タイプに関わらず、動作周波数は4.6GHzまで上昇します。また、高性能な4コア/8スレッド動作です。

GPU-Zで「NVIDIA GeForce MX130 (4GB GDDR5 グラフィックス メモリー)」を見る。
GPU-Zで「NVIDIA GeForce MX130 (4GB GDDR5 グラフィックス メモリー)」を見る。

Inspiron 15 5000(5583)のデバイスマネージャー
Inspiron 15 5000(5583)のデバイスマネージャー

SSDとハードディスクの性能をチェック

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って128GB SSDの性能を調べてみました。
連続読出/書込は1575.2MB/Sと340.8MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出244.6MB/s、書込297.5MB/sと爆速!

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました。
速度は普通ですが、データ保存用なのでこれぐらいでも十分です。

詳細なATTO Disk Benchmarkにおける128GB SSDのスコア
詳細なATTO Disk Benchmarkでも、「128GB SSD」の性能を調べてみました。

詳細なATTO Disk Benchmarkにおける1TB HDDのスコア
詳細なATTO Disk Benchmarkでも、「1TB ハードディスク」の性能を調べてみました。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i7-8565Uの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11スコア

CINEBENCH R11
機種名 第8世代 インテル Core i7-8565U
(4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i5-7200U
(2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz)
(参考)
第6世代Core i5-6200U
(2コア/4スレッド、2.3〜2.8GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 2.04 1.45 1.28
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 6.11 3.53 3.12

前世代の「第7世代 インテル Core i5-7200U」や、前々世代の「第6世代Core i5-6200U」と比較してみました。「Core i7-8565U」は、圧倒的なスコアをたたき出しています。

最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8565のスコア
最新版のCINEBENCH R15におけるCore i7-8565のスコア。これも高スコア。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3155
一般的な使い勝手の「Home」は3155

「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
性能的には中間という印象です。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3649
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3649

「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
性能的には中間という印象です。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5091
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5091

「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
かなりの高スコアです。

ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は4983
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は4983。かなり速いです。

 ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(HDD)」は2105
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(HDD)」は2105。普通です。

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

VRMark
テスト名 想定 スコア
Orange Room 標準的な負荷 5294

結果として、快適なVRを楽しむのは難しそうです。

Orange Room(標準的な負荷)

「Orange Room」テストを実施。スコアは1134
「Orange Room」テストを実施。スコアは1134。低スコアです。

「Orange Room」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Orange Room」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。

かなり性能不足です。VRを快適にプレイするのは困難。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。


「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
このレベルの標準設定であれば、快適にプレイ可能です。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者
解像度/品質 標準品質 高品質 最高品質
(標準)1920×1080 5087
とても快適
3396
やや快適
2092
普通
上欄:スコア、下欄:評価

ただし、グラフィック設定を少し重くすると、途端に快適性が低下します。能力的にあまり余裕がないので、ゲームプレイはサブ程度としておく、もしくは、上位の拡張型ビデオコントローラを搭載可能な機種を購入する、ことをおすすめします。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストで性能をチェック

少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。

「標準解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
「標準解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
このレベルのゲームであれば、プレイ自体が不可です。

用途と予算にあわせてご検討ください。

(総まとめ)高コストパフォーマンスな薄型ノートInspiron 15 5000(5583)

その中でInspiron 15 5000(5583)は6万円台(2019年5月時点。割引クーポンを利用すると5万円台からの購入が可能!)という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。

Inspiron 15 5000(5583)は、

  • シンプル、かつ、コンパクトな15インチノート
  • 安価な価格設定
  • 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)モニタを搭載
  • 高性能な第8世代Coreプロセッサや拡張型ビデオコントローラを搭載可能
  • 高速SSDと大容量ハードディスクの2台を搭載可能

など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。気になる方は、チェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 安価で高コストパフォーマンスの15インチノートパソコンInspiron 15 5000。
 詳しくはInspiron 15 5000(5583) (2019年4月5日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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