低価格＋拡張性のDELL入門デスクトップ Inspiron 3847 レビュー

DELL Inspiron 3847 製品概要

今回ベンチマークテストを実施したInspiron 3847のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。

Inspiron 3847のカスタマイズ構成

【参考】Inspiron 3847のデバイスマネージャー

GPU-ZでNVIDIA GeForce GT 705を見る。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、1TBハードディスクの性能を調べてみました。

数年前のデスクトップパソコンと比べると速いです。ただし、上位機種で選べる高速SSDは、Inspiron 3847では選べません。

PCMARK8のStrageスコアは2686。一般用途であれば十分なスコアです。

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、Core i5-4460の実力を確認してみました。今回テストしたのは、「CINEBENCH R10」と「CINEBENCH R11」です。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R10・R11
機種名	Inspiron 3847
【CINEBENCH R10】　Single CPU Render Test	6570
【CINEBENCH R10】　Multi CPU Render Test	22352
【CINEBENCH R11】　CPU（シングルスレッド）（pts）	1.51
【CINEBENCH R11】　CPU（マルチスレッド）（pts）	5.46

CINEBENCH R10スコア CINEBENCH R11

2コア・4スレッドで動作周波数は約3.3GHzを維持
4コア・4スレッドで動作周波数は約3.2GHzを維持。最高動作周波数は、画像のとおり3.4GHzまで上昇します。お手頃なCore i5プロセッサにも関わらず、かなりの高性能です。

CPUの負荷を100%まで上昇させても63℃程度までしか熱くなりませんでした。

PCMARK 7
比較対象	Inspiron 3847	備考
PCMark	3353	総合スコア
Lightweight	2885	Webブラウジング、画像表示、テキスト編集
Productivity	2325	Webブラウジング、データの暗号化
Entertainment	2890	動画再生・変換、Webブラウジング、グラフィック描画
Creativity	5779	画像表示、動画変換
Computation	9441	動画変換（高解像度）
System storage	2194	ハードディスクへのアクセス速度（Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム）
RAW system storage	632	ハードディスクへのアクセス速度（Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム）

PCMARK 7の結果。一般用途であれば十分なスコアです。

定番の3DMARKでベンチマークを実施。安価なグラフィックカードNVIDIA GeForce GT 705を搭載しているため、スコアは低いです。ゲーム用途には向きません。

グラフィック設定を「標準品質」、解像度を「1920×1080」でベンチマーク。評価は「やや重い」でプレイ不可でした。

グラフィック設定を「低品質」にすると、評価は「普通」になります。何とかプレイ可能なレベルと言えます。

拡張性が高い入門機種 Inspiron 3847
詳細はInspiron 3847(HP公式ページ）でどうぞ。