DELLスタンダードデスクトップ Inspiron 580 レビュー

【本体チェック編２】 Inspiron 580の背面をチェック

Inspiron 580の背面をご紹介します。

Inspiron 580の背面。スタンダードデスクトップパソコンながら、比較的多くの接続端子が搭載されています。一番下のビデオコントローラはオプションです。

Inspiron 580の背面には接続端子が集中しています。上位機種と比べると種類や数は多くありませんが、一般用途であれば十分使える内容となっています。旧機種と比べると、リビングテレビと接続可能なHDMI端子が新たに搭載されています。

背面上部

背面上部を拡大。ほとんどが電源部です。写真側にある緑色ランプは、電源が入ると点灯します。

右半分を占めているのは電源部。電源内部の熱を排気し、安定した動作を確保するために大きなファンが搭載されています。左にある赤色の小さな部分は、「電圧セレクタスイッチ」と呼ばれる定格電圧の選択スイッチ。日本で使う「115V」、海外で使う「230V」という2種類の切り替えが可能であり、Inspiron 580購入時には「115V」に設定されています。

背面中央部

背面中央部を拡大。写真左側にあるのは、液晶モニタと接続するための2種類の映像端子です。上は最近主流となっているHDMI、下は従来からのアナログ接続ミニD-sub15ピン端子です。右のメッシュ部分は、ケース内の放熱を行うファンです。

背面中央には、各種接続端子が集中しています。

接続端子部を拡大。USB2.0×4ヶ、有線LAN、音声出力を搭載。

背面のUSBは4個です。前面にある2個と合わせると、全部で6個となります。またホームスピーカー用音声出力を装備しています。音声出力については、以下のとおりです。

端子色	名称	説明
銀	サイドL/Rサラウンドコネクタ	サイドスピーカーを接続します
黒	リアL/Rサラウンドコネクタ	リアスピーカーを接続します
橙	センター/サブウーハーコネクタ	サブウーハーを接続します
桃	マイクコネクタ	マイクを接続して音声を入力します。
黄緑	ライン出力/ヘッドフォンコネクタ	ヘッドフォンやスピーカーを接続します
水色	ライン入力コネクタ	カセットプレーヤー、CDプレーヤーなど録音/再生機器を接続します

背面下部

拡張性が高い背面下部。拡張スロットは4つです。一番上に搭載しているのは、オプションのビデオコントローラ「NVIDIA GeForce G310 512MB (DVI/HDMI/VGA付)」。

Inspiron 580の拡張スロットをチェック。上から、PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCIスロットが1つです。

ビデオコントローラ

今回ご紹介しているInspiron 580の拡張スロットに搭載しているのは、オプションで選べるビデオコントローラ「NVIDIA GeForce G310 512MB」です。

ビデオコントローラ「NVIDIA GeForce G310 512MB」を拡大。左から、デジタルDVI、HDMI、VGA(アナログミニD-sub15ピン)です。

一般的にはDVIでの接続となりますが、リビングテレビと接続したり対応モニタをお持ちの場合はHDMIで接続してください。HDMIは音声出力も兼用できますので便利です。

一番右のミニD-sub15ピン端子も使えますが、表示解像度が高いモニタを使用する場合に画面のちらつきが気になることがありますので、別途モニタを用意した方が良さそうです。かなり安いInspiron 580＋モニタパッケージもありますので、ぜひ検討してみてください。

Inspiron 580と買う際におすすめしたい「デル ST2210 21.5インチワイドTFT液晶モニタ」。フルHD表示が可能な表示解像度1920×1080かつDVDやブルーレイ映画の視聴に最適なワイドスクリーン(縦横比16：9)なので、使い勝手は抜群です。しかもかなり安いのでコストパフォーマンスも高いです。古いモニタしかお持ちでない方は、ぜひ検討してみてください。

デル ST2210とInspiron 580を並べてみました。Inspiron 580との大きさバランスもピッタリなので、相性抜群です。

地デジチューナー

Inspiron 580では地デジチューナーも同時購入できます。

Inspiron 580で同時購入できる地デジチューナー「MonsterTV SK-MTVU3」。接続簡単なUSB接続タイプなので、パソコン初心者の方にもおすすめです。