DELLスタンダードデスクトップ Inspiron 580 レビュー

【購入まとめ２】 Inspiron 580の設置スペースを考える

性能が高く安価なInspiron 580ですが、問題があるとすれば設置スペースでしょうか。拡張型ケースなのでスリム型デスクトップパソコンと比べると場所を取りますし、ノートパソコンと比べても「大きな設置スペースが必要だし･･･」と感じていらっしゃる方も多いと思います。

Inspiron 580＋21.5インチワイド液晶「ST2210」の設置例。一般的な置き方をすると、横方向にかなり広い設置スペースを必要とします。

奥行きスペースが取れれば、Inspiron 580でもコンパクトに設置可能

場所を取りそうなInspiron 580ですが、設置を工夫すれば思ったよりも省スペースで済む場合があります。

例えば、Inspiron 580をモニタの後ろに隠す方法です。

Inspiron 580をモニタの後ろに隠すと、省スペースで収まります。写真の設置方法であれば、光学ドライブが開いてもメディアの出し入れは手前側なので支障ありませんし、USBメモリやヘッドフォンなどの使用についても接続端子が前面にあるのでモニタ越しに使えます。

横から見た写真。横幅の広さが確保できなくても、奥行きスペースがあればInspiron 580＋大画面モニタの設置は可能です。

Inspiron 580(左)と15.6インチ液晶搭載ノート Inspiron 15(右)を並べてみました。奥行きの差はイメージしていたよりも少ないことがわかります。さすがにInspiron 580は持ち運び不可ですが･･･。

スリム型のInspiron 580sも選択肢に

何度かご紹介していますが、Inspiron 580には「性能そのままに横幅が半分」という兄弟機種Inspiron 580sも発売されています。拡張性よりも省スペース設置を重視するなら、Inspiron 580sという選択肢もありでしょう。

省スペースタイプのInspiron 580。横幅が半分です。

Inspiron 580と省スペースタイプのInspiron 580sを並べてみました。横幅が約半分にもかかわらず、カスタマイズできるパーツはほぼ同じです。ただし内部スペースに余裕がないので、将来の拡張性を確保しておきたい方には不向きです。

イメージだけではなく実際に使う部屋の環境を想定して、デスクトップパソコンにするかノートパソコンにするか検討してみてください。