DELLデスクトップパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
DELLスタンダードデスクトップ Inspiron 580 レビュー
Inspiron 580は、DELLでは売れ筋となる拡張型スタンダードデスクトップ。高い基本性能と安価な価格設定が魅力的な、2010年DELLデスクトップパソコンの主力機種です。
DELL Inspiron 580 製品概要
【概要１】最新プロセッサ「Core i3/i5」搭載デスクトップ Inspiron 580
今回ご紹介するのは、性能と価格のバランスが良いInspironシリーズのメイン機種Inspiron 580です。
Inspiron 580
DELLデスクトップパソコンの中では安価な部類に入る売れ筋機種のInspiron 580。過去のDELLデスクトップパソコンの中でも人気を誇ったInspiron
530 → Inspiron545の系統を受け継ぐ実力派であり、2010年DELLデスクトップパソコンの主力モデルです。
Inspiron 580の本体サイズは374mm(高さ)×175mm(幅)×440mm(奥行)mm、重さは約8.7kgと一般的なサイズであり、大容量メモリ/ハードディスク、拡張型ビデオコントローラ、地デジチューナーなど豊富なカスタマイズが楽しめます。
最新パーツを採用し、高コストパフォーマンスを誇る
Inspiron 580は、最新のインテルH57 Express チップセットを搭載し、2010年1月に発売開始されたばかりの最新プロセッサCore
i3/i5がカスタマイズ可能です。
上位機種と比べると、高性能プロセッサCore i7やハイエンドビデオコントローラが搭載できないなどの差別化はありますが、基本性能はかなり高いです。インターネットや文書作成だけでなく、簡単な画像・動画編集にも対応可能なので、脱パソコン入門者を目指している方にもおすすめです。
最新のインテルH57 Express チップセットを搭載
最新CPUであるCore i3/i5とOSのWindows 7の組み合わせは非常に快適です。
適度な拡張性があり、接続端子も比較的多い
Inspiron 580は拡張型デスクトップという位置付け機種なので、内部スペースも比較的広く、将来の拡張性が確保されています。
Inspiron 580は内部スペースが比較的広く、将来の拡張性を確保できます。
接続端子も比較的多く搭載しているため、一般用途であれば十分対応可能です。
高級感あるピアノブラックだけになったカラーパネル
前機種Inspiron 545では8種類のカラーパネルが選べましたが、Inspiron 580ではピアノブラックのみとなっています。ブラック光沢パネルは最近の流行ですが、入門機種だけにカラーパネルが選べないのは少し残念です。
背景が映り込むピアノブラックのカラーパネル。今後バリエーションが増えることに期待します。
その分、面白い幾何学模様がデザインされるようになりました。
幾何学模様部を拡大。インプリント技術が施されているためか、表面はツルッとしてます。少なくとも幾何学模様がはがれることはありません。(笑)
画像や動画など、マルチメディア系にもおすすめ
ノートパソコンでは少々辛い画像編集や動画編集も、デスクトップパソコンのInspiron 580であれば快適です。テレビチューナーや高音質ホームシアター対応サウンドコントローラもオプションで選べますし、21インチを超える大画面モニタも選べます。
「ノートパソコンでは性能不足･･･」、「安価で大画面モニタが手に入るデスクトップパソコンが欲しい」という方におすすめします。特に「デル ST2210 21.5インチワイドモニタ」は安価にも関わらず、1920×1080という広い表示解像度を誇ります。地デジやブルーレイ映画の視聴を想定している方は、検討してみてください。
スリム型の兄弟機種 Inspiron 580sもラインナップ
Inspiron 580の弟分であるInspiron 580sも同時発売されています。
Inspiron 580s。Inspiron 580の基本性能はそのままに、本体幅を約半分に抑えたスリム型デスクトップパソコン。Core
i5や上位ビデオコントローラなど一部のパーツがカスタマイズ不可という制限はありますが、設置スペースが非常に少なくて済みます。
|
機種名 |
Inspiron 580 |
Inspiron 580s |
備考 |
|---|---|---|---|
|
タイプ |
拡張型 |
スリム型 |
将来パーツ増設を考えるなら拡張型、設置スペース優先ならスリム型がおすすめ |
|
CPU |
Core i3/Core i5 |
Core i3 |
Inspiron 580sはCore i5に非対応 |
|
グラフィック能力 |
中 |
低 |
拡張型ビデオコントローラを選ぶならInspiron 580 |
|
電源定格出力 |
300W |
250W |
Inspiron 580の方が50wほど余裕あり |
|
外形寸法 (高さ×幅×奥行) |
375×175×440mm |
377×106×431mm |
Inspiron 580sは幅が7cmほどスリム。高さと奥行きはほぼ同じ。 |
|
重量 |
約8.7kg |
約7.3kg |
重量の差は約1.4kg前後。気にする必要はなし。 |
|
製品詳細ページ |
詳しくはDELL公式サイトをご参照ください。 |
性能重視なら上位機種Studio XPSがおすすめ
性能重視の方は、上位機種のStudio XPS 8100やStudio XPS 9000という選択肢もあります。最上位のCore i7プロセッサやハイエンドビデオコントローラなど現在最高峰レベルのパーツが搭載できますので、ハイビジョン映像の編集や最新3Dゲームなど処理負荷が高い作業がメインの方におすすめです。
詳細については、Studio XPS 8100レビューやStudio XPS 9000レビューもご参照下さい。
次ページでは、Inspiron 580の外観を詳しくご紹介します。
DELL公式サイト 製品ページリンク
最新パーツを搭載したDELL本気の低価格デスクトップ
Inspiron 580
ロングセラーの正当な後継機種Inspiron 580。
高い基本性能を安価で手に入れたい方にぜひ。→Inspiron 580(DELL公式ページ）