【概要５】 Core i7搭載の上位機種Studio XPS 8100と悩む

Inspiron 580は、DELLでは売れ筋となる拡張型スタンダードデスクトップ。高い基本性能と安価な価格設定が魅力的な、2010年DELLデスクトップパソコンの主力機種です。

DELL Inspiron 580 製品概要

Inspiron 580は低価格にも関わらず、比較的高性能です。コストパフォーマンスは極めて高く、一般用途を想定されているパソコン初心者の方であればInspiron 580が有力候補となります。

ただ、ハイビジョン映像の編集や最新3Dゲームを快適にプレイすることを考えると、性能不足は否めません。将来長く使うことを考えると、「性能面で余裕がある上位機種を･･･」と考えるユーザーもいらしゃるでしょう。そんな方には、上位機種であるStudio XPS 8100がおすすめです。

低価格が魅力的なInspiron 580(左)と、高性能が魅力的なStudio XPS 8100(右)

以下に、inspiron 580とStudio XPS 8100の長所・短所について比較します。

Inspiron 580とStudio XPS 8100の比較
機種	Inspiron 580	Studio XPS 8100
製品画像
CPU	○Core i3/i5	◎Core i5/i7
ビデオコントローラ	○一般用途は問題ないが、負荷が高い最新3Dゲームはツライ	◎上位ビデオコントローラがカスタマイズできるので、最新3Dゲームでも安心
発熱量と消費電力	◎Core i3+オンボードグラフィックならかなり省電力	○上位パーツを搭載するほど大きくなる
接続端子	○最小限の端子	◎eSATAやデジタル音声端子を標準で装備
デザイン	◎8色のカラーバリエーションから選択できる	◎ピアノブラック1色のみだが、光沢があって高級感あり。本体は前面が傾斜したこだわりのデザインを採用。
価格	◎カスタマイズによるが、全般的に安い	○絶対的な性能を持つため、コストパフォーマンスは高い
用途	インターネットや文書作成、音楽・映画視聴など軽負荷作業	高画素デジカメ写真の画像編集やハイビジョン映像の編集など重負荷作業
製品詳細ページ	Inspiron 580	Studio XPS 8100

比較すると、それぞれの長所・短所が一目瞭然です。ご自身の用途に合わせてご検討頂きたいのですが、個人的にはCore i7 860を搭載するStudio XPS 8100がおすすめです。

上位機種であるStudio XPS 8100とInspiron 580を比較してみました。(Studio XPS 8100の詳しいレビューは Studio XPS 8100 レビューをご参照ください。)

正面から比較。【左】Inspiron 580、【右】Studio XPS 8100。
Studio XPS 8100はメディアカードリーダーが上部に配置されたデザインになっています。高さこそ若干Studio XPS 8100が上ですが、設置幅はほとんど変わりません。

天井面を比較。【左】Inspiron 580、【右】Studio XPS 8100。
Studio XPS 8100は天井面にメディアトレーを装備し、USB端子やヘッドフォン端子が使えます。

背面から比較。【左】Inspiron 580、【右】Studio XPS 8100。
電源位置、FANサイズ、端子位置、拡張スロットはほぼ同じです。Studio XPS 8100は通気量を多くするため、拡張スロット周辺がメッシュ加工されています。

端子部を拡大。Inspiron 580は低価格機種ながら、基本的な接続端子を搭載。Studio XPS 8100はデジタル音声出力やeSATA、IEEE1394をさらに搭載しています。

側面から比較。【左】Inspiron 580、【右】Studio XPS 8100。側面の色も違いますが、このあたりは好みかもしれません。

参考までに、内部写真の比較もご紹介しておきます。

内部を比較。【左】Inspiron 580、【右】Studio XPS 8100。写真では少しわかりづらいですが、内部スペースは少し差があります。Studio XPS 8100では搭載可能なパーツも増えますし、電源容量も50Wほど多いです。

最新パーツを搭載したDELL本気の低価格デスクトップ

Inspiron 580

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