DELLスリム型デスクトップ Inspiron 580s レビュー

Inspiron 580sは、大人気デスクトップパソコンInspiron 580sの基本性能をそのままにスリム化したモデル。最新プロセッサCore i3を搭載しつつ、高い基本性能と安価な価格設定が魅力的で人気急上昇中です。

Inspiron 580sをベンチマーク 〜Core i5を搭載するInspiron 580と比較編〜

Inspiron 580sはCore i3のみカスタマイズ可能です。上位CPUであるCore i5はInspiron 580など拡張型デスクトップパソコンでしか選択できません。

このページでは、将来性を考えてCore i5-750を搭載するInspiron 580と迷っている方のために、実アプリケーションでのベンチマーク比較をご紹介します。ご参考にどうぞ。

Core i5-750とCore i3-530の概要比較

CPU名	Core i5-750	Core i3-530
コア数	4	2
スレッド数	4	4
動作周波数	2.66GHz	2.93GHz
ターボ・ブーストによる最大周波数	3.20GHz	-
3次キャッシュ	8MB	8MB
TDP(熱設計電力)	95W	73W
ハイパースレッディング機能	-	○
【参考】	Core i3-530＋7,000円前後	-
DELLで搭載する機種	Studio XPS 8100 Inspiron 580	Inspiron 580s

【ベンチマーク比較 その１】 Windows7の快適性を示すWindowsエクスペリエンス値

Windows 7の動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を比較します。

Inspiron 580sのカスタマイズ構成

今回テストするInspiron 580sの基本構成は、以下のとおりです。

【参考】Inspiron 580sのカスタマイズ

参考までに、「Inspiron 580＋Core i5-750」や「Inspiron 580＋Core i3-530」との比較もご紹介します。ビデオコントローラも微妙に変更してみましたので、ご参考にどうぞ。

「Inspiron 580s＋Core i3-530」のエクスペリエンス値

下位のCore i3-530でも6.9とハイスコアです。これでも十分？とさえ思ってしまいますが、Core i5-750ではさらに7.3まで上昇します。

Core i3-530(2.93GHz)は動作周波数だけで言えばCore i5-750(2.66GHz)をも凌ぎますが、Windows 7の快適動作についてはクアッドコアCPUやターボ・ブースト機能(最大：3.20GHzまで上昇)を搭載するCore i5-750に劣るようです。

その他、メモリ、グラフィックス、ハードディスクスコアは変化ありません。全ての項目で5を超えており基本性能はかなり高いですが、これ以上の性能を求める方はバランス良くアップグレードしてみてください。