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Studio 15レビューをご紹介!
DELLノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/6/5
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最新プロセッサ「Core i7/i5」搭載ミドルレンジノート DELL Studio 15 レビュー

Studio 15は2008年の初期発売当初からマイナーチェンジを繰り返し行われ、現在も販売しているミドルレンジノートです。今回、最新プロセッサCore i5を搭載した新モデルに触れる機会がありましたので、各種ベンチマークテストを含め、古い記事を刷新してご紹介します。

Studio 15の性能をベンチマーク比較

【ベンチマーク比較 序章】 Core i5を選ぶか、Core i7を選ぶか

Studio 15はコストパフォーマンスが高いCore i5プロセッサと高性能なCore i7プロセッサが選べます。予算重視であればCore i5ですが、せっかくStudio 15を購入するのであれば下位機種では選べないCore i7がおすすめです。

ちょうどこの記事を書いている時に、Core i7を搭載するビジネスノートVostro 3700が手元にあったので、仮装Core i7搭載Studio 15として性能検証してみました。さらに、Core i3を搭載するInspiron 15、Core i5を搭載するStudio 15の2台を使って各種ベンチマークテスト比較をご紹介します。

Studio 15はカスタマイズ項目が非常に豊富なので、パーツ選びが非常に難しいです。今回ご紹介しているスコアを参考に、カスタマイズアップグレードの必要性を検討してみてください。

Inspiron 15 Vostro 3700
Core i3を搭載する下位機種Inspiron 15(左)とCore i7を搭載するビジネスノートVostro 3700(右)

Core i3とCore i5、Core i7の違いは何?

ベンチマークテストの前に、Core i3、Core i5、Core i7の違いについておさらいしておきましょう。

Core i3とCore i5の違いについて
CPU名 コア数 スレッド数 ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能
Core i3 2 4 ○搭載 ×非搭載
Core i5 2 4 ○搭載 ○搭載
Core i7 4 8 ○搭載 ○搭載

3CPUの違いは、コア数、動作スレッドが擬似的にコア数の2倍となるハイパースレディング機能、動作周波数を自動的に上昇させるターボブースト機能の3つです。昨年まで主流だったCore 2 Duo/Quadには非搭載の機能であり、特に動作周波数を一時的に上昇させるターボブースト機能が効果的です。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボブースト機能。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。Core i3は非対応です。

Inspiron 15、Studio 15、Vostro 3700のカスタマイズ構成

今回ベンチマークテストを行った3機種のカスタマイズ仕様は以下のとおりです。

ベンチマークテストを行った3機種のカスタマイズ仕様
比較対象 Core i3 + Inspiron 15 Core i5 + Studio 15 仮想Core i7搭載上位機種
(Core i7 + Vostro 3700)
OS Windows 7 Home Premium 64ビット版 Windows 7 Home Premium 64ビット版 Windows 7 Home Premium 64ビット版
CPU
(定格動作周波数、ターボブーストMAX時動作周波数)
Core i3-330M
(2.13GHz、−)
Core i5-430M
(2.26GHz、2.53GHz)
Core i7-720QM
(1.60GHz、2.80GHz)
メモリ 4GB 4GB 6GB
ハードディスク 320GB(5400回転/分) 320GB(5400回転/分) 500GB(7200回転/分)
ビデオコントローラ インテルHD グラフィックス Radeon HD 4570 512MB GeForce GT330 1GB

Vostro 3700のみメモリが6GB、ハードディスクが高速タイプの7200回転/分です。厳密な性能比較ではありませんが、仮想Core i7搭載Studio 15としてイメージしてみて頂けると幸いです。

今回ご紹介しているStudio 15のデバイスマネージャ
今回ご紹介しているStudio 15のデバイスマネージャ。Core i5-430M + RADEON HD 4570 512MBを搭載しています。

Studio 15をCPU-Zで見る
Studio 15をCPU-Zで見る

Studio 15をGPU-Zで見る
Studio 15をGPU-Zで見る

Core i5-430M + RADEON HD 4570 512MBにおけるアイドル時 Core i5-430M + RADEON HD 4570 512MBにおける重負荷時
Studio 15の消費電力を測定。Core i5-430M + RADEON HD 4570 512MBにおけるアイドル時(左)と重負荷グラフィックベンチマークテスト3DMark06でのMAX時(右)

次ページからは、各ベンチマークテストでの比較ご紹介します。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio 15
スリムなデザインかつ最新パーツを搭載するミドルレンジノート DELL Studio 15

 15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i5/i7」を搭載するミドルレンジノートStudio 15。
 →詳細はStudio 15(DELL公式ページ)をご参照ください。

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