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Studio 15レビューをご紹介!
DELLノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/6/6
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最新プロセッサ「Core i7/i5」搭載ミドルレンジノート DELL Studio 15 レビュー

Studio 15は2008年の初期発売当初からマイナーチェンジを繰り返し行われ、現在も販売しているミドルレンジノートです。今回、最新プロセッサCore i5を搭載した新モデルに触れる機会がありましたので、各種ベンチマークテストを含め、古い記事を刷新してご紹介します。

Studio 15の性能をベンチマーク比較

【ベンチマーク比較 その3】 3Dオンラインゲームに対する性能を3つのベンチマークテストで知る

Studio 15はゲーム用途機種ではないですが、3Dグラフィック能力についてご紹介します。今回比較したのは、定番ベンチマークテストの3DMark06、最新ゲームのストリートファイターW、動作が軽い旧世代ゲームのファイナルファンタジーXIです。

定番ベンチマークテスト 3DMark06

Core i5 + Studio 15のベンチマークスコア Core i5 + Studio 15のベンチマーク詳細スコア
Core i5 + Studio 15のベンチマークスコア

3DMark06での性能比較
比較対象 Core i3 + Inspiron 15 Core i5 + Studio 15 仮想Core i7搭載上位機種
(Core i7 + Vostro 3700)
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク)
  • Core i3 330M
  • 4GB
  • オンボード
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i5-430M
  • 4GB
  • RADEON HD 4570
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i7-720QM
  • 6GB
  • GeForce GT 330
  • 500GB(7200回転/分)
3DMarks Score 1756 3564 7251
SM2.0 Score 547 1211 2905
HDR/SM3.0 Score 708 1436 2829
CPU Score 2167 2542 3105

3DMark06スコアを比較
3DMark06スコアを比較

CPUとビデオコントローラが大きく異なる3機種なので、グラフィック能力の差がはっきりと出ています。

定番ベンチマークテスト3dmark06におけるCPUスコアでは、CPU毎に約2割増しとなっています。CPU単独の性能だけで言えば、上位CPUを選ぶ価値はありますが、最新3Dゲームに対応できる性能を持ち合わせていないStudio 15での必要性は少ないようです。

動作が重いストリートファイターW

拡張型ビデオコントローラ RADEON HD 4570 512MBを搭載しているものの、最新3Dゲームではかなり厳しい結果です
拡張型ビデオコントローラ RADEON HD 4570 512MBを搭載しているものの、最新3Dゲームではかなり厳しい結果です。動きがカクカクするので、快適にプレイできる状態ではありません。

ストリートファイターWベンチマークでの性能比較
比較対象 Core i3 + Inspiron 15 Core i5 + Studio 15 仮想Core i7搭載上位機種
(Core i7 + Vostro 3700)
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク)
  • Core i3 330M
  • 4GB
  • オンボード
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i5-430M
  • 4GB
  • RADEON HD 4570
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i7-720QM
  • 6GB
  • GeForce GT 330
  • 500GB(7200回転/分)
Score 6261 7448 11668
AVERAGE 15.53FPS 29.85FPS 80.76FPS

動作が比較的重いストリートファイターWのベンチマークテストでは、1280×720という標準設定にも関わらずE判定と厳しい結果です。映像のなめらかさを示すAVERAGEも29.85FPSと低く、快適にゲームがプレイできる60FPSにはかなり遠い結果でした。

動作が軽いファイナルファンタジーXI

FINAL FANTASY XI オフィシャルベンチマークソフト
ノートパソコンでも比較的遊べるファイナルファンタジーXI

ファイナルファンタジー11ベンチマークでの性能比較
比較対象 Core i3 + Inspiron 15 Core i5 + Studio 15 仮想Core i7搭載上位機種
(Core i7 + Vostro 3700)
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク)
  • Core i3 330M
  • 4GB
  • オンボード
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i5-430M
  • 4GB
  • RADEON HD 4570
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i7-720QM
  • 6GB
  • GeForce GT 330
  • 500GB(7200回転/分)
Score 3071 3593 10124

現在では、もっと高度なグラフィック能力を必要とする3Dゲームも多数ありますが、未だに「FINAL FANTASY XIが快適に動作できるだろうか?」という判断材料にされることが多々あります。開発元のスクウェア・エニックス社が提供する、公式ベンチマークソフト「オフィシャルベンチマークソフト3」(公式サイト)です。

結論としては、Studio 15は低解像度であればゲームもそこそこ遊べます。とは言うものの、ゲームプレイを目的とするのであれば、ノートパソコン上位機種もしくはデスクトップパソコンでないとツライです。将来の用途も踏まえてご検討ください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio 15
スリムなデザインかつ最新パーツを搭載するミドルレンジノート DELL Studio 15

 15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i5/i7」を搭載するミドルレンジノートStudio 15。
 →詳細はStudio 15(DELL公式ページ)をご参照ください。

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