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Studio 15レビューをご紹介!
DELLノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/6/7
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最新プロセッサ「Core i7/i5」搭載ミドルレンジノート DELL Studio 15 レビュー

Studio 15は2008年の初期発売当初からマイナーチェンジを繰り返し行われ、現在も販売しているミドルレンジノートです。今回、最新プロセッサCore i5を搭載した新モデルに触れる機会がありましたので、各種ベンチマークテストを含め、古い記事を刷新してご紹介します。

Studio 15の性能をベンチマーク比較

【ベンチマーク比較 その4】 シングルスレッド対応アプリケーションでの処理速度を測定する「Superπ」

Superπはコア数に依存せず、動作周波数に対しての処理速度を測定するベンチマークテストです。Core i5やCore i7が搭載するターボブースト機能の効果を確認してみます。

SUPERπ
SUPERπ。シングルスレッド対応なのでコア数に依存しません。今回は、円周率を419万桁まで計算する時間を比較しました。

Superπでの性能比較
比較対象 Core i3 + Inspiron 15 Core i5 + Studio 15 仮想Core i7搭載上位機種
(Core i7 + Vostro 3700)
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク)
  • Core i3 330M
  • 4GB
  • オンボード
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i5-430M
  • 4GB
  • RADEON HD 4570
  • 320GB(5400回転/分)
  • Core i7-720QM
  • 6GB
  • GeForce GT 330
  • 500GB(7200回転/分)
CPU
(定格動作周波数、ターボブーストMAX時動作周波数)
Core i3-330M
(2.13GHz、−)
Core i5-430M
(2.26GHz、2.53GHz)
Core i7-720QM
(1.60GHz、2.80GHz)
処理にかかった時間 1分47秒(107秒) 1分38秒(98秒) 1分33秒(93秒)

SUPERπで419万桁処理時間を比較
SUPERπで419万桁処理時間を比較

コア数に関係ないベンチマークテストですが、動作周波数が高いCore i5やCore i7は処理が速いです。Core i3にはないターボブースト機能が働くこともあって、処理時間差は大きいです。特に今回ご紹介するCore i7-720QMは定格時こそ1.60GHzと低いですが、最大動作周波数が2.8GHzまで上昇しますので性能重視の方は狙ってみてください。

SUPERπ実行中のCPU動作周波数をチェック
SUPERπ実行中のCPU動作周波数をチェック。Core i5-430Mでは、2527.5MHzという上限周波数をキープしていました。

Core i7-720QMでは、2.791MHzまで上昇します
Core i7-720QMでは、2.791MHzまで上昇します。

コアを1つしか使わないシングルスレッド動作のアプリケーションでは、複数コアを持つマルチコアCPUは役に立たない!」なんてことが言われていましたが、ターボ・ブースト機能を搭載するCore i5、Core i7では快適性が向上します。

マルチコア対応アプリケーションであれば複数コア動作によって爆速処理を行い、シングルスレッド動作のアプリケーションであればターボブースト機能によって自動的に動作周波数を上げるというCore i5、Core i7は、性能を重視するユーザーに最適なCPUだと言えます。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio 15
スリムなデザインかつ最新パーツを搭載するミドルレンジノート DELL Studio 15

 15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i5/i7」を搭載するミドルレンジノートStudio 15。
 →詳細はStudio 15(DELL公式ページ)をご参照ください。

【ベンチマーク比較 その3】 3Dオンラインゲームに対する性能を3つのベンチマークテストで知る<<  >>【ベンチマーク比較 その5】 動画エンコード処理の定番アプリケーション「TMPGEnc 4.0 XPress」

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