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Studio 15レビューをご紹介!
DELLノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/5/10
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最新プロセッサ「Core i7/i5」搭載ミドルレンジノート DELL Studio 15 レビュー

Studio 15は2008年の初期発売当初からマイナーチェンジを繰り返し行われ、現在も販売しているミドルレンジノートです。今回、最新プロセッサCore i5を搭載した新モデルに触れる機会がありましたので、各種ベンチマークテストを含め、古い記事を刷新してご紹介します。

新Studio 15の概要

【概要1】 最新CPUを搭載するミドルレンジノート 新Studio 15

Studio 15

今回ご紹介するStudio 15は、一般向けにラインナップされるDELLの主力ノートパソコン。ミドルレンジStudioシリーズの中心的機種です。

Studio 15は長年に渡ってモデルチェンジが行われている人気機種で、第1号機はなんと2008年7月1日に発売開始されています。1年後には、当時の最新Core 2Duoの搭載や液晶サイズのワイド化などが実施(プロトナンバー:Studio 1555)され、その他にも搭載可能なパーツやキーボード周りが変わるなど、ちょっとしたモデルチェンジまで行われました。今回ご紹介するStudio 15は、最新プロセッサCore i5を搭載するStudio 1558です。

DELLのミドルレンジ主力ノート Studio 15

Studio 15は売れ筋の15.6インチワイド液晶を搭載します。高性能なインテル Core i7/i5プロセッサや下位機種ではカスタマイズできない高性能グラフィックビデオコントローラも選択可能なので、性能重視のユーザーに人気が高いです。

15.6インチ液晶を搭載する Studio 15
15.6インチ液晶を搭載する Studio 15。ブラックとグレーの2色で統一されたデザインは引き続き秀逸で、性能と使い勝手を両立しているミドルレンジノートです。

数十種類からカスタマイズできるデザイン天板

Studio 15の特徴と言えば、数十種類からカスタマイズ可能なカラー天板です。

今回ご紹介している天板は、マーブル模様が印象的なKyoto Pearlです
今回ご紹介している天板は、マーブル模様が印象的なKyoto Pearlです。OPIとのコラボレーションによるデザインで女性向けな印象を受けますが、他にも豊富なデザイン天板が選べます。

まるで大理石?と思ってしまうほどのデザイン性は他メーカーノートパソコンと比べても類を見ません
天板を拡大。まるで大理石?と思ってしまうほどのデザイン性は他メーカーノートパソコンと比べても類を見ません。他メーカーのようなシンプルな単色天板が好きになれない方は、Studio 15のカスタマイズページでお気に入りのデザイン天板があるかチェックしてみてください。

前面に傾斜するデザインを採用し、本体ボディを少しでも薄く見せる

Studio 15は本体前面部を薄くしたデザインを採用しています。15.6インチワイド液晶を採用し、ハイエンドパーツを搭載するミドルレンジノートながら、その大きさを感じさせない理由となっています。

前面に傾斜するデザインを採用しているStudio 15
前面に傾斜するデザインを採用しているStudio 15。背面側(右)はさすがに少し大きい印象は否めませんが、自宅で使うメインノートとしての用途であれば全く問題ありません。Studio 15はハイエンドCore i7を搭載可能なことを考えると、これ以上の薄さを求めるのは酷でしょう。

入門機種のInspiron 15(上)とStudio 15(下)を比較
側面方向から、入門機種のInspiron 15(上)とStudio 15(下)を比較。
入門機種のInspiron 15よりも全体的に厚みがありますが、自宅でのメインノートとして使うなら全く問題ありません。そもそも、Studio 15とInspiron 15では性能が大きく違いますし。

正面方向からStudio 15(左)とInspiron 15(右)を比較
正面方向からStudio 15(左)とInspiron 15(右)を比較。
前から見るとInspiron 15とほぼ同じです。

薄型ノートながら豊富な接続端子を装備

Studio 15は使用頻度が高いUSB端子はもちろん、データを高速転送できるeSATA端子や古いビデオカメラなどの周辺機種と接続するためのIEEE1394端子など豊富な接続端子を搭載しています。

Studio 15の左側面
Studio 15の左側面。下位機種と比べると、搭載されている端子の種類が多い。

左側面の一部を拡大
左側面の一部を拡大。左から、HDMI、ミニD-sub15ピン、有線LAN、eSATA/USB兼用と高密度に配置されています。

SDカードなどを直接読み書き可能な「メディアカードリーダー」も標準装備
SDカードなどを直接読み書き可能な「メディアカードリーダー」も標準装備。Studio 15は本体ボディサイズに余裕があるので、SDカードを入れてもほとんど出っ張りがありません。

従来のノートパソコンとは比較にならないほど高い基本性能を誇る

Studio 15は最新CPU「Core i7/i5」を搭載
Studio 15は最新CPU「Core i7/i5」を搭載。CPU側にグラフィックコアが統合されたことによって基本性能が向上しており、従来のCore 2 Duoと比べると高性能化かつ省電力化を実現しています。動作や機能に定評がある最新OS「Windows7」との組み合わせは、従来のノートパソコンとは比較にならないほど快適です。

その他、64ビット+高速かつ大容量DDR3メモリの採用によって、データ容量が多い作業でもメモリ不足に陥る心配がありません。一般的な用途であれば支障をきたすことはほとんどないと思います。

Studio 15の エクスペリエンス インデックス値
Studio 15の エクスペリエンス インデックス値。6.6のプロセッサスコアを筆頭に安価なノートパソコンでは弱点とされるグラフィックス系スコアも4.9/6.5とかなり高いです。上位CPUであるCore i7やビデオコントローラもカスタマイズ可能なので、さらなるスコアアップも期待できます。

個人的には処理が速くパーツ拡張性が高いデスクトップパソコンがおすすめですが、ここまでノートパソコンの性能が高いと、一般用途ではデスクトップパソコンの存在意義が否定されかねません。

大きくて使いやすい15.6インチ液晶を搭載するStudio 15

Studio 15は、現在主流となっている15.6ワイド液晶ノートを搭載しています。

アスペクト比16:9の横に長い15.6インチワイド液晶なので、横縦比16:9の映画の視聴に最適です
アスペクト比16:9の横に長い15.6インチワイド液晶なので映画の視聴にも最適です。パソコンで映画を視聴する際にありがちな、モニタ上下の黒帯もありません。

従来の1280×800(アスペクト比16:10)に比べて、1366×768(アスペクト比16:9)は横に長い
【参考】従来の1280×800(アスペクト比16:10)に比べて、1366×768(アスペクト比16:9)は横に長いです。

Studio 15では、1920×1080というフルHD対応パネルもカスタマイズ可能です。複数ウィンドウを開きながらの作業が多い方や、インターネットや文書作成など縦方向に表示が広いと快適な用途にもおすすめします。

豊富なカスタマイズ性と機能を兼ねそろえたミドルレンジノート

最近のスタンダードノートと呼ばれるノートパソコンは、激安な価格設定にもかかわらず、そこそこの性能や品質を誇ります。DELLノートパソコンのラインナップにおいてはInspiron 15などが該当し、人気が高いです。

そんなInspiron 15ですが、1つ弱点を挙げるとすれば、カスタマイズできるパーツがStudio 15と比べるとかなり少ないことです。CPUやビデオコントローラなどの性能にある程度こだわりを持つ方にとっては、少々物足りない入門パーツしかカスタマイズすることができません。液晶パネルも低表示解像度の標準タイプのみ選択可です。

その点、Studio 15では豊富なラインナップのCPUやビデオコントローラ、高表示解像度の液晶パネルなどハイエンドデスクトップパソコンに匹敵するパーツをカスタマイズ可能です。予算はそれなりに上がりますが、将来長く使うことを想定すれば投資する価値はあります。

「必要な性能持つハイエンドノートを最小限の予算でカスタマイズしたい。」

そんな方は、Studio 15を中心に検討してみてください。もちろん、メインノートパソコンの買い換えだけでなく、サブノートとしての購入もおすすめです。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio 15
スリムなデザインかつ最新パーツを搭載するミドルレンジノート DELL Studio 15

 15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i5/i7」を搭載するミドルレンジノートStudio 15。
 →詳細はStudio 15(DELL公式ページ)をご参照ください。

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