DELL(デル) Dimension/Inspiron
最新の流行パーツを知って、理想的なDELLパソコンを購入しましょう。
ページ更新:2009/9/21
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2009年夏〜秋版 カスタマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

27.買い換え時期を考える

今後の販売状況を勝手に予想してみます。

近年の傾向から予測する

ここ数年のDELLラインナップを見ていると、春〜夏にかけて旧機種→新機種への一新が行われる傾向にありました。いわゆる秋モデルです。

ところが今年に関しては、一部新機種が登場していますが、ラインナップの大きな入れ替えが行われていません。Windows 7の発売日が10月22日に決定されたので、発売前の夏ではなく、発売後の秋頃に新機種を投入する可能性が高いと考えます。

買い控えor即時購入?

そうなると、パソコン業界で懸念されるのが買い控えです。

買い控えとは、Windows 7が登場する前は購入を控えて、Windows 7が販売されたら購入しようという動きのことです。OSとしては約3年ぶりの新バージョンであり、「動作が重いビスタと酷評された部分が改善されている」との前評判なので、当然かもしれません。

ところが今年に関しては、ちょっと事情が異なります。

まず1つ目としては、ビスタ→Windows 7へのアップグレードがDELLでは無償ということです。国内メーカーや他のBTOパソコンメーカーでは、3000円前後のアップグレード料金がかかる場合が多いのでかなりお得です。

参考:Windows 7へのアップグレード状況(2009年9月現在)
メーカー名 DELL NEC 富士通 SONY 東芝
Windows 7へのアップグレード料金 無料 3000円 2980円 3150円 3000円

2つ目としては、パソコン機種のラインナップ更新時期がズレることによって、現行機種の価格下落が非常に激しいことです。

新機種が投入される時期に平均価格が上がりますが、今年はズルズル価格下落が起こっています
例年、新機種が投入される時期に平均価格が上がりますが、今年はズルズル価格下落が起こっています。Windows 7登場時に、平均価格帯が上がるかもしれません。

新機種が投入されたタイミングで購入するのも1つの考え方ですが、パソコンメーカーは下がり過ぎた価格を見直すために、Windows 7発売時に販売価格を押し上げる可能性があります現在の価格設定が異常なほど安いので、当然と言えば当然でしょう。

「本体が安い今のうちに購入しておき、Windows 7の発売後、ゆとりを持って無料アップグレードを行う」、というのが賢い購入方法だと思います。

Windows 7の発売を待つメリットとデメリット

「パソコンを購入するなら、Windows 7が発売されてから」と考えられる方も多いですが、当然、メリットとデメリットが存在します。

Windows 7購入時期によるメリットとデメリット
時期 Windows 7発売前 Windows 7発売後
パソコン環境 ◎新しいパソコンが今すぐ手に入る ▲Windows 7発売まで、しばらく待たなければいけない
Windows 7への移行について ◎Windows 7への移行タイミングを自分で決めることができる(Windows 7発売後も、しばらくはビスタを使うことも可能) ○購入した時からWindows 7
Windows 7へのアップグレード作業 ▲自分で行う必要がある ◎不要
Windows 7へのアップグレード料金 ○DELLでは無料だが、一般的には3,000円前後必要 ○Window 7へのアップグレード料金は無料だが、パソコン本体が高くなる可能性あり
総評 ◎Windows 7へのアップグレード作業を自分で行うなら、安価な今が買い時 ○ビスタが嫌いな方や、Windows 7へのアップグレード作業が面倒な方は当面待ち

パソコン購入を検討されている方にとって、今買うか、Windows 7発売後か、の判断は非常に悩ましいところですが、「今すぐ最新パソコンを使いたいか?」という判断に集約されると思います。一般的にビスタが重いと言われたのも、3年前のパソコン性能での評価であり、基本性能が高い現在のパソコンでは一部の安価な機種を除いて支障ありません。

将来、Windows 7アップグレード対応すればOKですので、「今使っているパソコンの動作が鈍くて、使い物にならない!」という方はいち早く購入することをおすすめします。

次世代CPUのCore i7/i5/i3搭載機種は?

現在の主力CPUは、Core 2 DuoとCore 2 Quadです。安価かつ高性能なので、今年度中は売れ筋であることに変わりはないと思います。

そんな現在のCPU市場ですが、そろそろ次世代CPUのCore i7/i5が登場しつつあります。この記事を書いている2009年9月現在では、Studio XPS 8000の1機種のみ搭載可能ですが、今後順次投入されることになります。CPUの開発状況にもよりますが、パソコン市場が大きく変わるのは、来年春〜夏頃だとウワサされています。

例年、DELLでは春〜夏に大きくラインナップが変わる場合が多いので、タイミングとしてはピッタリですが、一般用途であれば大きく性能差を感じることは少ないです。ヘビーユーザーでなければ、気にする必要はないと思います。

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