DELL(デル) Dimension/Inspiron
最新の流行パーツを知って、理想的なDELLパソコンを購入しましょう。
ページ更新:2010/7/30
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2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

12.ノート用CPU実践編1 〜Core iシリーズが勢力を占める〜

豊富なラインナップと複雑な品番構成

デスクトップパソコンほどではないものの、ノートパソコンのCPU状況も複雑です。

現在の主なCPUラインナップ

デスクトップ同様、ノートパソコン用のCPU製造メーカーは大きく分けてインテル社とAMD社がありますが、現在大半のシェアを占めるインテル製CPUについて詳しくご紹介します。

簡単に比較すると、下記表のようになります。

CPUブランド名 性能 価格 対象層 備考
Core i7 中〜上級者向け デスクトップパソコンに匹敵する性能を誇るクアッドコアCPU。ハイパースレディング機能によって、8スレッド動作するため、画像や動画にも強さを発揮します。ノートパソコンでも性能重視の方におすすめです。
Core i5 一般ユーザー向け 性能と予算のバランスが良い人気シリーズ。下位のCore i3では非搭載の動作周波数自動アップ機能「ターボブースト」を有します。デスクトップパソコンと違って、全てデュアルコアCPU+ハイパースレディング機能という組み合わせであり、現在主流のシリーズです。性能面での余裕が大きく、ウイルスチェックを行いながらの並行作業でもパソコン動作が遅くなりにくいので、処理が遅くなりがちなノートパソコンにおすすめです。
Core i3 一般ユーザー向け 以前主流だったCore 2 Duo以上の性能を誇りつつ、比較的安価なので下位ノートパソコンに採用されます。動画編集やエンコード作業を行うヘビーユーザーにはもの足りませんが、それ以外の一般用途であれば問題ありません。予算重視の方におすすめです。
Celeron 予算重視層向け とにかく安い下位CPU。家電量販店の折り込みチラシで"客釣り"のために掲載されている激安パソコンに採用されていることが多いです。DELLでも一部の低価格モデルや法人機種に採用されていますが、コストパフォーマンスは高くありません。
性能不足に悩まされる可能性が高いので、避けた方が無難です。インターネットやメール用途なら実用的ですが。
Atom モバイル向け ミニノートと呼ばれるモバイルパソコンに採用されるCPU。省電力化に特化されていますが、性能はかなり低いです。サブノートとしてご検討ください。

「Core i5をメインに検討し、予算に余裕がなければCore i3搭載機種を狙う。」というのがCPU選択の基本です。実際、Core i5を搭載していれば十分なことが多く、動作周波数を自動的にアップするターボブースト機能も搭載しているため、コストパフォーマンスはかなり高いと言えます。

また、ミドルレンジ以上のノートパソコンでは、クアッドコアCPUであるCore i7を搭載する機種が多いです。主に画像・動画編集用途を想定する場合が多く、メールや文書作成などの用途には過大性能ですが、デスクトップパソコンに匹敵する性能を手に入れたい方は狙ってみてください。

Core i3/Core i5/Core i7搭載ノートパソコンの性能比較イメージ

定番ベンチマークテスト「PCMarkVantage」におけるCore i3/Core i5/Core i7搭載ノートパソコンの性能比較イメージ
定番ベンチマークテスト「PCMarkVantage」におけるCore i3/Core i5/Core i7搭載ノートパソコンの性能比較イメージ。カスタマイズ条件を統一したスコアではありませんが、Core i7を搭載できるノートパソコンはハードディスクやビデオコントローラなど他パーツも併せて強化されるため、下位ノートパソコンと比べるとハッキリと性能差が生じます。

Core 2 Duo搭載ノートパソコンとの性能差は?

Core 2 Duoを搭載する旧Inspiron 1545と比べてもこのとおり
Core i3/i5を搭載する最新ノートパソコンと、Core 2 Duoを搭載していた旧Inspiron 1545を比較。総合スコアのPCMarkでは、約1.5倍ものスコア差を誇ります。安価なCeleron搭載ノートパソコンであれば、2倍以上のスコア差になります。

パソコン納得購入ガイドのおすすめCPU

デスクトップパソコンほど性能を重視しないノートパソコンでも、CPUの核となるコアを2つ持つデュアルコアCPUが主流になりました。旧Pentium時代からは劇的な進歩を挙げていますし、最近のCore 2 Duoと比べても動作周波数の向上はもちろん、発熱量の抑制、バッテリの長時間使用可など、普段目に見えない技術向上もかなり進んでいます。

そんな訳で、現在の売れ筋CPUはコストパフォーマンスが高い「Core i5-430M(2.26GHzGHz)」とCore i3-330M(2.13GHz)です。比較的安価にもかかわらず、基本能力が高いです。

ちなみに、私個人的にはハイパワーなCore i7-720QMがおすすめです。定格時こそ1.60GHzという動作周波数ですが、最大時は2.80GHzまで上昇します。入門機種ではカスタマイズ不可なのが残念ですが、画像や動画などマルチメディア系用途が主となる方は、ぜひねらってみてください。

次ページでは、各CPUシリーズにおけるラインナップ表をご紹介します。

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【参考】パソコン納得購入ガイドのおすすめDELLパソコンレビュー

デスクトップパソコン

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Studio XPS 8100 レビュー
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ノートパソコン
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ミニノート・省電力モバイルノート

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