DELL(デル) Dimension/Inspiron
最新の流行パーツを知って、理想的なDELLパソコンを購入しましょう。
ページ更新:2010/7/20
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2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

11.デスクトップ用CPU実践編2 〜デスクトップパソコン用CPUラインナップ表〜

以下、現在インテルが販売しているCPUの中で、比較的主力となっているものをリストアップしてみました。2010年7月現在、DELLパソコンでカスタマイズできないCPUも含まれていますが、今後追加される可能性を踏まえてご紹介します。

(CPU名や各数値に関しては、最終的に購入される際に確認してください。記載間違いがあってもご容赦願います。)

Core i7 LGA1366版 〜ハイエンドデスクトップだけに許された上位Core i7〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i7-980X Extreme Edition 6/12 3.33GHz/3.60GHz 6.4GT/秒 256KB×6 12MB 32nm 130W
Core i7-960 4/8 3.20GHz/3.46GHz 4.8GT/秒 256KB×4 8MB 45nm 130W
Core i7-930 4/8 2.80GHz/3.06GHz 4.8GT/秒 256KB×4 8MB 45nm 130W

ややこしい話ですが、デスクトップパソコン用Core i7には、LGA1156版と呼ばれる普及価格タイプと、LGA1366版と呼ばれる一回りサイズが大きな性能追求タイプの2種類が存在します。

CPUの大きさが違うLGA1366版(左)とLGA11156版(右)
CPUの大きさが違うLGA1366版(左)とLGA11156版(右)。もちろん互換性はありません。性能を追求するなら大きなLGA1366版、予算を優先するなら普及タイプのLGA1156版という選択になります。チップセットというパソコン根幹パーツが違うので、DELLでもカスタマイズ可能な機種が限定されています。LGA1366版はStudio XPS 9000系機種、LGA1156版はStudio XPS 8100でカスタマイズ可能です。

画像や動画を主用途とするヘビーユーザーが対象であり、インターネットや文書作成が主用途のライトユーザーには過大性能です。一番安価な「Core i7-930」であれば、LGA167版のCore i7-860と価格帯が近いので、気になる方は比較検討してみてください。ハイエンドユーザーには、ぜひ狙って頂きたいCPUです。

Core i7 LGA1156版 〜8スレッド動作で快適・爆速!〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i7-870 4/8 2.93GHz/3.60GHz 2.5GT/秒 256KB×4 8MB 45nm 95W
Core i7-860 4/8 2.80GHz/3.46GHz 2.5GT/秒 256KB×4 8MB 45nm 95W

ハイエンドStudio XPSシリーズに搭載可能なクアッドコアCPU。4つのコアが並列に処理するため、複数同時作業でも遅くなりにくいだけでなく、対応ソフトなら劇的な処理時間短縮が期待できます。しかもハイパースレッディング機能により2倍の8スレッド動作するので、下位CPUとは別次元の性能を誇ります。

Core i5 〜コストパフォーマンスが高い売れ筋CPU!〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i5-750 4/4 2.66GHz/3.20GHz 2.5GT/秒 256KB×4 8MB 45nm - 95W
Core i5-680 2/4 3.60GHz/3.86GHz 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm 73W
Core i5-670 2/4 3.46GHz/3.73GHz 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm 73W
Core i5-661 2/4 3.33GHz/3.60GHz 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm 87W
Core i5-660 2/4 3.33GHz/3.60GHz 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm 73W
Core i5-650 2/4 3.20GHz/3.46GHz 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm 73W

ミドルクラスの売れ筋CPU。インターネットやメールはもちろん、処理が比較的重い画像・動画編集にも対応できます。4スレッド動作するだけでなく動作周波数も高いので、「Core i5を選んでおけば失敗はない。」と、個人的に相談された際にはお答えしております。

ただ、現在のCore i5におけるラインナップは少しややこしくなってます。

上位のCore i5-750だけが4コアを持つクアッドコアCPU、その他はすべて2コアを持つデュアルコアCPUです。Core i5-750のみハイパースレッディング機能が非搭載なので、結果的には全て4スレッド動作となっていますが、処理負荷が重くなると純粋なクアッドコアCPUであるCore i5-750が強さを発揮します。反面、処理負荷が軽くなると、動作周波数が高いCore i5-6○○シリーズが強いです。

私個人的におすすめのCPUはCore i5-750です。DELLのサイトを見ても、なぜかCore i5-6○○シリーズを選べるパッケージが少ないですし、仮に選べたとしても高いです。Core i5を選ぶなら、Core i5-750が事実上の選択肢となりそうです。

Core i3 〜インターネットや文書作成ならこれでもOK!〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i3-550 2/4 3.20GHz/- 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm - 73W
Core i3-540 2/4 3.06GHz/- 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm - 73W
Core i3-530 2/4 2.93GHz/- 2.5GT/秒 256KB×2 4MB 32nm - 73W

一昔の主力CPUだったCore 2 Duoを進化させたラインナップであり、軽負荷作業であればCore i5と遜色ないパフォーマンスを有します。Core i3を狙いつつ、メモリやハードディスク、ビデオコントローラなど他パーツに予算を充てる案もありでしょう。

Celeron 〜低価格だがデスクトップでは採用少ない〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Celeron E3400 2/2 2.60GHz 800MHz 1MB - 45nm - - 65W
Celeron E3300 2/2 2.50GHz 800MHz 1MB - 45nm - - 65W

予算重視向けの最低価格CPU。動作周波数こそ高いものの、システムバスや2次キャッシュなどが貧弱であり、Core iシリーズとの性能は歴然です。DELLでも一部のデスクトップ機種に採用される場合はありますが、あえてCeleronを選ぶことはないように思います。

以上、2010年のデスクトップ用CPUの現状をまとめてみました。かなりのボリュームになってしまいましたが、ご自身に必要なCPUを決定する材料にしてみてください。

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10.デスクトップ用CPU実践編1 〜クアッドコアCPUがおすすめ〜<<  >>12.ノート用CPU実践編1 〜Core iシリーズが勢力を占める〜

【参考】パソコン納得購入ガイドのおすすめDELLパソコンレビュー

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