2010年夏〜秋版 カスタマイズ最新事情を知ろう
DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。
２６．サウンドコントローラ編 〜パソコンでも高音質な音楽を楽しむ〜
パソコンで映画や音楽を楽しむ機会が増え、「できるだけ高音質で音楽を楽しみたい」という方が増えています。モニタのサイズもここ数年で飛躍的に大きくなっていますので、DVDやブルーレイ映画が視聴用途という方も多いのではないでしょうか。
ところが、ノートパソコンでは小さな内蔵スピーカーから直接音が出ますし、デスクトップパソコンでもモニタに内蔵されている標準スピーカーでは貧弱な音楽しか楽しむことができません。インターネットなど音を気にしない作業であれば違和感はないのですが、「迫力がない」、「音がこもって聞こえる」、「音を大きくすると、内蔵スピーカーではビビリ音が発生する」などのご経験をお持ちの方は、サウンド関連のパーツにも気を使ってみてください。
そんな方におすすめしたいのが、音質を飛躍的に向上させる高品質な外付けスピーカーとサウンドコントローラの導入です。
音が変わる楽しさを味わう
外付けスピーカーをアップグレードする
私が低価格デスクトップパソコンを購入した時に付属していたDELL標準スピーカー。コンパクトですが、残念ながら音質に期待はできません。標準スピーカーは、正直言って「音が出ればよい」レベルです。それなりに音楽CDやDVD映画も楽しめますが、しばらく聴いていると物足りなさを感じてしまうはずです。
ところが、ちょっと予算を上乗せするだけで、「明らかに音が変わった！」と感じることも少なくありません。予算や設置スペースに余裕があるなら一度は検討してみることをおすすめします。ぜひ、1ランク上の聴き心地を味わってみてください。
2つのメインスピーカーに低音専用のサブウーハー(右)を追加した2.1chスピーカーシステム例。メインスピーカーについては標準スピーカーと大差ありませんが、サブウーハーが加わるだけで雰囲気が変わります。迫力ある重低音が味わえる映画視聴におすすめです。
私がお気に入りの高音質スピーカー「TIMEDOMAIN mini」。DELLでは購入できないスピーカーですが、高い価格なりクリアな音が出ます。既にお持ちのスピーカーがあれば流用してもOKです。
サウンドコントローラをアップグレードする
パソコン本体には、標準で音声出力端子を搭載していますが、マザーボードと呼ばれるメイン基板に”おまけ”的な要素で搭載されている標準機能なので、良い音は期待できません。また、パソコン内部のノイズの影響を多大に受けています。結果として、「音がクリアでない」、「音がこもる」という違和感を感じることがあります。
デスクトップパソコンの背面に搭載される音声端子。最小限の機能なので、音質はそれなりです。
そんな方におすすめなのが、高音質技術が搭載された別途拡張カード「サウンドコントローラカード」です。
DELLのデスクトップパソコンでカスタマイズできるサウンドコントローラ「Sound Blaster X-Fi XtremeGamer サウンドカード」シリーズ。高音質を求めるために、これだけ数多くのパーツを使用しています。音質を追求するゲームユーザーの方に人気が高いサウンドカードです。
私が愛用しているサウンドカード
私は、AVコンポなど有名なONKYO(オンキヨー)が発売しているSE-90PCIを愛用しています。ゲーム用途は少ないので、これで十分満足しています。とは言うものの、AVシステムにも使われるほどの大型高品質コンデンサを所狭しと採用し、ノイズのないクリアなサウンドを提供してくれます。音声入力端子を有する上位カードSE-200PCIも人気がありますし、ノートパソコン用外付けタイプも販売されています。
スピーカーとサウンドコントローラに関しては、機種にもよりますが、パソコン本体購入時ではなく後で追加することも可能です。音質にこだわりたい方は、将来対応も含めてご検討ください。
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【参考】パソコン納得購入ガイドのおすすめDELLパソコンレビュー
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