DELL(デル) Dimension/Inspiron
最新の流行パーツを知って、理想的なDELLパソコンを購入しましょう。
ページ更新:2010/12/3
DELL(デル) パソコン 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識

>>DELL購入検討日記TOPへ

2010年冬 DELLパソコン購入前に知っておくべきこと

パソコン納得購入ガイドが2010年冬にDELLパソコンを購入する前に知っておくべき情報をご紹介。DELLパソコンへの買い換え、もしくは、買い増しをお考えの方はご参考にどうぞ。

2.2010年冬版 旬のパーツをご紹介!カスタマイズ基礎知識

2010年冬にDELLパソコンを購入するなら、以下のカスタマイズがおすすめです。

  1. OS 〜Windows 7を買うならどのエディションが良い?〜
  2. CPU 〜売れ筋のCore i5、ヘビーユーザーに人気が高いCore i7〜
  3. メモリ 〜標準は4GB、ヘビーユーザーは8GBも視野に入れたい〜
  4. HDD/SSD 〜性能にこだわるなら高速なSSDを狙うべし〜
  5. ビデオコントローラ 〜ゲームをしなければローエンド〜ミドルレンジでOK〜
  6. 液晶モニタ 〜使用目的によって大きく変わる選択肢〜
  7. 接続端子 〜使用環境を想定すべし〜
  8. Office 2010 〜おすすめはパワーポイント付き〜

1.OS 〜Windows 7を買うならどのエディションが良い?〜

評判が良くてXPからの乗り換えが進んでいるWindows7ですが、エディションは大きく分けて3つあります。以下に簡単なエディション比較をご紹介します。

Windows 7のエディション別機能比較(概要)
エディション名 ホームプレミアム
Home Premium
(ホームプレミアム)
プロフェッショナル
Professional
(プロフェッショナル)
アルティメット
Ultimate
(アルティメット)
Windows7の醍醐味
タスクバー」、「ジャンプリスト」、「ライブラリ
複数のウィンドウを開いても整理が簡単
Aeroスナップ」、「Aeroシェイク
音楽や動画の視聴が便利
Windows Media Center(ウィンドウズ メディア センター)
古いアプリケーションが使える
Windows XPモード
-
外出先からも自宅のパソコンにアクセスできる
リモートデスクトップ
-
法人・企業向けネットワーク機能
ドメイン参加
-
USBメモリを紛失してもデータ漏洩が防げる
BitLocker(ビットロッカー)
- -
35言語に対応する
多言語パック
- -

一般ユーザーの方におすすめしたいのは「ホームプレミアム」です。Windows 7の主機能が使えますし、比較的安価な点も魅力です。一般的な使用目的であれば、このエディションでOKです。

対して、利用頻度・範囲が広い中〜上級ユーザーであれば、どうしてもプロフェッショナルが欲しくなると思います。以前の記事でもご紹介しましたが、私はXPモードとリモートアクセス機能が欲しかったので、メインのパソコンにWindows7プロフェッショナルを導入しています。

OSのカスタマイズについて詳しく知りたい方は、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


2.CPU 〜売れ筋のCore i5、ヘビーユーザーに人気が高いCore i7〜

以下に簡単なCPUの概要比較をご紹介します。現在購入できるインテル製CPUでは、Core i5が人気です。

CPUの性能と価格の概要
CPUブランド名 性能 価格 人気 ハイパースレディング機能 ターボブースト機能 備考
Core i7 ◎◎ 性能樹脂の中上級者向け
Core i5 ◎◎ コストパフォーマンスが高い売れ筋CPU
Core i3 × 予算重視の入門機種に採用
Celeron ◎◎ × × 一部のビジネスモデルや激安ノートに採用
Atom × ◎◎ × × モバイルミニノート向け
※ターボブースト機能とハイパースレディング機能については、一部のCPUに例外あり。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボブースト機能。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコアがあるように働く機能を持つ
1つのコアを擬似的に2つあるように動作できるハイパースレディング機能。4コアを所有するCore i7では擬似的8コア動作が可能となるため、マルチスレッド対応アプリケーションであれば劇的な処理速度アップが見込めます。

定番ベンチマークテスト「PCMar05」におけるCore i7/Core i5/Core i3のスコア比較
定番ベンチマークテスト「PCMar05」におけるCore i7/Core i5/Core i3のスコア比較イメージ。搭載するビデオコントローラが違うのでグラフィックスコアは大きな差が出ていますが、全体的な性能差イメージはわかっていただけると思います。

【その1】予算重視ならCore i3

「インターネット・メール、Word・Excelで文章作成がメイン」という方は、低価格なCPUでもOK。ずばり、安価でも基本性能が高い「Core i3シリーズ」がおすすめです。Core iシリーズの中では下位ですが、以前主流だったCore 2 Duo以上の性能を誇るため、一般用途であれば全く問題ありません。予算重視の方はぜひ狙ってみてください。

私のおすすめは、デスクトップ用CPUではCore i3-550、ノート用CPUではCore i3-370Mです。

【その2】コストパフォーマンスが高いCore i5

画像や動画などデジタルコンテンツ用途では、コア数が多く、かつ、動作周波数を自動的にアップするターボブースト機能を搭載するCore i5が最適です。Core i3でも全く歯が立たないことはないですが、将来長く使うことを考えるとコストパフォーマンスが高いのはCore i5だと思います。CPUの性能に余裕があると、将来長く使うことも可能でしょうし。

私のおすすめは、デスクトップ用CPUではCore i5-760、ノート用CPUではCore i5-460M(定格:2.53Ghz、最大2.80GHz)もしくはCore i5-560M(定格:2.66GHz、最大:3.20GHz)です。特にCore i5-560Mは最大動作周波数が高いので、予算に余裕があれば狙ってみてください。

【その3】動画編集やファイルエンコードならCore i7

CPUのパワーが最重要項目となる動画編集・ファイルエンコード用途では、高性能なCore i7が一押しです。CPUパワーをフルに発揮するマルチレンダリングスコアでは、Core i5の約1.5倍、Core i3の約1.7倍というスコアをたたき出す場合があります。お得なパッケージであれば、思ったよりも安く購入できることもありますので、こまめにDELL公式サイトをチェックしてみてください。

私のおすすめは、デスクトップ用CPUではCore i7-870(定格:2.93GHz、最大:3.60GHz)やCore i7-960(定格:3.20GHz、最大:3.46GHz)、ノート用CPUではCore i7-740QM(定格:1.73GHz、最大:2.93GHz)です。

CPUのカスタマイズについて詳しく知りたい方は、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


3.メモリ 〜標準は4GB、ヘビーユーザーは8GBも視野に入れたい〜

メモリはCPUが処理するための領域(テーブル)として例えられることが多く、メモリ容量が多い=パソコンの快適性が向上する、という図式が成立する重要なパーツの1つです。最近のDELLでは4GBメモリが標準構成になりつつありますので安心です。

高性能なCore i7構成での購入をお考えの方は、さらに大容量の8GBメモリも狙ってみてください。画像や動画用途でも万全ですし、メモリの空き容量を利用しての超高速な仮想ディスクドライブを利用することも可能です。

DELLのパソコンは最近主流となっている64ビット版Windows7を採用

DELLパソコンはほとんどの機種が64ビット版Windows7を採用しています。

従来の32ビット版では、メモリ容量が最大3GB前後までしか認識できませんでしたが、64ビット版では6GB、8GBといった大容量メモリに対応できるようになりました。最近では64ビット版ドライバやソフトが増えてますので、パソコンの買い換えを機会に64ビット版への移行をおすすめします。

64ビット版を搭載するStudio XPS 8100では、キチンと8GBメモリがフル認識されています
64ビット版を搭載するStudio XPS 8100では、キチンと8GBメモリがフル認識されています。

将来メモリを増設するか、当初に購入しておくべきか

余談ですが、メモリは将来ご自身で増設できます。とりあえずは最小構成で購入しておき、予算に余裕ができた際やメモリ容量が不足する用途が発生した際に追加してもOKでしょう。

ただし、粗悪なメモリを購入すると相性問題が発生して認識しない場合がありますので、どのブランドメモリを購入すれば良いかわからない方は、パソコン購入時にメモリ容量をアップグレードしておくことをおすすめします。

大容量メモリの空き容量を利用して、仮想ディスクドライブを作る

4GBメモリが一般的ですが、私個人的には一眼レフカメラで撮影した写真レタッチ編集を大量に処理するため、8GBメモリを搭載しています。ただ、毎日必要か?というとそうではなく、8GBメモリをフル活用する用途は限られています。

そこでおすすめなのが、使い切れていないメモリを高速な仮想ディスクドライブに割り当てることです。遅いハードディスクと違い、数倍〜数十倍というデータ転送速度を誇るメモリの領域を割り当てるため、作業によっては劇的な速度上昇が体感できます。私が使用しているのは設定が簡単な有料ソフトRamPhantom7(IO-DATA公式サイト)です。他にも無料ソフトは数多くありますので、予算重視の方は調べてみてください。

データの転送速度を計測するベンチマークソフト「CrystalDiskmark」での測定比較
データの転送速度を計測するベンチマークソフト「CrystalDiskmark」での測定比較。左が一般的な内蔵ハードディスク、右がRamPhantom7を使って割り当てた仮想ディスクドライブの結果です。全ての用途で体感できるわけではありませんが、圧倒的な転送速度を誇ります。

メモリのカスタマイズについて詳しく知りたい方は、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


4.HDD/SSD 〜性能にこだわるなら高速なSSDを狙うべし〜

処理速度ならデスクトップの7200回転タイプがおすすめ

ハードディスクには、大きく分けてデスクトップパソコンに搭載される7200回転/分とノートパソコンに搭載されることが多い5400回転/分が存在します。ディスクの回転数が高いほど一度に読み書きできるデータ量が多くなりますので、快適性を求める方は7200回転/分タイプがおすすめです。(ミドルレンジ〜ハイエンドノートでは、7200回転タイプが選べる機種もあります。)

ディスクの回転速度で異なるデータ量
ディスクの回転速度で異なるデータ量。処理速度にこだわるなら、7200回転/分タイプがおすすめ。

ミドルレンジ〜ハイエンドノートで選べるSSD

最近ではハードディスクの大容量・低価格化が進んだため、記録容量不足に悩まされることは少なくなりました。現在では次に重要視されているのが、高速読み込みが可能なSSD(Solid State Driveの略称で、SDカードのようなフラッシュメモリで構築された記録媒体のこと)です。XPS 15など一部のミドルレンジ〜ハイエンドノートで採用されており、従来のハードディスクを大幅に超える性能を誇ります。

この記事を書いている時点では、デスクトップパソコンにSSDを採用している事例はありません。自分でお気に入りのSSDを購入して換装することもできますので、性能重視の方は狙ってみてください。

ハードディスク SSD
データ転送速度を計測するベンチマークソフト「Crystal Diskmark」のスコアの比較例。左がハードディスク、右がSSDです。購入予定の機種でSSDがカスタマイズ可能であれば、選択肢に入れてみてください。

デスクトップパソコンや17インチノートパソコンでは、2台のハードディスク搭載がおすすめ

デスクトップパソコンや大きな17インチノートパソコンでは、ハードディスクを2台搭載することができます。予算が許すならば、以下の理由から2台搭載することをおすすめします。

ハードディスク2台の場合
ハードディスクを2台搭載するイメージ。1台のハードディスクをパーティション分割するよりも、物理的に2台のハードディスクでCドライブ:システム用、Dドライブ:データ用と分けた方が、故障などトラブル時の安全性、データ管理の容易さ、処理速度の向上などのメリットが得られます。

ハードディスクの規格がわかる中〜上級者の方は、ハードディスクを自分で購入した方が安い場合もあります。増設した分、サポート対象外となりますが、自信のある方は検討してみてください。

外付けハードディスクの併用も考える

内蔵するハードディスクの容量を最小限にして、大きなデータは外付けハードディスクに保存する方法もあります。外付けハードディスクには一般的なUSB2.0接続だけでなく、高速なeSATA接続や次世代USB3.0接続ができる機器も存在します。eSATAやUSB3.0はミドルレンジ〜ハイエンドモデルに搭載されてますので、対象機種の購入をご検討の方は積極的に狙ってみてください。かなり高速なデータ転送が楽しめます。

USBよりも高速転送が可能なeSATA端子搭載機種もある
USBよりも高速転送が可能なeSATA端子搭載機種もある

HDD/SSDのカスタマイズについて詳しく知りたい方は、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


5.ビデオコントローラ 〜ゲームをしなければローエンド〜ミドルレンジでOK〜

ビデオコントローラは大きく分けて、最新3Dゲーム向けのハイエンド、一般用途に対応するミドルレンジ、最小機能のローエンドという3つに分類されます。

DELLで購入できるビデオコントローラの性能別用途
ビデオコントローラ 性能 備考
ハイエンド機種 最新3Dゲームを快適に楽しみたい中〜上級者向け
ミドルレンジ機種 性能重視の方〜最新3Dゲームを普通に楽しみたい中級者向け
ローエンド機種 一般用途〜パソコン初心者の方にもおすすめな入門ビデオコントローラ

一番の売れ筋は手頃な値段のミドルレンジ〜ローエンドです。ブルーレイなど再生負荷が高い高画質映像の再生支援機能が搭載されていますし、Windows7の3Dグラフィック描画程度であれば十分対応できます。

最近のビデオコントローラ事情
最近のデスクトップパソコン用ビデオコントローラ事情。用途によって、得意/不得意がありますので、あくまでイメージです。(2010年12月現在、DELLでカスタマイズできないビデオコントローラを含む)

【その1】パソコン初心者の方は、手頃なローエンドビデオコントローラがおすすめ

インターネットや文書作成、ブルーレイ映画視聴などが主用途であれば、ローエンドタイプでOKです。デスクトップパソコンであればGeForce GT310MBやRadeon HD 5450など、ノートパソコンであればRadeon HD 545vなどが該当します。とにかく予算重視の方は、統合型ビデオコントローラであるインテル HD グラフィックスでもOKですが、せめてローエンド拡張タイプのビデオコントローラを搭載しておけば、性能面で余裕があるのでおすすめです。

【その2】多用途の中級者は、コストパフォーマンスが高いミドルレンジビデオコントローラで決まり

ミドルレンジのビデオコントローラを搭載できるのは、中級機種以上です。このクラスを検討されている方は、負荷がかかる用途を想定されているでしょうから、CPUやメモリ、ビデオコントローラなどの各パーツをバランス良くカスタマイズすることを心がけてみてください。デスクトップパソコン用でおすすめは、Radeon HD 5770 1GBとGeForce GTX 460、ノートパソコン用ではGeForce GT 420MやGeForce GT 435M、GeForce GT 445Mです。

【その3】オンラインゲーム用途なら、予算が許す限りハイエンドビデオコントローラを狙うべし!

オンラインゲーム用途でビデオコントローラを選ぶ場合、デスクトップではRadeon HD 5870/6870やGeForce GTX 480/580シリーズ、ノートではRadeon HD 5850やRadeon HD 5870、GeForce GTX 285Mなどが該当します。最強クラスの性能を誇るため、重量級ゲームでも快適にプレイできます。

ビデオコントローラのカスタマイズについて詳しく知りたい方は、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


6.液晶モニタ 〜使用目的によって大きく変わる選択肢〜

CPUやメモリなど主要パーツの選定も重要ですが、それ以上にじっくり考えて頂きたいのが、実際に目視する液晶モニタです。

表示解像度の比較イメージ
表示解像度の比較イメージ

デスクトップパソコンであれば17〜30インチ、ノートパソコンであれば10〜17インチまで様々なサイズが用意されているだけでなく、表示できる広さを示す解像度も大きく異なります。パソコンの使い勝手が大きく変わりますので、余った予算で対応するのではなく、用途や予算に応じて十分に検討することをおすすめします

液晶モニタを選ぶ上で重要なことは、

  • インターネットやメールができれば良い
  • DVD映画を楽しむ機会が多い
  • 画面を広く使いたい
  • モバイルノートとして持ち運びたい

など、用途をキチンと決めることです。そして、予算や液晶サイズ、表示解像度(表示できる範囲を示す数値(例:1366×768)、高画質機能などの是非を検討します。

【その1】インターネットやメール用途であれば、安価な標準モニタでOK

インターネットやメール用途が中心であれば、安価な標準モニタがおすすめです

ノートパソコンなら、一番人気は15.6インチです。機種にもよりますが、表示解像度は標準的な1366×768〜1920×1080まで幅広くカスタマイズ可能なので、予算と用途に合わせて選べます。

デスクトップパソコンなら、20インチ前後がおすすめです。1万円前後で購入できますし、デスクトップパソコン本体とのモニタセットパッケージであれば、かなりの激安価格で購入可能です。

【その2】画面を広く使いたい中級者は、ミドルレンジの1680×1050前後モニタがおすすめ

「複数のウィンドウを開きながらの作業が多いので、標準的な1366×768モニタでは表示範囲が狭い・・・。」という方には、中間の表示解像度の関係に位置する1680×1050前後のモニタをおすすめします。

このクラスになると、横方向に広くなるのはもちろん、縦方向も約1.5倍近く広くなり、インターネット閲覧などもかなり快適です。価格下落が激しいので、少しの予算アップで購入することも可能な場合があります。ただし、最近のDELLラインナップでは低解像度or高解像度の二極化が進んでますので、対象ノートパソコンやデスクトップ用モニタが少なくなりつつあります。DELL公式サイトをこまめにチェックしてみてください。

【その3】広さや高画質機能にこだわる上級ユーザーなら、フルハイビジョン対応モニタ

広さや高画質機能にこだわる方には、上位のフルハイビジョン対応モニタ(1920x1200、1920x1080)がおすすめです。表示範囲は安価なモニタ(1366×768)と比べると面積比2倍以上(!)と圧倒的な広さを誇り、美麗なブルーレイ映画はもちろん、一眼レフカメラで撮影した画像のレタッチ編集、複数ウィンドウを開きながらの並行作業も快適です。デスクトップパソコン用モニタのラインナップについては、デル液晶モニタシリーズ(デル公式ページ)をご参照下さい。

モニタのカスタマイズについて詳しく知りたい方は、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


7.接続端子 〜使用環境を想定すべし〜

一番用途が多いUSB2.0

マウス、キーボード、USBメモリ、プリンタなど接続機種は多く、一般的にデスクトップパソコンでは6個、ノートパソコンでは4個程度搭載されることが多いです。低価格ミニノートなど予算重視の機種には3個前後、ハイエンドデスクトップパソコンであれば8個前後搭載されるなど、数量に大きな幅があります。

USB2.0端子は使用頻度が高いので、搭載される数量だけでなく、位置もチェックしておくことが大切です。デスクトップパソコンであれば、頻繁に抜き差しするUSBメモリは前面接続が便利ですし、ノートパソコンではマウスやプリンタを背面側のUSB2.0端子に接続できるとジャマになりません。ご自身の使用イメージを想定してみてください。

データの高速転送が可能なeSATAやUSB3.0

ノートパソコンStudio 1536に搭載するeSATA
【左】理論上3GbpsのeSATA、【右】理論上5GbpsのUSB3.0。
理論上はUSB3.0が速いですが、実測ではeSATAが速いです。

eSATAは、USB2.0(480Mbps)を超える高速転送が可能です。少し前までは一部のデスクトップ上位機種のみに搭載されていた貴重な端子でしたが、最近では入門ノートパソコンにも搭載されるようになりました。画像や動画など大容量データを外付けハードディスクにバックアップしたい方に最適です。

さらに最近では、一部のハイエンドデスクトップパソコンにおいてUSB3.0がオプションでカスタマイズ可能です。対応周辺機器が少ないので普及はまだまだこれからですが、将来長く使うなら狙ってみてください。ハイエンドデスクトップパソコンやミドルレンジノートパソコンで搭載されています。

映像と音声に対応するHDMI

HDMI
モニタや家電テレビと気軽に接続可能なHDMI端子。映像と音声を同時出力できるため、配線が非常に簡単です。最近ではデスクトップパソコンだけでなくノートパソコンでも搭載する機種が増えており、HDMI対応機種がある環境であれば手に入れておきたい端子です。

接続端子の詳細については、DELL購入検討日記「2010年夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう」をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る


9.Office 2010 〜おすすめはパワーポイント付き〜

Office2010のエディション比較(概要)
アプリケーション名 Personal
(パーソナル)
Home & Business
(ホーム アンド ビジネス)
Professional
(プロフェッショナル)
備考
Word(ワード) 文書作成
Excel(エクセル) 表計算
OutLook(アウトルック) メール/スケジュール管理
PowerPoint(パワーポイント) × プレゼンテーション
OneNote(ワンノート) × デジタルノート
Publisher(パブリッシャー) × × カタログ/チラシ作成
Access(アクセス) × × データベース

一番の売れ筋はWordとExcelが入った「Personal」ですが、私なら仕事でPowerPointを頻繁に使うことから「Home & Business」を選びます。PowerPointを単体で購入するよりもお得です。古いOfficeをお持ちであれば、流用して予算を節約する案もあります。

また、学生さんや教育関連職種の方にはアカデミック版というかなりお得なパッケージがあります。残念ながらDELLでカスタマイズすることはできませんので、別途Office単体で購入してください。

ホームページだけの限定パッケージ販売中!
詳しくはオンライン広告限定キャンペーンページ(DELL公式サイト)をご参照ください。
 別ページとして、デル今週のおすすめパッケージ【個人向け】(DELL公式サイト)もありますよ♪

1.2010年冬版 今冬買うなら、最低限知っておくべきDELLパソコン事情<<  >>3.2010年冬版 おすすめDELLパソコンはコレ!

【参考】パソコン納得購入ガイドのおすすめDELLパソコンレビュー

デスクトップパソコン

Inspiron 580 レビュー
Studio XPS 8100 レビュー
Studio XPS 9100レビュー

ノートパソコン
Inspiron 15Rレビュー
Studio 15 レビュー

▲このページのTOPに戻る

>>DELL購入検討日記TOPへ