DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記はDELLDimension 5100CDimension 4700Cを納得して購入して頂くための比較コラムです。
ページ更新:2005/8/1
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5100Cと4700Cはどちらが買いか

見た目はよく似ているスリムタイプのDimension 5100CDimension 4700C。ところが性能や使い道を考えてみるとちょっと違うのです・・・。

8.サウンドカードの比較

サウンドカードとは、パソコンで処理した音声を実際にスピーカーに送って鳴らすための機能です。基本的にチップセットに内蔵されていますので、別に選択する必要はありません。

しかし、

  • より良い音質で音楽を楽しみたい
  • パソコンでホームシアターを楽しみたい

という場合には、サウンドカードにもこだわる必要があります。

サウンドカードは、Dimension 5100Cでは「インテル  ハイ・デフィニション・オーディオ」、Dimension 4700Cでは「AC97準拠 サウンドコントローラ」が選択できます。

サウンドカード 概要比較
サウンドカード名 S/N 比 サンプルレート チャネル数
インテル  ハイ・デフィニション・オーディオ 92dB以下 192KHz以下 7.1チャネル
AC97準拠 サウンドコントローラ 90dB以下 48KHz以下 5.1チャネル

S/N比とは、必要な音声信号(signal)をその信号に含まれるノイズ(noise)で割った、音質の良さの評価値です。
単位はdB(デシベル)で、この数値が大きいほどノイズが少なく高音質であると言われます。

サンプルレートとはサンプリング周波数またはサンプリングレートと呼ばれるもので、アナログ信号からデジタル信号への変換(AD変換)を1秒間に何回行なうかを表す数値です。一般的なサンプルレートは44.1kHz、48kHzです。ちなみにCD品質のオーディオは44.1kHzで録音されています。つまり、サンプル レートが高ければ高いほど、オリジナルサウンドをより正確にかつ高音質で再生できるという訳です。

チャネル数とは音声の出力端子数のことです。
ホームシアターなどでも、一躍有名になりご存じの方も多いと思います。

一般的なテレビやラジカセでは、2チャネルです。左スピーカーと右スピーカーから違う音声が出て、ステレオ音声になります。これが5.1チャネルになると、センター、右メイン、左メイン、右リア、左リア、サブウーハーの計6つのスピーカーによって、映画館さながらの音空間を実現できます。サブウーハーは周波数領域が狭いので0.1チャネルと数えます。

最近の殆どのレンタルDVDでは、この5.1チャネルに対応していますので、スピーカーさえ揃えれば簡単にホームシアター環境が手に入るのです。

7.1チャネルはさらにスピーカーが2つ分出力として増えますが、現在では対応しているソフトが少ないので、あまり利点はなく無理にこだわる必要はないと思います。ただ、S/N 比やサンプルレートの比較から、高音質を求めるとDimension 5100Cで搭載されている「インテル  ハイ・デフィニション・オーディオ」となります。

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