DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記はInspiron 640mInspiron 630mの違いを検討するコラムページです。
ページ更新:2006/5/7
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いよいよ登場!Inspiron 640m

Inspiron 640mは、Inspiron 630mの後継機種ですが、性能は全く違います。
その違いについて、比較検討をしてみました。

8.Inspiron 640mのメモリを詳しくチェック!

ここからは、Inspiron 640mとInspiron 630mについて、各項目について比較を行ってみたい思います。

メモリの高速化で、パソコン処理も高速化!

前ページの、「チップセットの比較」ページでもお話しましたが、このぺージでは選択できるメモリについて、もう少し詳しく比較してみましょう。
メモリはどう違う?
メモリの比較
機種名 Inspiron 6400 Inspiron 640m Inspiron 630m
最大搭載量 2GB 4GB 2GB
FSB:667MHz 1GB、2GB 1GB、2GB -
FSB:533MHz 512MB 512MB 512MB、1GB、2GB

一番の違いは、FSB(フロントサイドバス)が667MHzのメモリを選択できる点です。
このFSBというのは、メモリのデータ転送速度を表している数字で、周波数が大きいほど高速です。

従来のInspiron 630mでは、すべてDDR2-SDRAM(533MHz)です。
しかし、Inspiron 640mでは、

  • 512MB:DDR2-SDRAM(533MHz)
  • 1GB、2GB:DDR2-SDRAM(667MHz)

となっており、1GBメモリになると、高速なデータ転送ができるのです。
つまり、同じ1GBメモリでも、Inspiron 640mのメモリと、Inspiron 630mのメモリでは、性能が違うことになります。

512MBメモリでは不安な編集作業

例えば、ビデオカメラで撮影した動画や高画素デジカメで撮影した画像のレタッチ編集などは、512MBメモリでは快適性は期待できません。

そこで、1GB以上のメモリ容量が選択肢となります。
この場合、高速なDR2-SDRAM(667MHz)タイプのメモリになるので、容量と性能の2倍お得です。

次世代OSに必要なメモリ容量

Inspiron 640mは次世代OSのWindows Vista対応を宣言しています。
そのため、将来も使い続けることを前提とした、カスタマイズを考えておく必要があります。

DELLがWindows Vistaへの対応モデルと公認していますので、512MBでも問題ないのかもしれません。

しかし、現在のWindows XPでも、
「快適な環境を保ちたい場合は、512MBを推奨」
と言われています。

つまり、Windows XPの推奨メモリ量は512MBなのにも関わらず、さらに描写能力が必要となるWindows Vistaでは、少し負荷のかかる作業をすると、パソコンの快適さが失われるのではないかと感じるのです。

この理由からも、メモリは将来1GBまで増設することを前提として、考えておくことをお勧めします。
FSB(フロントサイドバス)が667MHzのメモリを選択できるInspiron 640mは、この点からも有利なのです。

ただし、以下の方は512MBでも良いかと思います。

  • とにかく予算重視の方
  • Windows Vistaが発売されても、「グレードアップしないぞ!」という方
  • 編集作業など、処理負荷の高い作業はしないという方
  • 2、3年後に再度買い替えを検討しているという方

 詳しくは、デルオンラインストアでご確認下さい。

次回は、
>>9.Inspiron 640mのハードディスクを詳しくチェック!
をご紹介します。

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