DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記はDELLDimension 9150を納得して購入して頂くための比較コラムです。
ページ更新:2005/11/28
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大人気!Dimension 9150のススメ

DELLのDimensionシリーズでも特に人気の高いDimension 9150。その人気の理由とは?
また上位機種Dell XPS 600との比較によって、Dimension 9150のコストパフォーマンスの高さを徹底検証!

7.さらに詳しく!CPUの比較〜Dimension 9150編〜

パソコンの処理速度の目安として頻繁に比較されるのがCPUです。
ここでは、Dimension 9150で選択可能なCPUプロセッサが、他の高性能Dimension機種とどう違うのかを比較してみました。

「Dimension 9150」と高性能Dimension機種で選択できるCPU比較
機種名 Dell XPS 600 Dimension 9150 Dimension 5150C
インテル Pentium D プロセッサ
  • 820(1MBx2 L2 キャッシュ、2.80GHz、FSB 800MHz)
  • 830(1MBx2 L2 キャッシュ、3GHz、FSB 800MHz)
  • 840(1MBx2 L2 キャッシュ、3.20GHz、FSB 800MHz)
-
HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ
  • 670(2MB L2 キャッシュ、3.80GHz、FSB 800MHz)
  • 640(2MB L2 キャッシュ、3.2GHz、FSB 800MHz)
  • 630(2MB L2 キャッシュ、3.0GHz、FSB 800MHz)
インテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション 840 (1MBx2 L2 キャッシュ、3.20GHz、800MHz FSB) - -
※上記は2005.11.28現在で選択できるCPUです。

CPUに関しては、3機種とも性能においてそれ程大差はありません。
エクストリーム・エディションを選択するならDell XPS 600という選択肢になりますが、130,000円前後もグレードアップ料金が上がりますので、現実的ではありません。

使用目的別に選ぶCPUプロセッサ

選択できるCPUは3種類あります。

  • デュアルコア採用の最新CPUプロセッサであるインテル Pentium D プロセッサ
  • 安価で高性能。コストパフォーマンスの高いHT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ
  • とにかく高性能を追求したインテル Pentium プロセッサ エクストリーム・エディション

です。

お勧めとしましては、最新CPUプロセッサでありデュアルコアを採用している、インテル Pentium D プロセッサです。3種類の周波数から選択できますので、予算に応じて選択できる点も見逃せません。

予算重視ならHT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサをお勧めします。(670はちょっと高いですが。)
体感速度だけで言いますと、インテル Pentium D プロセッサと大差はないことが多いようですし、7,000円程度安価となりますので、他の項目に予算を充てることも可能です。

デュアルコアとは何なの?

ここで、「デュアルコアとは何なのか?」と思われる方のために簡単ですがご説明しておきます。

CPUにはコアと呼ばれるCPUの中枢部分があります。
従来のCPUは、CPU1つに対してコア1つなのですが、CPUの性能を向上させるためにCPU1つに対してコアを2つ搭載しようというものです。

この2つのプロセッサコアは基本的には独立しているため、それぞれのプロセッサコアは他のプロセッサコアに影響されることなく動作します。つまり、1台のパソコンにCPUを2つ搭載するデュアルプロセッサ構成とほとんど同じで、単にその分だけ性能が上がるという理屈です。

CPUの性能が単純に2倍になるというものではありませんが、これからの主流となっていくと大いに期待されています。将来性を考えると、インテル Pentium D プロセッサを選んでおいた方が・・・ということです。

値段の差で選択するCPUを決めることもあり?

単純に言いますと、周波数が上がる分だけ処理速度に差がでるのですが、最近のCPUは基本的に高性能ですので、周波数が0.2GHz上がったからと言っても、体感速度としてはあまり変わらないこともあります。

そのため、まず予算を決めてからその予算範囲内でCPUを選択するという方法が効率的な場合も考えられます。もしくは、CPUは最低限にしておいて、メモリやハードディスク、その他周辺機器に予算を配分するのも良いでしょう。

ただ、Dimension 9150で言いますと、「Pentium4 640」と「PentiumD 820」の金額差は7,000円程度ですので、「PentiumD 820」はデュアルコアを採用していることもあり、将来性を考えますと投資しておく利点もあると思います。

「Dimension 9150」のCPU金額
機種名 Dimension 9150 グレードアップ金額
インテル Pentium D プロセッサ
  • 840(1MBx2 L2 キャッシュ、3.20GHz、FSB 800MHz)
+51,000円
  • 830(1MBx2 L2 キャッシュ、3GHz、FSB 800MHz)
+19,000円
  • 820(1MBx2 L2 キャッシュ、2.80GHz、FSB 800MHz)
+7,000円
HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ
  • 640(2MB L2 キャッシュ、3.2GHz、FSB 800MHz)
-
※上記は2005.11.28現在でのグレードアップ金額です。

コストパフォーマンスで言えば、「Pentium4 640」と「PentiumD 820」でしょうか。「PentiumD 840」はちょっと高すぎますので、あまりメリットが見当たりません。グレードアップしても「PentiumD 830」までが良いと思います。

納得の高性能と拡張性。しかも低価格!Dimension 9150を検討。

 参考:サイト管理人による Dimension 9150 使用レビュー!

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