DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Dimension 9150Dimension 5150CDimension 3100Cを納得して購入して頂くための比較コラムです。
ページ更新:2006/6/12
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Dimensionシリーズのメイン3機種では、どれが買いか

DELLデスクトップパソコンのDimensionシリーズで、人気の高いメイン3機種について、
どちらを購入すれば良いか迷っている方のために、独自の視点から徹底比較!

6.Dimensionシリーズメイン3機種の各種端子・テレビチューナの比較

色々な周辺機器と接続するために必要なのが、接続端子です。
一般的には、高性能な機種ほど、端子の種類や搭載している数が多くなります。

Dimension シリーズで比較してみますと、下記のような違いが少しあります。


USB端子

USB端子比較
機種名 Dimension 9150 Dimension 5150C Dimension 3100C
前面 2 2 2
背面 5 5 4
合計 7 7 6

Dimension 9150とDimension 5150Cでは、7(背面×5、前面×2)となっていますが、Dimension 3100Cでは、6(背面×4、前面×2)となっています。

USB端子はプリンタやスキャナ、USBメモリ、デジカメなど、たくさんの機種と接続できますので、多い方が便利です。

例えば、

  • マウス(USBタイプ)
  • キーボード(USBタイプ)
  • USBメモリ
  • プリンタ
  • 外付けハードディスク

を常時使う場合、すでに5つものUSB端子を占有します。
すると、6つしか搭載されていないDimension 3100Cでは、すでに残り1つとなってしまいます。

しかも、Dimension 9150は、PCIスロットを3つ持っていますので、PCIスロットを1つしか持っていないDimension 5150Cよりも、拡張性は有利です。


IEEE1394

IEEE1394端子比較
機種名 Dimension 9150 Dimension 5150C Dimension 3100C
前面 オプションで搭載 標準装備 選択不可

ビデオカメラとパソコンを接続するための端子が、このIEEE1394端子です。
ところが、Dimension 3100Cではこの端子がありませんので、注意が必要です。

将来この端子が必要となった場合は、空きのPCIスロットに、IEEE1394カードを拡張する必要があります。
パソコン初心者の方には、多少ツライ作業かもしれません。

けれども、ビデオカメラ動画を編集するという使用目的であれば、Dimension 3100Cは多少性能不足と言わざるを得ませんので、自然とDimension 9150やDimension 5150Cが選択肢となるでしょう。

「絶対にビデオカメラを接続する機会はない!」
と言い切れる人は、Dimension 3100Cでも良いですが、将来IEEE1394端子が必要になった時に、拡張カードを購入して取り付けるという作業が発生することを覚えておきましょう。

使用目的別お奨めとしては、

  • ビデオカメラで撮影した動画をバリバリ編集したい方は、Dimension 9150
  • 動画編集は時々するけれど、それほど優先事項ではないという方は、Dimension 5150C
  • IEEE1394端子は必要ないという方は、Dimension 3100C

ネットワークコントローラ

インターネットを楽しむ際、有線のLANケーブルを差し込むための端子です。
一見、どの機種でも同じような気がするのですが、ちょっと性能が違います。

一般的な通信速度は100MB/秒なのですが、Dimension 9150のみ1000MB/秒まで対応しています。
つまり、高速なデータ転送が可能なのです。

ただ、一般家庭レベルでは100MB/秒でも十分ですので、1000MB/秒のLANネットワークコントローラを使用しているからと言って、劇的な速度アップを感じることは少ないと思います。

実際、1000MB/秒もの通信速度が、実力を発揮するのは、業務系LANレベルでの話です。
そのため、Dimension 9150のネットワークコントローラが、、1000MB/秒まで対応できるだけでは、Dimension 9150を購入する理由にはなりません。

ただ、
「Dimension 9150は、それほど基本性能が高いんだ。」
という証明にはなるでしょう。


オーディオ入出力

オーディオ出力比較
機種名 Dimension 9150 Dimension 5150C Dimension 3100C
前面 7.1ch対応 7.1ch対応 2ch対応

Dimension 9150とDimension 5150Cでは、ホームシアター:7.1chに対応していますが、Dimension 3100Cでは、2chのみの対応となっています。

ホームシアター用スピーカーを購入して、ホームシアターを組みたい方には、Dimension 3100Cでは役不足だと言えます。


テレビチューナ

テレビチューナ比較
カード名 Emuzed AngelデュアルTVチューナカード ATI TV Wonder Elite TVチューナカード
選択できる機種 Dimension 9150 Dimension 9150
Dimension 5150C
Dimension 3100C
エンコード ハードウェアMPEG2エンコード ハードウェアMPEG2エンコード
TVチューナ 地上アナログデータ放送
2番組同時録画可能
地上アナログデータ放送
高画質機能 3次元Y/C分離
ゴーストリダクション
ノイズリダクション
3次元Y/C分離
ノイズリダクション
ビデオ入力端子 S-video
ステレオミニジャック
(各2ポート)
S-video
コンポジットビデオ
ステレオミニジャック

Dimension 9150で選択できる「Emuzed Angel デュアルTVチューナカード」でのみ、

  • 2番組同時録画が可能
  • 高画質機能:ゴーストリダクションを搭載

となっています。

金額差は数千円程度ですので、"2番組同時録画可能"に魅力を感じる方や、高画質録画を楽しみたい方、テレビ視聴・録画がメインという方は、検討をお奨めします。

 Dimensionシリーズのメイン3機種の製品詳細は、デルオンラインストアでご確認下さい。

次は、「7.Dimensionシリーズメイン3機種の電源容量、大きさ、重量の比較」をご紹介します。

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