大人気ノート「Inspiron 6400」の代替機を検討する

DELLノートパソコンのInspironシリーズで、大人気のInspiron 6400が一時販売中止になりました。
そこで、再販売されるまでの代替機について検討したいと思います。

最近のノートパソコンの主流は、何と言っても15.4インチワイド液晶です。DELLだけでなく他のパソコンメーカーも、メイン機種は15.4インチワイド液晶を搭載しています。

大きさ的にはB4サイズ程度。横方向に広いワイド液晶ですので、DVD映画などの動画視聴に最適ですし、複数のウィンドウを開く作業や、ビスタ新機能のガジェット配置にもお勧めです。

対して、ワンランク大きな17インチワイド液晶はA3サイズ、小さい14.1インチワイド液晶はA4サイズ程度の大きさとなります。

表示解像度とは、実際にどのくらいの範囲を表示できるかを示す数字のことです。

表示解像度には、以下のような数字があります。

例えば、”1,280×800”という解像度は、横方向に1,280個の液晶粒、縦方向に800個の液晶粒が並んで形成されていることを表します。

液晶モニタの大きさは同じでも表示解像度が高ければ、モニタに表示できる情報量は多くなります。

表示解像度が大きくなると、単純に表示できる範囲が広くなりますので、インターネットやExcelの使用などに便利です。（ただし、モニタの外形サイズは変わらないため、文字の大きさ等は小さくなります。）

さらに大きい解像度が欲しいという方は、上位機種のInspiron 9400という選択肢もあります。ビデオ編集などにお奨めです。

DELLでは、「TrueLife」と呼ばれる光沢液晶と、昔からある非光沢液晶の2種類から選択することができます。

光沢液晶というのは、家電量販店でもよく見かける、表面がツルツルした液晶モニタのことです。

テレビやDVD映画の視聴、デジカメ画像のスライドショーなどに最適ですので、積極的に狙ってみるのも良いでしょう。

ただし、光沢液晶はモニタの映り込みが、非光沢液晶より大きいという短所もあります。文章作成など、業務・学業関連の作業が多い方にはあまりお勧めではありません。

ノートパソコンを購入する上で、液晶モニタの”大きさ”と”表示解像度”は、機種選択の大きな要因となります。

「CPUが高性能なので、処理が少し早い」
「ハードディスクが大容量なので、記録容量が他機種よりも多め」

といった微妙な体感差ではなく、液晶モニタの差は、日常の使い勝手に大きく影響してしまいます。

私個人的な意見としましては、

という印象があります。

その点、15.4インチワイド液晶は比較的マイナス要素がなく、業界標準となっている理由が良くわかります。
パソコン初心者の方や、特殊な使用目的をお持ちでない方であれば、15.4インチを購入しておけばハズレはないと思われます。

とは言うものの、私は14.1インチワイドのInspiron 640mを持っています。
（参照：Inspiron 640m購入レポート）

これは、液晶モニタの大きさよりも携帯性を重視したためで、多少の小ささは否定できません。手軽に使えるという長所もありますが、誰にでもお勧めできるサイズではないと感じています。

対して、17インチワイドは予想以上に大きく感じると思います。自宅の各部屋で使うとしても、持ち運びには全く向きません。

ただし、上記でもご紹介しましたが、表示解像度が非常に高く、動画編集などに最適です。
モニタサイズが大きいので、解像度が上がっても、それほど見づらくなることも少ない点も見逃せません。

また、映像の迫力がすごいので、一度DVD映画でも見てしまうと、15.4インチ以下の液晶モニタには戻れないかもしれません。

パソコンの使用目的をじっくり考えて、検討してみましょう。

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