DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Inspiron 6400の代替機を検討するコラムです。
ページ更新:2007/5/26
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大人気ノート「Inspiron 6400」の代替機を検討する

DELLノートパソコンのInspironシリーズで、大人気のInspiron 6400が一時販売中止になりました。
そこで、再販売されるまでの代替機について検討したいと思います。

7.Inspironシリーズのハードディスクを比較する

大容量化がすすむハードディスク

ハードディスクの主な役目を例に挙げますと、以下のような目的があります。

  • Windows(OS)をインストールして、パソコンを使えるようにする
  • 同様に、WordやExcelなどのソフトをインストールする
  • 文章ファイルや、動画や画像ファイルなど保存する

最近では、高画素デジカメで撮影した画像ファイルや、ビデオカメラで撮影した動画などを保存する機会が増えました。特に、動画はWordなどの文章ファイルと比べると、必要な保存容量が多くなるため、ハードディスクの大容量化が必要となります。

また、画像・動画編集ソフトを筆頭にソフト自体の容量も増えているため、保存容量の少ない機種ではすぐに記憶容量がなくなってしまいます。

このことを踏まえて、今では100GB以上という大容量も当たり前になっています。上位機種に至っては、200GB以上のハードディスクを搭載しているほどです。

数年前までは30GB程度、私が初めてパソコンを購入した10年ほど前では、1GBや2GBが主流だったことを考えると、すさまじい進歩です。

全機種で高速タイプのハードディスクを搭載

CPUやメモリと同様、ハードディスクにも接続規格があります。

ちなみに、DELLの規格は何かと言いますと、SATA(Serial:シリアル ATAの略)です。
従来のATAという規格をさらに高速化したもので、他メーカーにおいても現在の主流となっている規格です。

DELLのInspironシリーズでは、現在全ての機種においてSTAT規格のハードディスクを採用していますが、旧機種では一部ATA規格を搭載していた機種がありました。他メーカーでは、現在でも超格安機種において、一部ATA搭載機種が販売されていることもあるようです。

選択できるハードディスク容量

下記でお勧めの容量を詳しくご紹介しますが、動画の保存を頻繁にされない方は80GBでも十分でしょう。

対して、動画の保存がメインの方であれば、外付けタイプのハードディスクをオプションで付けるか、ハードディスクを複数台内蔵できるデスクトップ「Dimensionシリーズ」を狙った方が良いかもしれません。

ハードディスク容量以外の要素について

ハードディスクには、上記でご紹介した「データ保存容量」や「規格」だけでなく、もう1つ重要な要素が存在します。

それは、ディスクの「回転速度」です。
ハードディスクの回転速度について

ハードディスクというのは、複数枚の金属ディスクを重ね合わせた構造になっており、これを高速に回転させることによって、データを読み書きしています。

金属ディスクの回転数が高くなるほど、データを読み書きできるスピードが速くなります。

つまり、
「ハードディスクの回転数が高い」=「パソコン全体の処理速度が上がる」
ということになるのです。

ただし、回転数が高くなるほど、

  • 発熱が多くなる
  • アップグレード価格が高くなる

というデメリットもありますので、中〜上級者の方でなければ、無理に選択する必要はないように思います。

パソコン納得購入ガイドがおすすめするハードディスク容量

ハードディスクの容量を決定する決め手は、
今後どれだけデータを保存する可能性があるか
です。

画像や動画など、大容量ファイルを保存する可能性があるなら、大容量タイプのハードディスクを購入すべきでしょうし、ExcelやWordなど文章ファイル程度の保存であれば、最小限の容量でもOKです。

保存するデータによって、お勧めのハードディスク容量は違ってきますが、参考程度にご紹介しますと、
  • インターネットやメール、文章作成が主な使用目的の方は、80GBがおすすめ
  • デジカメで撮影した画像を中心に保存したい方は、120GB〜160GBがおすすめ
  • 動画編集やテレビ録画がメインの方は、「160GB+外付けハードディスク」がおすすめ

となります。

1GB当たりの単価を比較してみる

上記でご紹介したお勧め容量とは別に、コストパフォーマンス的に最適な容量を見極める方法があります。

それは、1GB当たりの単価を比較することです。

単価比較方法の紹介

例えば、以下のような例をご紹介します。

ハードディスク容量と追加料金の例
容量 80GBとの容量差 アップグレード料金 1GB増える毎の単価
250GB 170GB + 30,000円 30,000円÷170GB = 176円/1GB当たり
160GB 80GB + 10,000円 10,000円÷80GB = 125円/1GB当たり
120GB 40GB + 4,000円 4,000円÷40GB = 100円/1GB当たり
80GB - (標準構成) -
※参考例としての容量や価格です。実際の価格ではありません。

このように比較すると、ハードディスクの容量に比例して、1GB当たりの単価がわかります。特に、160GB→250GBではいきなり単価が上がるので、250GBはちょっと割高と判断できます。一番お得な容量は、120GBであることがわかります。

このように、「本当にお得な容量はどこなのか」ということを頭に入れつつ、必要な容量を検討してみることをお勧めします。

これからもデータの保存は増え続ける?

私もそうですが、
「このデータは残しておきたい。」
と思ったデータは、よほどのことがない限り、これからもずっと保存する場合がほとんどでしょう。

画像や動画を保存する機会は、これからも増え続けていく傾向にあります。
事実、ハードディスクの大容量化も進んでいます。

CDやDVDなどの外部記録メディアに保存し続けるという方法もありますが、次第に面倒になってハードディスクに残すだけになります。私の今の現状です・・・。

後で増設も考える

私のように、ハードディスクはいくつあっても足りない場合、
「今、無理に予算を奮発して、大容量ハードディスクを選択したとしても、結局足りなくなる」
ことが考えられます。

その点、将来的に、外付けで増設することを想定しておけば心配ありません。
初めから大容量ハードディスクを選択することに越したことはないですが、当初予算が足りなければ、後で増設しても良いでしょう。

とりあえず現状で足りるハードディスクを購入しておき、今後必要となった時に外付けタイプのハードディスクを購入する、というのがお勧めです。

外付けタイプのハードディスクは、とてもお得!

上記でご紹介したように、1GB当たりの単価を計算してみますと、内蔵タイプのハードディスクを容量アップするよりもかなりお得なことがわかります。USBケーブルで外付けすることになりますが、是非検討してみてください。

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