とにかく人気の高いInspiron 700m
ビジネスマンから女性まで、とにかく人気層の広いInspiron 700m。その理由は、シンプルな構成と驚くほどの低構成価格。そして・・・。
６．さらに詳しく液晶モニタを比較する
前ページではInspironシリーズにおける、液晶モニタの表示解像度の比較を行いました。
このページでは表示解像度を含めて、さらに詳しく比較を行います。
| Inspiron 700m | Inspiron 9300 | Inspiron 6000 | Inspiron 2200 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 液晶モニタ名 | 12.1インチ TFT TrueLife WXGA |
17インチ TFT Dell UltraSharp TrueLife WUXGA |
17インチ TFT Dell UltraSharp WXGA+ |
15.4インチ TFT Dell UltraSharp WUXGA |
15.4インチ TFT Dell UltraSharp WSXGA+ |
15.4インチ TFT Dell UltraSharp WXGA |
15インチ TFT XGA |
| 表示解像度 | 1280×800 | 1920x1200 | 1440x900 | 1920x1200 | 1680x1050 | 1280x800 | 1024×768 |
| ドットピッチ | 0.204mm | 0.191mm | 0.255mm | 0.17mm | 0.20mm | 0.26mm | 0.297mm |
| 視野角度 | 左右 65° | 左右 120° | 左右 120° | 左右 130° | 左右 130° | 左右 130° | 左右 80° |
| 輝度 | 185cd/m2 | 185cd/m2 | 200cd/m2 | 180cd/m2 | 180cd/m2 | 180cd/m2 | 185cd/m2 |
| コントラスト | 300：1 | 300：1 | 300：1 | 400：1 | 400：1 | 400：1 | 300：1 |
表示解像度とドットピッチについて
まず表示解像度で比較すると、Inspiron 700mはInspiron 6000の「Dell UltraSharpWXGA」と同じ1280×800となっています。
前ページでもお話しましたが、液晶モニタは細かな粒がたくさん並ぶことによって、一つの液晶モニタを形成しています。この粒間隔が大きくなると、液晶モニタ全体の大きさも比例して大きくなります。上記の表で言いますと、ドットピッチがこれに当たります。
この理由から、表示できる広さが同じでもInspiron 700mの12.1インチとInspiron 6000の15.4インチでは液晶全体の大きさが違ってくるのです。視野角について
視野角とはモニタの見える角度のことです。
Inspiron 700mは左右 65°となっていますので、それ程広くはないですが、モバイルパソコンとしての使用目的を考えますと充分だと思います。映画鑑賞などをメイン使用とするInspiron 9300やInspiron 6000では左右 120〜130°であることからもInspiron 700mでは、視野角に重点を置いていないことがわかります。
輝度について
輝度とは、一定の面積から放射できる明るさのことです。
輝度が上がると表示部分全体の明るさが増し、白っぽい部分がより明るく表示されますが、上げすぎると黒が浮きます。確かに映画鑑賞などでは、輝度が高いと黒色がつぶれなかったりするのですが、映画鑑賞などがメイン使用でなければそれ程気にする必要はないでしょう。
しかも、パソコンを長時間使用する場合は、目の負担を軽減するために少し暗めの方が良いとも言われています。
コントラストについて
コントラストとは、動画などの最暗部（黒）から最明部（白）までの許容量比率のことです。
簡単に言いますとどれだけ色の強弱が表現できるかです。
コントラストが高い(数字が高い)と、黒はより黒く、白はより白く表現されますので、はっきりメリハリのある発色になります。
このことから、映画鑑賞などがメイン使用でなければそれ程気にする必要はないでしょう。
また、コントラスト比が高すぎると、色調が減少して中間色が失われますので良し悪しです。
そんな私もInspiron 700mを購入した1人です。
→Inspiron 700m購入レポート