インテル社CPUとAMD社CPUの違い

CPUの2大メーカーといえば、インテル社とAMD社です。
「どちらのCPUがいいの？」そんな疑問を追求してみましょう。

４．CPU性能のおさらい

前ページまでは、インテル社及びAMD社のCPU概要に関してご紹介しました。
そこで、CPUの性能について、概要だけ復習しておきましょう。

CPUの性能を決めるポイント

例えば、次のようなCPUがあるとします。

●Core 2 Duo T5600 (1.83GHz)プロセッサ

「Core 2 Duo」はCPUのブランド名、「T5600」はプロセッサナンバ、「1.83GHｚ」は動作周波数です。

プロセッサナンバ

CPUの構造及び性能を表すブランド名。
基本的に同じブランドのCPUであれば、動作周波数が大きいほど性能は上です。

2次キャッシュ

CPU上にある高速メモリのことで、データ処理の高速化に役立ちます。
キャッシュ容量が多いほど、大量のデータを扱うことが出来るため、高性能と言えます。
となります。

一昔前は、動作周波数の大きさ=CPUの性能だったのですが、最近ではシングルコアCPU＜デュアルコアCPUという印象が強い傾向にあります。

大切な要素である2次キャッシュメモリ

動作周波数よりも大切だと言われるのが、2次キャッシュの量です。
各CPUの2次キャッシュ量を比較してみますと、

となります。

厳密に言いますと、単にキャッシュ量だけで比較できる訳ではありませんが、大きなデータを扱う場合ほど、キャッシュの量が重要になることは間違いありません。

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