DELL(デル) Dimension/Inspiron
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ページ更新:2006/2/9
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パソコン初心者の方のためのDELLカスタマイズ基礎知識

パソコン初心者の方のために、DELLのカスタマイズ項目に沿って、パソコンの基礎知識をご紹介!

3.メモリは多すぎても少なすぎても非効率!

メモリはCPUと並んで、パソコンの性能を左右するパーツです。
使用目的と必要なメモリ容量を知って、無駄のないカスタマイズを心がけましょう。


メモリの性能表現を謎とく

例えば、

  • デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ(533MHz, Non-ECC)
    システム最大4GB、DIMMソケット x 4

と書かれているメモリがあるとします。

デュアルチャネルというのは、メモリを2枚搭載した場合にデータの転送を並列化することによって、従来比2倍のデータ転送量を実現しようということです。メモリを1枚しか搭載していない場合には、その効果はありません。

DDR2-SDRAMは、かなり高速なメモリの規格。
ちなみに一世代前の規格は、DDR-SDRAMです。

533MHzというのは、メモリのバス周波数です。
この数字が単純に大きくなると、データの転送速度が速くなりますので高性能となります。

高性能なパソコンには667MHz、低価格パソコンには400MHzといったメモリが採用されており、チップセットなどによって搭載できるメモリの規格は決まります。

ECCとは?

次に、Non-ECCという意味ですが、内容が少し難しいので、パソコン初心者の方は飛ばされても結構です。

まずECCとはError Correcting Codeの略称で、誤り訂正符号のことです。

パソコン内でハードディスクなどからデータを読み出す場合、データの誤りを訂正するたことを目的とした冗長的データを付加します。このデータのことを誤り訂正符号と呼びます。

すると、データに高い信頼性ができるため、業務用サーバなどの記憶装置やデータ伝送路に利用されています。

では、Non-ECCは?

つまり、Non-ECCは「ECC機能がありません。」ということです。

メモリには、ECCとNon-ECCの2種類のメモリが存在し、ECCの方が高価になります。
もちろん、ECCの方が良いに越したことはないのですが、個人用途として必要な機能でもないとのことから、Non-ECCメモリのタイプが殆どのようです。

DELLでもNon-ECCとなっているため、特に気にする必要はないでしょう。

搭載できるメモリの最大容量について

システム最大4GBというのは、そのパソコンに搭載できる最大のメモリ容量のことです。
また、DIMMソケット x 4というのは、メモリを射しこむ箇所が4ヶ所ありますよということです。
つまり、メモリは4枚まで搭載することができて、その総合計容量は4GB以下となります。

メモリには色々な種類があることを知っておくだけで充分

このように一言で「メモリ」といっても、色々な規格があります。
そんなこと言ってもよくわからないよ!
と思われる方も多いでしょう。

その点、DELLでは、機種によって最適なメモリの規格が決まっています
つまり、メモリの容量を考えるだけで良いので、パソコン初心者の方にも安心なのです。

 DELLで選択できるメモリの種類や性能詳細については、デル株式会社(公式ページ)をご参照下さい。

  メモリの容量について注意すること」に続きます。

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