DELL(デル) Dimension/Inspiron
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ページ更新:2006/3/3
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パソコン初心者の方のためのDELLカスタマイズ基礎知識

パソコン初心者の方のために、DELLのカスタマイズ項目に沿って、パソコンの基礎知識をご紹介!

4.ハードディスクの容量の正しい選び方

CPU、メモリと並んで、パソコン3台パーツとされるハードディスク。
データの大容量化が進む近年において、重要な役割を果たしています。
使用目的に必要な容量を知って、一番お得なカスタマイズを考えましょう。


4.容量が大きくなり過ぎると単価が上がる?

上記でご紹介したとおり、基本的には大容量になるほど、1GB当たりの単価も安くなります。
(商品でいう、まとめ買いのような感覚でしょうか。)

ところが、ある一定容量以上になると、1GB当たりの単価が上がってしまうと言う逆転現象が起こるのです。

例えば、Dimension 9150の場合を見てみますと、以下のようになります。

Dimension 9150 ハードディスク容量と金額の比較
ハードディスク容量 グレードアップ料金 1GB当たりの単価
1000GB(500GB×2) 100,000円 100.0円
750GB(500GB+250GB) 67,000円 89.3円
500GB(250GB×2) 34,000円 68.0円
410GB(250GB+160GB) 28,000円 68.3円
320GB(160GB×2) 22,000円 68.8円
500GB 51,000円 102.0円
250GB 18,000円 72.0円
160GB 12,000円 75.0円
80GB 9,000円 112.5円
なし - -
※金額は2006.3.2現在

全体的に、ハードディスクの容量が増えるに従って、1GB当たりの単価が下がっているのがわかります。
この表で一番安いのは、500GB(250GB×2)の68.0円です。

ところが、750GBや1,000GBになると、反対に1GB当たりの単価が急激に上がっているのがわかります。
これは、500GB(1台)のハードディスクが高いことが原因なのです。

大容量ハードディスクが高い理由

ハードディスクの容量は、ここ最近で急激に増えています。
ところが、ハードディスクの外形サイズは決まっていますので、容量が増えても今までと同じ大きさのケースに収める必要があります。

例えば、
「現在250GBのハードディスクが入っている同サイズのケースに、500GBのハードディスクを入れることは難しい。」
といった技術的な問題が発生するのです。

つまり、技術の進歩が必要で、その分の開発費が、500GBのグレードアップ料金に上積みされているのです。
(最新の電気製品は高いが、型落ちのものは安い。)

また、大容量になるほど製造量が少なくなるため、大量に生産されている売れ筋の容量(現在でいう、160GBや250GB)と比較すると、価格が抑えにくくなります。

ハードディスク容量の選択は、あくまで使用目的で

ハードディスクの価格について色々お話しましたが、最終的な容量の選択については、使用目的で決めるべきだと思います。

予算も大切ですが、予算だけに注目し過ぎてしまうと、本来の使用目的がおろそかになる可能性があるからです。

大量のデータを扱いたいのであれば、価格が高くても選択すべきでしょう。
必要なハードディスクの容量であれば、購入するのを迷う必要はありません。

ハードディスクは、CPUやメモリと違って、余裕があるからといって無駄にならないことも多いパーツです。
動画や画像など、文章ファイル以外のデータを扱う場合は余裕を持ちたいものです。

それでも数年前までは、10GBでも大容量という時代だったことからも、いかに現在の技術進歩が速いかということがわかるのではないでしょうか。

容量の選択を迷われている方は、検討材料として1GB当たりの単価を比較されてみることをお勧めします。

 DELLで選択できるハードディスクの種類や性能詳細については、デル株式会社(公式ページ)をご参照下さい。

  次回は、「一番お得なハードディスクの容量はどれか?」について詳しくお話しします。

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